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(5)表 示

ドキュメント内 Microsoft Word - 0部0章-01表紙案 (ページ 72-77)

① 車いす使用者用である旨の表示

・車いす使用者用駐車施設には、

標識や表面への国際シンボルマ ークの塗装等、見やすい方法で 車いす使用者用駐車施設である 旨を明示した表示をする。

・駐車場に表示する国際シンボル マークの意味、及び使用法につ いては4.9国際シンボルマー クの形状及び使用を参照。

② 乗降用スペースの斜線表示

・乗降用スペース表面は、斜線で 塗装表示することが望ましい。

③ 誘 導

・駐車場の進入口には、車いす使用 者用駐車施設が設置されている ことが分かるよう表示する。

・駐車場の進入口より車いす使用者 用駐車施設まで、誘導用の表示を することが望ましい。

2.2.2 改善・改修のポイント

・2.2.1 駐車場の設計標準に基づき、改善・改修を行う。

・建物の出入り口に近い位置に駐車場を確保する必要がある障害者等は、車いす使用者 のみではないことに配慮し、車いす使用者に準ずる位置に、下肢障害者、妊婦、けが 人などが利用可能な駐車スペースを設け、これを分かりやすく表示する。

・車いす使用者用駐車施設に至る経路についても高齢者、障害者等が円滑に利用できる よう整備する。

留意点:車いす使用者等用である旨の表示

・車いす使用者、上・下肢障害者、妊婦、けが人、及び 乳幼児連れ利用者等も利用できる車いす使用者用駐 車施設等に、障害のない人の自動車が駐車してしまう と、車いす使用者等の乗った自動車が駐車できないた め、専用である旨の表示をする必要がある。

・車いす使用者にわかりやすくするため、また不適正利 用を防止するために、標識は目立つものとすることが 望ましい。

・一般スペースと区別がつきやすくし、また不適正利用 の抑止を図るために、表面への国際シンボルマークの 塗装は、青色の地に白色のマークとする等、目立つも のとすることが望ましい。

・パンフレット「障害者等用駐車場の適正利用のために」

(国土交通省総合政策局)及びホームページ(http:/

/www.mlit.go.jp/common/000143891.pdf)参照。

留意点:発券所等

・発券所等を設ける場合は、曲がり角や勾配のある場所 に設けないよう計画する等、安全な利用に配慮するこ とが望ましい。

・発券機や精算機等は、手や指の不自由な人も使えるよ うに位置等に配慮する。

・発券機や精算機は、運転席のみでなく助手席からも利 用できるように配慮する。

留意点:駐車場適正利用の取り組み

・車いす使用者用駐車施設等の適正利用に向け、一部の 地方公共団体で導入されている制度として「パーキン グ・パーミット制度」があるほか、商業施設・病院等 では、車いす使用者用駐車施設等の入口に専用ゲート を設け、利用者登録制を導入し、利用対象者以外の利 用防止に努めている例がある。

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パーキング・パーミット制度の事例 佐賀県(平成18年7月より)

① 背景

多くの人が利用する店舗などの施設には、身体に障害のある方 のための駐車場がつくられるようになったが、この駐車スペース を本当に必要とする人のために確保しておく統一ルールがなかっ た。障害のある方々からは、障害のない人が車をとめているため、

利用できないとの声が多く寄せられていた。

② 制度の概要

本制度は、真に必要とする人に身障者用駐車場を確保するため、

県が県内共通の利用証を交付することで、利用できる対象を明ら かにし、駐車スペースの確保を図るものである。

ⅰ)対象者は、以下の通り。

・身体に障害のある方で歩行が困難な方(駐車禁止除外指定車標 章交付対象者に準ずる)

・一時的に歩行が困難な方(けがをされている方、妊産婦の方)

・高齢者で歩行が困難な方(介護認定対象者に準ずる)

・難病等により歩行が困難な方

ⅱ)有効期間は以下の通り

・身体に障害のある方、高齢者及び難病等で歩行困難な方

・・5年(更新)

・一時的に歩行が困難な方・・・・・・・・・・1年未満で必要な期間

・けがをされている方・・・・・・・・・・車いす・杖などの使用期間

・妊産婦の方・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・妊娠7か月~産後3か月

ⅲ)パーキング・パーミットに協力している施設の種類

・商業施設、飲食店、医療・福祉施設、金融機関、官公庁・公共 施設、観光施設・宿泊施設、スポーツ施設・公園等、身障者用 駐車場を有する施設

ⅳ)連携する動き

・パーキング・パーミット制度は、思いやり駐車場制度等様々な 名称により各地に広がってきている。

・また、隣接する県の間で協定を結び、ある県で利用証を取得し た人が、近隣の県でも利用できるように連携する動きも広がっ てきている。

有効期間:5年間 有効期間:1年未満 発行している利用証(2種類)

