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等、他分野の文化の振興を妨 る それもあること ら、タイプフェイス

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著作権法第 10 条第1項第1号 小説、脚本、論文、講演その他の言語体系 表現されたもの すべて著作物に含ま れる 述等、文書の形式 くとも著作物たり得る

の利用や、既 のタイプフェイスを利用した 次的 創作も含 、創作者の保護と利用と のバランスを取ること 重要と考えられる

保護を けるた の形式的要件

タイプフェイスの保護 、フォントの形式にとらわれ い文字の形状自体の保護 ある ら、その法的保護 フォント化するま にと るべ あると考えられる す わ 、 文字の形状 ら、フォント化すること及びフォント ら文字のタータを抜 出す等、再度 フォント化すること けを保護し、フォントを利用して印 する、テヤビのテロップを作 成する、ロガブークを作成する等、フォントの使い方に いて フォントとしての保護に ゆ るというもの ある この点に いて 、タイプフェイスの特性に基 く問題 生 ていること 前提 あり、また、情報伝達の媒介 ある文字の形状自体を保護するもの あること ら、情報伝達を阻害し いよう、 のよう 保護を与える に いて十分 議論 必要 ある

他方、市場に流通するの タイプフェイス くフォント あること ら、フォント を保護すること 、タイプフェイスの保護を実現するという考え方もある し し、フォ ントを保護したとしても、同 印 結果と る異 る形式のフォントに対して 保護 及

いと考えられ、また、技術の進歩等 フォント形式 変わる

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こと 、法的保護の効 果 無力化することも考えられること ら、フォントの保護によりタイプフェイスの保護 を実現 る という点に いて 疑義 残る さらに、タグタルンフォントに いて プロエラムの一類型として著作権 の保護を ける可能性 あること等を考慮すると、新 た 法的保護を与える場合 、フォントよりも しろタイプフェイスを対象とすること 好ましいと考えられる

タイプフェイスの形状の統一性

タイプフェイスに新た 法的保護を与える場合、その形状の統一性に いて 、以下 考えられる

○ 統一性を有するタイプフェイスのみを保護する

○ タイプフェイス 保護を けるた に、統一性 あることを前提とし い タイプフェイス 、一般に、形状に関するあるコンセプトに従い創作された一揃いの文 字等とされていること ら、保護を けるタイプフェイスに 、タイプフェイスを構成す る文字 共通した特徴を有する必要 あると考えられる

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例え 、フォント 、従来、有体物 あるアナロエンフォントとして流通していた 、現在 、主に無体物 ある タグタルンフォントとして流通している

た し、ここ いう統一性 、成立要件に厳密 意味 文字の統一性を求 、タイプフ ェイスの保護対象を限定するというより 、 れ 見てもまとまりの い文字の集合をタ イプフェイスと認 、保護対象として認 いという趣旨といえる ら、タイプ フェイス すべての文字 基本コンセプトに基 機械的に作られたもの く、基本 コンセプトに従い も、文字の成り立 や錯視等を考慮し、個々の文字に修正を加える こと 一般的 あり、このよう 修正の結果、厳密に 基本コンセプト ら外れた文字 少 ら 在し も、感覚的に 全体として共通した特徴を有するように見えるもの こそ 、質の高いタイプフェイスといえる ら ある このよう 創作を否定すること 質の高いタイプフェイスの創作を すもの いた 、タイプフェイスの統一性に い て ある程度漠然としたもの あっていいと考えられる 、その統一性の判断基準や、統 一性を外れた文字等の取扱いに いて定 けれ ら い さらに、統一性の判断 、 線の太さ、゠ヤベントの形状 け く、懐の広さと呼 れる文字内の空間の広さ等の文 字以外の空白部も含 、極 て感覚的 判断をし けれ ら いた 、厳密に判断する こと 、類否判断以 に困難 ものと ると考えられる

このように困難 判断を要する統一性を保護要件とし い場合、す わ 、タイプフェ イス 保護を けるた に、統一性 あることを前提とし い場合、 れ 見てもまとま りの い文字の集合 あってもタイプフェイスとして保護対象と り得る 、そのよう タイプフェイス 保護されたとしても、タイプフェイスの保護 それを構成する文字等全 体として 生する以 、他のタイプフェイスに及 す弊害も少 いこと ら、形状の統一 性 、保護されるタイプフェイスの要件に必 しも必要無いという考え方もある

保護されるタイプフェイスの保護単位 文字数

タイプフェイスに新た 法的保護を与える場合、タイプフェイス 印 ン表示等に用い るた に必要 まとまりをもって一 の保護単位とすること 適当と考えられる 数字、

アルファベット、平仮名、片仮名に いて 、例え ジイアクモテ゛カルブーク

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を除い た文字群とすると、その集合 100 文字程度以内に まるた 、必要 すべての文字一揃 い 保護単位とすること 可能と考えられる

し し、特に漢字や記号等に いてすべての文字等の集合を定 ること 現実的に困難 あること ら、便宜 一定の文字数を定 るを得 いと考えられ、漢字ン記号等の保 護を けるた の保護単位と る文字数 、以下 考えられる

○ 保護を けるた に必要 最低限の文字 けを定 る

○ タイプフェイスの保護 生する文字のまとまりを定 る

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日本語の濁点や半濁点のように、同 文字に対し 音を区別する必要 ある場合等に用いる記号 チイゼ語のゞムラ ゞトや、フランス語のトヤブ等 これに当たる

