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照 明

ドキュメント内 Microsoft Word - 0部0章-01表紙案 (ページ 96-105)

(1)寸 法

④ 照 明

・階段の照明は、むらがなく、通行に支障のない明るさとすることが望ましい。また、

適宜足元灯、非常用照明装置を設けることが望ましい。

・外壁に面する階段においては、自然光が入る小窓等を設けることが望ましい。

⑤ 避難階段

・避難階段の出入口は、高齢者 や障害者にも開閉しやすいも のとし、下枠に段差は設けな い。

・避難階段等には車いす使用者の一時待避スペースを確保することが望ましい。2.

12避難設備・施設を参照。

⑥ その他

・折り返し階段の屈曲部には、聴 覚障害者等が安全に通行でき るよう、衝突を回避するための 鏡を設けることが望ましい。

(4)仕 上

① 踏み面

・滑りにくい材料・仕上げとする。特に杖が横に滑らないよう配慮する必要がある。

② すべり止め

・杖が滑らないよう金属製のものは避ける等の設計とする。

留意点:窓

・階段室に窓を設ける場合は、太陽光線が直接目に入る ことのないように、配慮することが望ましい。

留意点:その他の設備等

・聴覚障害者に配慮し、階段の折り返し部分等に鏡を設 置することが望ましいが、同時に視覚障害者がそれに 衝突することのないよう鏡の大きさ、位置等に十分配 慮する。

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-留意点:浮き彫り文字や音声による案内・誘導の併用

・点字を読めない視覚障害者も多いため、点字表示とと もに、浮き彫り文字や音声による案内・誘導を併用す ることが望ましい。

留意点:階段下の空間

・階段下の空間をそのまま開放する場合、視覚障害者等 が気付かずに近付き、頭が衝突する危険がある。した がって、衝突する前に白杖が当たって気付くように、

柵やベンチ、植栽、点状ブロック等を適切に配置する 必要がある。

(5)表 示

① 「点状ブロック等」の敷設

・階段の上端部には、視覚障害 者に段の存在を予告するため、

階段手前30cm程度の位置に

「点状ブロック等」を敷設す る。

・視覚障害者誘導用ブロック等 は、2.13H.1 視覚障害 者誘導用設備を参照。

② 点字表示

・視覚障害者の利用に配慮して、

手すりの水平部分に現在位置 及び上下階の案内情報等を点 字表示する。

・点字は、はがれにくいものと することが望ましい。

・点字表示については、JIS T 0921を参照。

③ 階段下

・階段下側の天井やささら桁が 低くなる部分では、歩行者が ぶつかる危険があり、安全対 策をすることが望ましい。

2.5.2 改善・改修のポイント

階段の幅員・踏み面・蹴上げの寸法について、2.5.1 階段の設計標準(2) に基づ いた改善・改修が難しい場合においても、特に以下の点に留意し安全対策を実施する。

(1)段鼻の仕上

・段鼻部分を踏み外さないように、段鼻と踏み面や蹴上げを認知しやすい色、明度、色 相、彩度(輝度比の確保)を確保し、すべり止めを設置することが望ましい。

(2)手すりの設置

・階段は上り・下り共に、踏み外しの危険を伴い、また体力も必要である。高齢者、視覚障 害者等にとって、手すりは安全を支える重要な設備である。手すりが設置されていな い主要階段には、改修によって手すりを設けることが望ましい。

・2.13A.1 手すり を参照。

留意点:点状ブロック等の敷設

・階段上端部における点状ブロック等の敷設位置は、段 鼻の直前では、踏み外す危険があるため、30cm程度の 余幅を取っておくことが必要である。

・点状ブロック等は階段の上端に敷設するものとする が、階段の上端・下端を予告する意味で、階段の下端 にも敷設することが考えられる。また、出口等から階 段まで連続誘導がなされている場合には、上端・下端 共に敷設することが望ましい。

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-2.5.3 設計例

・段鼻の色、明度の差に配慮して、段鼻 を認知しやすくした階段

・階段手すりに設けられた点字表示

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-2.6 エレベーター・エスカレーター

◆設計の考え方◆

・エレベーターは、高齢者、障害者等が安全かつ円滑に垂直移動を行うための有効な手段である。

エレベーターを設ける場合は、誰もが利用しやすいように、建築物の中でなるべく分かりやすい 位置に設け、案内表示を適切に設置することが求められる。

・使用時の利便性等を考慮すると、エスカレーターのみによる対応は好ましくなく、原則として 障害者等のためにはエレベーターで対応することが求められる。

・エスカレーターの構造・設備は、高齢者、障害者等の利用に配慮したものとする。

・エレベーターの設置位置がわかるよう建物全体の案内図に示す。その際、視覚障害者等視覚情 報が伝わりにくい人にも情報が伝えられる表示方法とする。

◆基準◆

<建築物移動等円滑化基準チェックリスト>

施設等 チェック項目

<一般>

標識

(第19条)

①エレベーターその他の昇降機、便所または駐車施設があることの表示が見やすい位 置に設けているか

②標識は、内容が容易に識別できるものか(日本工業規格Z8210に適合しているか)

<移動円滑化 経路>(第18条 第2項第一号)

①階段・段が設けられていないか (傾斜路またはエレベーターその他の昇降機を併設する場合は免 除)

エレベーター 及びその 乗降ロビー

(第五号)

