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4 月

ドキュメント内 教化研究 No.17 (ページ 66-73)

7

日の日中法要に法

事讃が勤められ︑中導師︑左右導師︑式衆ともに荘厳服︑

顕色の七条を着用し︑水冠︑槍扇(中導師は払子)を用

いて

い司

②法要次第

次に法要次第について比較する︒まず増上寺の法事讃

について述べてみたい︒これは︑研究代表︑研究主

務 ︑

主な研究スタッ

フが増上寺の式師会に所属しており︑御 忌大会において毎年︑法事識を勤めているからである

法要当日は︑午後

1

時半より大門から練り行列が始ま

研究活動報告

る︒

この行列は︑大変華やかで江戸時代の江戸名所図絵

にも描かれている︒大殿前の庭儀式を経て

2

時前後に大

殿内で法要が始まる︒法要自体の所要時間がおよそ一時

間程度に制約されているため︑増上寺では前述の﹁浄土 法事讃抄本法則﹂より抜粋した短縮版の法事讃を勤めて

いる

00

また︑本山の一大行事として︑随喜寺院︑檀信徒

等の多数の衆目の中で修せられるため︑演

出色の強い法

要になっている︒

法要開始直後

︑左 右脇導師は﹁散華荘厳の文﹂が唱え

二方に分かれて四方散華を行う︒

さら

に︑

ら れ

る 中

頭部分の﹁般舟

昧楽

﹂は

﹁抄 本法

﹂則 では 節が 無い が︑ 増上寺では︑故津田徳翁法儀司が考案された抑揚のある

独特の節回しで唱えられる︒公開講座ではこの節回しを

採用した︒

﹁抄本法則﹂では献供は最初に指定されているが︑増

上寺では伽陀が唱えられる中︑唱導師が酒水作法を行い︑

献供︑献茶︑稚児への潅頂酒水を行う

︒また諦経は阿弥

陀経後半部分を読む

最終

部分

では

2

人の殿司が導師︑式衆の経本を集め

左右召請人による送経問答が行われる

︒かように増上寺

の法事讃は威儀︑音声とも華やかで前述のように演出色 の強い法要になっている

つぎに︑知恩院の法事讃であるが︑基本的には﹁浄土

法事讃抄本法則﹂にのっとりつとめられている︒法要当

日は﹁法事讃﹂奉修の看板等は特に無く︑祖山式衆会が 自主的に勤めている色合いが濃い

︒御影堂も特に聴衆は

無く︑観光客が見学している程度である︒

平成口年6

月に筆者と福西主任が知思院の法事讃を再 度取材した際︑入堂から退堂までの所要時間はおよそ六

十分であった︒

また中導師︑左右導師には︑特に動きは 無く︑増上寺のように全員が散華行道を行うことはない

また︑式衆が散華行道を行う際には︑附

楽 さ れ る

しかし︑﹁抄本法則﹂を忠実に勤めているのは知恩院 の式衆会である

「法事讃」研究 法式的研究プロジェクト

6 5  

基礎研究

公開講座について

伝承儀礼研究班では

2

年間の研究成果を公開講座に

おいて発表することとした︒

3

にわ たる

検討

会の 結果

まず原則として﹁浄土法

事讃抄本法則﹂を全部勤めることとした︒その中に若干︑

増上寺の要素を取り入れた︒

①衣帯について

荘厳服を着用した︒

以下 はそ の

一覧である︒

2

中導

師・

:紫道具衣・

七条

・表袴・水冠・

領帽

・払子

荘厳数珠・蔑子

脇導師・

:松 襲道 具衣

・五百五十年遠忌七条・白切袴・

水冠

・領帽・

中啓

荘厳数珠・

蔑子

召請人・維那・

式衆 :・ 萌黄 献紗 衣

・五百五十年遠忌大

師五条・茶大紋切袴・

領帽

・中

荘厳数珠・

蔑子 殿司 :: :萌 黄枇 紗衣

・大 五条

・茶大紋切袴・領

・中

日課数珠・蔑子

②音声

・威

儀に

つい て

﹁般

昧楽﹂は増上寺で唱えられている抑揚のある

節を用いた︒阿弥陀経は後半部分を読み︑中導師の表白

を柴田研究員に依頼し︑若干短縮した︒善導大師の回願

を唱礼の節で唱え︑当役の独唱の後︑全員で復唱し︑威

儀(上品礼)をつけた︒最後には殿司による

集経

作法

左右召請人による送経問答も取り入れた︒

散華行道には三導師も加

わっ た

︒行道中には附楽はせ

ず︑維那が一句を独唱した後︑全員で復唱しながら︑行

道を行い︑仏前で散華した︒

③公開講座の概要

平成時年

3

月日日(水)︑大本山増上寺の

3

階道場に

て開催された︒場所の広狭︑聴衆の数を考慮して︑式衆

は召請人を含めて左右

3

人︑維那は別座とした︒

当日 は

午後

2

時より柴田泰山研究員が﹁善導大師と法事讃﹂の

講題で基調講演を行い︑少憩後︑法事讃法要を

一座

勤め

た︒役配は以下の通りである︒

研究活動報告

基調講演﹁善導大師と法事讃﹂柴田泰山

法事讃法要

中導師田中勝道

左導師西城宗隆坂上典翁右導師

左豆

繭人

山本晴雄右召請人贋本康真

維 那

庚本栄康

式 衆

首間浩昭

中野

孝昭

基礎 研究

布教的研究プロジェクト

布教資料研究

研究目的

当研究班では各種布教活動に役立つ資料をジャンル別

に収集・検討し︑その活用方法を模索することを目的と

する

︒左記の通りジャンル別に三部門のテl

マを

定め

文責

中野晃了

殿司

水野正雄 荒木信道

押野見順道

坂上典翁

