このように、タイプフェイスに ける文字等の 一揃い と 、その文字数 使用目的 等によって増減するもの ある
タイプフェイスに ける文字等の 共通した特徴
タイプフェイス あるコンセプトに従い創作された一揃いの文字等 ある 、客観的に 見ると、その特徴 、一 のタイプフェイスを構成するすべての文字等 一 しているわ け い 実用性の高いフォントを製作するた 、タザイナー 、例え 漢字に いて
、可読性を 、また、同 ゠ヤベントを持 漢字に いて違和感 生 いよう、個々 の文字に いても縦線ン横線の幅を変えたり 図 、旁の幅に合わせて偏の幅を変えたり 図３ 、冠の形状に合わせて脚の形状を変える 図 また、他の字との違い 分 る よう、似た字の相互の違いを強調したり 図 、錯視を補正したり 図 する これら の修正の結果、タイプフェイス 、タザイナーの基本コンセプトに従い創作された一揃い の文字等 あるものの、客観的に細部を観察すると、その形状の特徴に 、基本コンセ プトの範囲内 、一定の決まりに基 く例外的処理 少 ら 含まれる
1平
ガクック体の漢字に筆書体の平仮名を組み合わせた有名 例として 、ガクック体の漢字にアンスック体という仮名 を組み合わせたもの あり、昭和年0 代初頭 ら漫画の吹 出し 一般的に用いられている 漫画の吹 出し書体の 変 に いて 、 文字に生 る 編纂委員会編ン前掲注 11、1拡 頁等を参照
1年
社 日本エラフ゛ックタザイナー協会教育委員会編 V同先訴グセ コゴ先同ザN タイポエラフ゛ンクンピルブーク 年イ頁 耀社、改訂新版、平00ィ に いても、 を変える け 、文字列のイベーグ 変わる と の漢字に対し て、多くの のタザイン 可能 ある 漢字 字種 多く、制作に労力と時間 ること ら、 のバモ゠ー クミンを多く制作する方法 よくとられている とされている
図 ．字画ごとの線幅の違い 図３．日偏の縦横比の違い 図 ．冠の違いによる脚の形状の違い
図 ．字体の近い字同士の差異 図 ．錯視の補正
ⅲ タイプフェイスの 完成
タイプフェイスの創作の流れに いて、 の時点をもってタイプフェイスの 完成 と 客観的にとらえ得るの 、その判断 難しい
ま 、タイプフェイス 、基本コンセプトに基 一揃いの文字等の形状 創作される こと ら、この基本コンセプト 決定された時点をタイプフェイスの 完成 ととらえる こと 考えられる し し ら、この基本コンセプト タザイナーのアイタア あり、
具体的に特定すること 、この時点をタイプフェイスの 完成 と とらえ難い 次に、フォント化する前段階のタイプフェイスの創作 終了した時点 考えられる 、 フォント化する際に可読性ン文字 ぶれン他の文字とのバランスを採る等の観点 らタイ
プフェイスを構成する個々の文字等に修正を加える この場合の修正も基本コンセプトに 基 くもの ある こと 一般的 あり、フォント化する前後 タイプフェイスを構成 する個々の文字の形状 微妙に異 ってくること ら、この時点をタイプフェイスの 完 成 ととらえることにも問題 あろう
さらに、フォントの製作 完了した時点 考えられる 、フォント 完成した後も、不 足した文字 追加されること等 あり得る 、改刻等 文字の形状自体も修正される可能 性 あることを ん みると、この時点に いても、完成と いえ い面も残されている
、一 のタイプフェイスを基にして複数のフォントベンジー フォントを製作する場 合に いても、各フォントベンジー タイプフェイスをフォント化する過程 、そのタイ プフェイスに ける個々の文字に 述のよう 修正を加えるた 、作成されたフォントに より具現化されたタイプフェイス 、各社により微妙に異 っている 図７参照 この場 合に、 の時点をもってタイプフェイスの完成とする の判断の違いによって、一 のタ イプフェイスを基に のわ に異 るフォント 製作されたとも考えられるし、ある タイプフェイスを基に非常に類似した のタイプフェイス 創作されたとも考えられる このように、タイプフェイス 基本コンセプトに基 創作するもの ある 、その 基本コンセプト 定まった段階 も、また、その基本コンセプトに基 タイプフェイス 具現化された段階 も、タイプフェイスの創作 完了したと いい難く、い の時点を もって創作 完了した に いて客観的に定 ること 難しい
図７． 種類の平成明朝体テ年 の形状の違い
同 平成明朝体 あっても、フォント化される会社により、違い 生 ている 実線 コサ平成明朝体 テ年、破線
｢先 平成明朝体テ年 、それ れ イ00ポイントに拡大して重 合わせた 第１画の入りの形状 、コサ 平成明朝体 テ年 に比べ
｢先 平成明朝体テ年 の方 若 ふっくらしている 図中 ほ 、第３画の下方のカーノに いて違い 生 ている 図中
． タイプフェイスの現在の法的保護
１． 我 国に けるタイプフェイスの法的保護
我 国の現行法にタイプフェイスの保護を明文化した規定 無い 、過去の裁判例等に 基 くと、タイプフェイスの法的保護として 、 １ 著作権法による保護、 不法行 為法による保護、 ３ 不正競争防 法による保護 考えられる また、タイプフェイス等 に関する契約関係 ある場合に 、 契約による保護 考えられる その他、市場 商 品として流通するフォントに いて 、 タグタルンフォントのプロエラム著作権に基
く保護 考えられる
１ タイプフェイスの著作権法による保護
タイプフェイスの著作権法による保護に いて 、そもそもタイプフェイス 美術の著 作物