①かごは必要階(利用居室または車いす使用者用便房・駐車施設のある階、地上階)に停止するか

②かご及び昇降路の出入口の幅は80cm以上であるか

③かごの奥行きは135cm以上であるか

④乗降ロビーは水平で、150cm角以上であるか

⑤かご内及び乗降ロビーに車いす使用者が利用しやすい制御装置を設けているか

⑥かご内に停止予定階・現在位置を表示する装置を設けているか

⑦乗降ロビーに到着するかごの昇降方向を表示する装置を設けているか

⑧不特定多数の者が利用する2,000㎡以上の建築物に設けるものの場合 - (1)上記①から⑦を満たしているか

(2)かごの幅は、140cm以上であるか (3)かごは車いすが転回できる形状か

⑨不特定多数の者または主に視覚障害者が利用するものの場合1 - (1)上記①から⑧を満たしているか

(2)かご内に到着階・戸の閉鎖を知らせる音声装置を設けているか

(3)かご内及び乗降ロビーに点字その他の方法(文字等の浮き彫りまたは音による案内)により 視覚障害者が利用しやすい制御装置を設けているか

(4)かご内または乗降ロビーに到着するかごの昇降方向を知らせる音声装置を設けて いるか

特殊な構造 または 使用形態の エレベーター その他の 昇降機

(第六号)

①エレベーターの場合 -

(1)段差解消機(平成12年建設省告示第1413号第1第九号のもの)であるか (2)かごの幅は70cm以上であるか

(3)かごの奥行きは120cm以上であるか

(4)かごの床面積は十分であるか (車いす使用者がかご内で方向を変更する必要がある場合)

②エスカレーターの場合 -

(1)車いす使用者用エスカレーター(平成12年建設省告示第1417号第1ただし書のもの)であるか

1告示で定める以下の場合を除く(告示第1494号)

・自動車車庫に設ける場合

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-<建築物移動等円滑化誘導基準チェックリスト>

施設等 チェック項目

傾斜路または エレベーター等の 設置(第5条)

①階段以外に傾斜路・エレベーターその他の昇降機(2以上の階にわたるときは第7条のエレベーター に限る)を設けているか

②上記①は車いす使用者の利用上支障がない場合2は適用除外 エレベーター

(第7条)

①必要階(多数の者が利用する居室または車いす使用者用便房・駐車施設・客室・浴室等のある階、地上階)に 停止するエレベーターが1以上あるか

②多数の者が利用するすべてのエレベーター・乗降ロビー -

(1)かご及び昇降路の出入口の幅は80cm以上であるか (2)かごの奥行きは135cm以上であるか

(3)乗降ロビーは水平で、150cm角以上であるか

(4)かご内に停止予定階・現在位置を表示する装置を設けているか (5)乗降ロビーに到着するかごの昇降方向を表示する装置を設けているか

③多数の者が利用する1以上のエレベーター・乗降ロビー -

(1)②のすべてを満たしているか (2)かごの幅は140cm以上であるか (3)かごは車いすが転回できる形状か

(4)かご内及び乗降ロビーに車いす使用者が利用しやすい制御装置を設けているか

④不特定多数の者が利用するすべてのエレベーター・乗降ロビー - (1)かご及び昇降路の出入口の幅は80cm以上であるか

(2)かごの奥行きは135cm以上であるか

(3)乗降ロビーは水平で、150cm角以上であるか

(4)かご内に停止予定階・現在位置を表示する装置を設けているか (5)乗降ロビーに到着するかごの昇降方向を表示する装置を設けているか (6)かごの幅は140cm以上であるか

(7)かごは車いすが転回できる形状か

⑤不特定多数の者が利用する1以上のエレベーター・乗降ロビー - (1)④(2)、(4)、(5)、(7)を満たしているか

(2)かごの幅は160cm以上であるか

(3)かご及び昇降路の出入口の幅は90cm以上であるか (4)乗降ロビーは水平で、180cm角以上であるか

(5)かご内及び乗降ロビーに車いす使用者が利用しやすい制御装置を設けているか

⑥不特定多数の者または主として視覚障害者が利用する1以上のエレベーター・乗降ロビー3 - (1)③のすべてまたは⑤のすべてを満たしているか

(2)かご内に到着階・戸の閉鎖を知らせる音声装置を設けているか

(3)かご内及び乗降ロビーに点字その他の方法(文字等の浮き彫りまたは音による案内)により視覚 障害者が利用しやすい制御装置を設けているか

(4)かご内または乗降ロビーに到着するかごの昇降方向を知らせる音声装置を設けているか 特殊な構造

または 使用形態の エレベーター その他の 昇降機

(第8条)

①エレベーターの場合 -

(1)段差解消機(平成12年建設省告示第1413号第1第九号のもの)であるか (2)かごの幅は70cm以上であるか

(3)かごの奥行きは120cm以上であるか

(4)かごの床面積は十分であるか (車いす使用者がかご内で方向を変更する必要がある場合)

②エスカレーターの場合 -

車いす使用者用エスカレーター(平成12年建設省告示第1417号第1ただし書のもの)であるか

2車いす使用者用駐車施設が設けられていない駐車場等のみに通ずる階段である場合(告示第1488号)

3告示で定める以下の場合を除く(告示第1486号)

・自動車車庫に設ける場合

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