それぞれの研究員が担当をして研究を進めた︒

楽師

池田智光

尚︑本報告は現時点での成果の中間報告であり︑それ

進行

福西賢兆

ぞれの研究は来年度以降も継続していくものとする︒ 主務/研究員

布教資料研究 布教的研究プロジェクト

6 7  

基礎研究

研究 内容

和歌・道詠の収集・整理とその活用方法について

﹁五重勧誠録﹂中の和歌・道詠を収集整理し︑活用法

を検討した︒

②﹁視覚的効果の高い布教法﹂について

パネルシアター・プロジェクタ1等を使用した新しい

布教方法を模索した︒

③ 一

般書籍の布教利用と︑その利用方法について

布教

法話に使える絵本のリスト作成とその活用方法

について検討した

目次

研究報告①

﹁和

・道 詠の 研究

l

五重勧誠における活用について﹂

(資料)五重勧誠録における和歌・道詠の活用

一覧

研究報告②

﹁視 覚的 効果 の高 い布 教法

│パネル法話の検討│﹂

(資 料) パネ ル法 話

原稿①﹁法蔵菩薩さまの願い﹂

原稿②

﹁六 つの 力﹂

原稿③

﹁五 つの 悪﹂

研究報告③

﹁絵 本を

利用した布教実践について

ー法話の序説としての﹁いのち﹂の絵本│﹂

(資

料)

一一絵本論・絵本ガイド

﹁い

のち

﹂の

絵本

研究 スタ

ッフ

一覧

(敬称略)

福西賢兆(浄土宗総合研究所主任研究員)

輝 主 務

浄 土

t

ぷ入

/ u   任 研 究

後藤真法

宮入良光

郡嶋昭示

正村瑛明八木英哉

文責者佐藤晴輝主務/専任研究員

経常的運営他研究機関連絡提携

他教団交流

他教団

女流プロジェクトの活動は︑主に本研究所と研

究を提携している

他 教 団

附属研究所との研究交流を行う

ことである︒

毎年︑定期的に行われるものとして︑﹁教団付置研究

所 懇 話A

;z:;; 

と 各

刀言

関 係 研

関 交 流h

;z:;; 

と 現 代

における宗

教の役割研究会(コルモスこがある

教団付置研究所懇話会

﹁懇話会﹂は結成されて満

4

年がたつ︒

仏 教 各

宗︑キ

研究活動報告

リスト教カトリ

ック

・プロテスタント各教派︑神道︑新

教各教団が付

置する研究所に所属する︑信仰者である

宗教研究者が互いの立場を超えて研鎖しあう場である︒ 参

加団 体は

毎年

日月に研究大会(懇話会)をおこな

っている︒

また︑この会には︑毎年

l

度の研究大会の他

‑ ﹄ ︑

一つのテ

l

マで定期的に研究を行う﹁研究部会﹂が

ある︒

第4回の今年度の研究大会は曹洞宗総合研究センター

でおこなわれたが︑本研究所は大会の実行委員会委員と

して︑会場︑日時︑スケジュール︑発表者の人選など

3

回行われた実行委員会の事務を担当した︒

また︑﹁生命倫理研究部会﹂

の立ち上げに中心的な役

割を果たし︑第

1

回の研究

会を当研究所で行った︒

以後

も︑本研究所の﹁生命倫理﹂プロジェクトはこの﹁研究

部会﹂に参加し︑研究大会でも︑発表を行

った

︒この内

他教団交流 他研究機関連絡 提 携

経常的運営

6 9  

容に関しては︑﹁生命倫理﹂プロジェクトの活動報告を

参照されたい︒

また︑平成四年度の懇話会年度大会は︑浄土宗総合研

究所が受け持つことが決まったので︑準備を円滑に行う

ために︑平成時年度の大本(京都府亀岡)年度大会の実

行委員会実行委員も担当することが決まり︑平成口年四

月と今年

3

月に行われた実行委員会にも武田が参加

した

コル モス

昭和必年に第

1

回研究会が開催されたコルモスは︑今

年第臼回を迎えた︒今年の総合テ

l

マは

﹁冥 福と 幸福

であった

今年は武田道生︑佐藤晴輝︑坂上雅翁︑後藤

真法︑名和清隆の

5

名が参加した︒

1

日目は︑南山大学

名誉教授のJ

v .

ブラフト氏が﹁キリスト教の天国﹂

京都大学名誉教授の長谷正嘗氏が

﹁報 土と して の浄 土﹂

と題する講演を行った

︒ 2

日目は︑参加者全員が三

つの

分科会に別れてそれぞれのテ

l

マで討議を行った︒

分団は﹁社会現象としての天国﹂というテlマで︑発題 を園事院大挙教授の石井研士氏が行い︑司会は本研究所の武田道生が担当し︑坂上雅翁も参加した︒第

2

分団

﹁遺骨灰と死後の魂の行方﹂というテ

l

マで︑大阪大学

名誉教授の大村英昭氏が発題を行い︑後藤真法が参加し

た︒第三分団は﹁慰霊と供養﹂というテ

l

マで︑大阪大

学教授の川村邦光氏が発題を行い︑佐藤晴輝︑名和清隆

両名が参加した︒各宗教によって︑さまざまな解釈や意

昧を持ったテ

l

マだけに︑今回のコルモスは︑充実した

ものとなった︒

活動内容

{教団付置研究所懇話会︼

V第

4

回懇話会年次大会実行委員会

5月日日{場所}東京曹洞宗総合研究センター

{参加者}武田道生

盟 友

1 7

三主第

四年

警白

委 薗

員 付 と 置 て 究し 研 所 懇 懇

意慧

;z:;;  ;z:;; 

の に 発 つ 表 い 者 て 決 定

プログラム作成など

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