車いす使用者用駐車施設等の例

車内に利用証を掲示している例

駐車場に掲げる案内表示 利 用 証

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2.2.3 設計例

・エレベーターホール前に設けられた車いす 使用者用駐車施設

・エントランスポーチの脇に設けられた車い す使用者用駐車施設

(ポーチまでスロープを設けている。)

・一般スペースと区別がつきやすいよう、塗 装された車いす使用者用駐車施設(車路の 歩行者用通路は、別の色で塗装されてい る。)

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-2.3 建築物の出入口

◆設計の考え方◆

・建築物の主要な出入口においては、高齢者、障害者等が安全かつ円滑に通過できること、建築 物や施設に関する情報が適切に表示されていることが重要である。

・高齢者、障害者等が施設の利用に際して情報や援助を必要とした場合に対応できるよう、従業 員の配置等の準備をしておくことが求められる。

・設計にあたっては、建築物の用途や管理の仕方、利用状況等を十分に想定する必要がある。

・車いす使用者に配慮して、建築物の出入口においては、段差を設けないことが原則であり、地 形等によりやむを得ず設ける場合には、傾斜路や昇降機を設置する。傾斜路や昇降機の設置に ついては、他の利用者との公平性など計画段階で十分に検討を行う必要がある。

◆基準◆

<建物移動等円滑化基準チェックリスト>

施設等 チェック項目

(第18条第2項

第一号) ①階段・段が設けられていないか (傾斜路またはエレベーターその他の昇降機を併設する場合は免除)

出入口

(第二号)

①幅は80cm以上であるか

②戸は車いす使用者が通過しやすく、前後に水平部分を設けているか

<建築物移動等円滑化誘導基準チェックリスト>

施設等 チェック項目

<一般>

出入口

(第2条)

①出入口 (便所・浴室等の出入口、基準適合出入口に併設された出入口を除く) - (1)幅は90cm以上であるか

(2)戸は車いす使用者が通過しやすく、前後に水平部分を設けているか

②一以上の建物出入口 -

(1)幅は120cm以上であるか

(2)戸は自動に開閉し、前後に水平部分を設けているか

2.3.1 建築物の出入口の設計標準

◆設計のポイント◆

建築物の出入口の設計は、以下の通りとすることが望ましい。

①建築物の出入口は、車いす使用者が通過可能な幅とする。

②建築物の出入口には、車いす使用者の通過を妨げるような段を設けない。

③出入口の前後には、車いす使用者が方向転換できるスペースを確保する。

④戸は、車いす使用者・上肢障害者等が開閉しやすい形式とする。

⑤戸のガラス等は、衝突時の事故防止のため、安全ガラス(合わせガラスまたは強化ガラスをい う。以下同じ)を用いる。

⑥主要経路の出入口に回転戸を使用することは避ける。

⑦風除室の両開き戸の間隔は、車いす使用者が待機できるスペースが十分確保される大きさとす る。

⑧視覚障害者誘導用ブロック等は、出入口から受付カウンターやインターホン等の案内設備まで 連続して敷設する。但し、視覚障害者誘導用ブロックによらないで視覚障害者が円滑に移動で きる案内設備、音声による案内・誘導、人的誘導等がある場合はこの限りではない。

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-⑨風除室にあっては、視覚障害者誘導用ブロック等の敷設は要しない。ただし、風除室内であっ ても、方向転換が求められる場合等は、視覚障害者誘導用ブロック等の敷設等により進行方向 が分かりやすくなるよう配慮する。

⑩夜間の安全な通行に配慮して照明設備を設置する。

⑪床の表面は、濡れても滑りにくい材料・仕上げとする。

⑫建築物の出入口付近に受付カウンターやインターホン・案内板等の案内設備を設ける。この場 合、視覚障害者誘導用ブロックや音声による案内・誘導等、受付カウンターやインターホン等 の案内設備までの視覚障害者の誘導に配慮する。(小規模な建築物や利用者が特定される建築 物で受付カウンター等の案内設備を設けない場合はこの限りではない)

⑬聴覚障害者等の利用に配慮して、建築物や施設の利用案内を適切に表示する。

ドキュメント内 Microsoft Word - 0部0章-01表紙案 (ページ 72-77)