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630え

XI. 11回目

1日へ  ノ第  舌 1.

2.

3.

日時  10,月 10日 (金) 9:11〜9:25

場所 C特別支援学校 中等部2組教室 内容

1)ポストテスト 所持金で購入可能な品物の選択 2)本時の学習

  所持金で購入可能な品物の選択(図C.11.1)

   例 問題文1  「どれならかえる?」

     問題文2  「800えんもっているとき」

     選択肢(画像) 850えん 780えん

【1]どれならかえる?

     700えんもっているとき

o

780えん

92◎

630え

あなたのこたえ=

図C.11.1所持金で購入可能な品物の選択 4.結果

  1)ポストテスト

    所持金で購入可能な品物の選択     20間中11問正解(正答率55%)

  2)本店の学習におけるC児の5問ごとの正答率を表C.11.2に示す。

       表C.11.1 C児の5問ごとの正答率 回数 正答率(%)

1回目 100 2回目 83 3回目 71 4回目 62 5回目 62 5.観察記録

 C児は教室へ入ってくると「S先生は?」と昨日休んだ先生のことを尋ねた。「S先生は今日も お休み」と別の担任から聞くと残念そうだった。

 筆者は学習を開始するために席に着かせ、「まずテストをして90点以上なら次の勉強に進みま す」と伝えた。するとC児は「今度こそ」と意気込みを見せた。また、1問目を解答するときに

「1番ちゃう?」と筆者の顔を見て同意を求めたが、筆者は無反応であったため、2番を選択し、

誤答した。その後、筆者は下を向いていた。結果は正答率55%であった。

      老  こ     iへ     圭 〆

 本時の学習は先週と引き続き所持金で購i入可能な品物の選択であった。5問で1回とし、10回 行うように指示した。「持っているお金の方が高かったら、買えるの?安かったら買えるの?」と 問うとC児が「安い!」と答えたため筆者は「持っているお金の方が高くないと買えないよ」と 教示した。900円の所持金に対して980円を選択した。「これは900、(980円の画像を指差しな がら)これは?」と聞くとC児は「980円」と答えた。筆者は「同じ位やな。位が同じときには 最初の数字を比べます。(最初の数字が)同じなら、次の数字を比べます。次の数宇は980円の方 が大きいから、これは買えません」と教示した。その後はC児は自力で正答した。

 2回目C児は400円の所持金に対して520円の品物を選択したが、再度やり直しをし、自力で 正答した。3回目、C児は2問目正解の選択肢を選んだが、 CGIがうまく作動しなかったため、

誤答画面が表示される前にあわてて「もどる」ボタンを押した。すると、1問目にもどってしま った。サーバーの記録には1問目も記録されていなかった。

 3回目、C児は所持金400円に対し、520円の晶物を選択したり、900円の所持金に対し、980 円の品物を選択したりした。4回目、C児は3問誤答した。400円の所持金に対し520円の品物 を、900円の品物に対し、980円の品物を、600円の所持金に対し630円の品物を選択した。い ずれもその後C児は自力で正答した。

 5回目C児が600円の所持金に対し、630円の品物を選択したため「本当?」と聞くとC児は

「あっ」といって450円の品物を選択し直した。その後、C児は900円の所持金に対し、980円 の品物を選択、500円の所持金に対し、630円の品物を選択、800円の所持金に対し、850円の品 物を選択した。朝の会が始まり、学習は終了した。今回は回数を重ねるにしたがって1,2,3,

4、と誤答数が増加していった。適宜休憩をいれることの必要性を感じた。

X耳、12回目

1. 日時  10.月 12日 (金)9:10〜9:25

2.場所 C特別支援学校 中等部2組教室 3.内容

  1)ポストテスト 所持金で購入可能な品物の選択   2)本時の学習

   所持金で購i入可能な品物の選択(図C.12.1)

例 問題文1「どれならかえる?」

  問題文2「800えんもっているとき」

  選択肢(画像) 850えん 780えん

旧へ

[1]どれならかえる?

     700えんもっているとき

o

780えん

◎200

630え

あなたのこたえ;

図C.12.1 所持金で購入可能な品物の選択

4.結果

  5)ポストテスト

    所持金で購入可能な品物の選択     20間中14問正解(正答率70%)

  2)本時の学習におけるC児の5問ごとの正答率を表C.122に示す。

      表C.12.2 C児の5問ごとの正答率

回数 正答率(%)

1回目 45 2回目 83 3回目 83 4回目 57 5回目 83 6回目 71 7回目 83 8回目 100

5.観察記録

 C児は元気よく教室に入ってきた。筆者がポストテストをすることを告げると、C児は「今度 こそ100点をとるぞ」と意気込んだ。C児に対し筆者は「がんばってね」と激励した。するとC 児は「うん」と答えた。結果は正答率70%であった。筆者はC児に間違ったところを見せ、「な ぜ違ったと思う」と聞くとC児は「あっ、こっちや」といって正答のほうを指差した。