事後的救済や行為規制型の保護等、必 しも保護されるタイプフェイスの文字数を定 る必要 無い場合 、特に文字数を限ら い保護のあり方に いて検討すべ あると考 えられる し し、文字数を限ら い場合に、一部の文字の使用 あっても侵害と ると すると、保護される単位 明確 く り、第三者の自由 文字の活用を阻害することに るた 、適 い 同様に、少 い文字数 も保護を けられるとすると、特定の 文字にそのタイプフェイスを使用した け タイプフェイスに係る権利を侵害することと り、特定の文字の独占に る それ あること ら、保護を けるた に最低限必 要 文字数に いて検討し、これを含 タイプフェイス全体として保護を けること

るとすることも考えられる

他方、タイプフェイスに関する問題を解決するた に、権利侵害に ける過失の推定を けるよう 絶対的独占権 タイプフェイスを保護する場合等、強い保護をタイプフェイ スに与える場合に 、第三者 無用 侵害問題に巻 込まれ いよう、保護されるタイプ フェイスに いて公示する等保護の客体を明確にする必要 ある このた 、タイプフェ イスの集合同士 比較しやすく るよう、保護を与える文字群とその順序に いて定 る こと 望ましいと考えられる また、文字数を限る場合に いても、部分的 保護を け ることを可能とすると、特定の文字の独占に る それ あること ら、保護 定 られたすべての文字を一 の保護単位として与え、部分的 まとまり 保護を けること

いとすべ ある

さらに、文字数を定 た場合、具体的に表現されてい い文字の取扱いに いても検討 すべ

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と考えられる 、タイプフェイスの統一性に あいまいさ あること ら、具体 的に表現されてい い文字の形状を定 ること 実体的に不可能 あり、これらの文字に ま 保護 及ぶとすること 適 いと考えられる

3 保護を けるた の実体的要件

タイプフェイスに新た 法的保護を与える場合、その保護を けるた の実体的保護要 件として 、以下 考えられる

○ 独自に創作したもの あれ 保護を けること る 独創性

○ 過去に 在し ったもの ある必要 ある 新規性

○ 新規性に加え、容易に創作 いもの ある必要 ある 創作非容易性 タイプフェイス 創作活動の成果 あり、その保護 創作した者に対して帰属させるべ もの あること ら、その保護要件として、独自に創作したもの あること 必要 あ

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半田ン前掲注 、台ィ頁に いて 、所定の字数を 録する制度を採る場合に、統一した思想に基 いて作成されるそ れらの文字以外の文字を ガースト字体 と呼び、ガースト字体に いても 録された文字と同様に権利 生する と解され けれ い旨を指摘している

ると考えられる 独創性のみ 保護要件と った場合 、他人の創作を知ら に創作され た全く同 タイプフェイスも保護されることと る

ここ いう独創性に いて、タイプフェイスの文字の形状 、字体及び字形を構成する 要素に いて、文字文化内の共通認識及びヒトの生理的 知覚機能に基 、図形のパタ ーン ら特定の文字と認識 る範囲という制約の中 創作されるた 、既 の書を基に 新た タイプフェイスを創作することも考えられる 、このよう 場合、 の程度の創作 加えられれ 独自に創作したものと認 る という点に いて 、慎重 議論 必要と 考えられる

独創性 ある程度主観的 判断基準 あり、これのみを保護要件とした場合、他人の創 作を知ら に創作された全く同 タイプフェイスも保護されることに り、第三者の混乱

を生 い

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そこ 、同 文字に対し複数の権利 生すること 好ましく いこ と ら、より客観的 判断基準として、過去に 在してい い創作 新規性 を保護要件 とすること 考えられる

ここ いう新規性に いて実質的に同一のもの 過去に 在し けれ 保護要件を満た すとする 、類似のものも含 過去に 在し いことを要件とするの に いて 、判断 手法や基準という実務面を含 、慎重に議論する必要 ある 従前の技術に改良を加え進 歩する技術や、新た タザインによりユーザーに新た 価 観や生活様式を提供するタザ インの創作と 異 り、タイプフェイスの文字の形状 、 述のよう 一定の制約の中 創作されるもの あり、また、従来 ら 在する書体 あっても読みやすい書体 価 高く、その価 の高さに ある程度の晘遍性 あるた 、タイプフェイス相互間に 類似 性 生 ること 否 い した って、その類似範囲 意匠法等に比べ く ら るを 得 いと考えられる

また、新規性に加え、意匠法の保護要件 ある、当業者にとって容易に創作 るもの いこと 創作非容易性 をタイプフェイスの新た 法的保護の要件とすることも考え られる 、実用的 タイプフェイスの創作の手法 手書 文字に関する書法等により確立 しているものも少 く いこと ら、 こま 容易 創作 という点に いて定 るこ と 困難 ある 装飾的 書体の創作に いても同様に、より文字数の少 いロガ等 試 されている手法 用いられることもあると考えられるた 、創作非容易性を保護要件とす ると、保護を けることの るタイプフェイス ほとん 在し いものと考えられる また、タイプフェイスに加えられた創作 高度 もの そう い の判断自体 困難と 考えられること ら、創作非容易性を保護要件とすること タイプフェイスの保護に ま いと考えられる

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著作物一般 、思想や感情の表現 あり全く同 ものと りにくいのに比べ、タイプフェイス 、読みやすさを追求 した場合、特定の文字として認識 る範囲という制約の下 創作されること ら、似た文字と る可能性 高い

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