 本時の学習は引き続き所持金で購入可能な品物を選択するという内容の学習を行った。また、

筆者は朝の会が始まるまで学習を続けることを告げた。

 1問目、C児は所持金400円に対し、520円の品物を選択した。自分からやり直しをした。2 問目300円の所持金に対し、450円の品物を選択した。誤答である事が表示されると自らやり直

したが、再度誤答した。そのため筆者は「どれを見ないといけない?」と聞くとC児は「300」(所 持金)を答えた。「その次は?」と聞くとC児は「250」と品物の金額を答えた。筆者が「それか

表  旧へ

らどれをみる?」と聞くとC児は戸惑った様子だったので、筆者は後を続けた。筆者は「まず、

(所持金の最初の数字を指差して)3と(購入する品物の最初の数字を指差して)2を見るんだ よ。持っているお金の方が多いと買える?少ないと買える?」と聞くと、C児は「少ないと買え る」と答えた。そこで筆者が「持っているお金の方が多くないと買えないよ。持っているお金よ

り高い買い物したら、捕まるよ」というとC児は「えっ!」と驚いていた。

 2問目、C児は300円の所持金に対し、450円の品物を選択した。筆者は再度1問目と同様に 教示した。C児は4問目800円の所持金に対し、850円の品物を選択したが、自らやり直しをし、

正答した。さらに5平目でもC児は1000円の所持金に対し、1500円の品物を選択したが、自ら やり直しをし、正答した。

 2回目、C児は周りの子どもを意識し始め、他の生徒の話が気になって仕方ない様子である。

そこで「ほら集中して」といったがしばらくするとまた、C児は他の生徒の方を向くということ を繰り返した。1問目、2問目と連続で正答したので筆者は「すごいね」と賞賛した。3問目C 児は「一発」と見ただけで判断できることを筆者に強調してきた。筆者は「一発じゃなくていい からじっくり考えてね」と答えた。4問目、C児は600円の所持金に対し、630円の品物を選択

した。自らやり直しをし、正答した。

 3回目、1問目の所持金300円に対して450円の品物を選択した。自らやり直し、正答した。

ここで1分間の休憩を入れた。休憩の間はこの日に行われる校外学習(芋ほり)について雑談し た。C児の方から「やろか」と言って学習を再開した。

 4回目900円の所持金に対して980円の品物を選択した。そこで筆者が「持っているお金と品 物の値段どっちが大きいと買えるの?」と聞くとC児は「こっち」といって晶物を指差した。筆 者は「持っているお金が多くないと買えないよ」と教示した。また、その後も700円の所持金に 対し、780円の品物を選択したり、600円の所持金に対し、630円の品物を選択したりと誤答が

続いた。

 5回目、筆者は「『ざんねん』が1回もでなかったらこれで終わり」と告げた。するとC児は驚 いた様子であった。3問目C児は800円の品物に対し、850円の晶物を選択し、誤答した。6回

目、600円の所持金に対し、630円の品物を、700円の品物に対し、780円の品物を選択した。5 回目が終了した時点で「疲れた」とC児は言ったが、朝の会がまだ開始されそうになかったので

続行した。

 再度「ざんねんが一度も表示されなかったら終わり」と告げるとC児は「ざんねんがでなかっ たら終わり」と終わるという手話をしながら答えた。1一目600円の所持金に対し、630円の品 物を選択した。2問目、3問目と連続正答したので「おお一」と賞賛した。4問目、700円の所 持金に対し、780円の品物を選択した。

7回目、C児は800円の所持金に対し850円を一旦選択するが自分で気が付いて780円へ変更

旧へ

した。300円の所持金に対し、450円の品物を選択した。8回目、C児が500円の所持金に対し、

630円の品物を選択したので筆者は「5と6はどっちが大きい?」と聞くとC児は「6」と答え た。また、筆者が「じゃあ、500円と630円はどっちが大きい?」と聞くとC児は「630円」と 答え、選択し直した。朝の会が始まり、学習を終了した。

 今回の学習でC児にはこの段階の指導が難しいように思われた。まず、所持金に対し、ひとつ の品物が購入可能か否かを問う問題を学習してはどうかと筆者は考えた。

X皿.13回目

1.日時10月17日(水)9:00〜

2.場所 C特別支援学校 中等部2組教室 3.内容

  1)  ポストテスト 所持金で購入可能な品物の選択   2)  プリテスト

      所持金内で購入の可否の判断   3)  本時の学習

所持金内で購入の可否の判断(図B.13.1)

例 問題文1「これ かえる?」

   問題文2「700えんもっているとき」

      問題画像 630えん

       ρ       ρ

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[1]これかえる?

  3

U30えん

700えんもっているとき?

②x

あなたのこたえ=

もどる      すすむ        図13.B.1 所持金内で購入の可否を問う問題 3.結果

  6)ポストテスト

    所持金で購i入可能な品物の選択     20聖賢11問正解(正答率55%)

  2)プリテスト

    所持金内で購入の可否の判断     20間中8問正解(正答率40%)

    エラーパターン 交互に○と×を解答、または○、×、○、×、xと解答 3)三時の学習におけるC児の5問ごとの正答率を表C.13.2に示す。

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