• 検索結果がありません。

(2)段

ドキュメント内 Microsoft Word - 0部0章-01表紙案 (ページ 158-162)

・車いす使用者の通行の支障になったり、高齢者や妊婦、肢体不自由者等が、つまずいた り転んだりする危険性があるため、想定される避難経路は段のない床の仕上げとする。

(3)一時待避スペース

・車いす使用者等は、階段を利用 して避難することが難しいため、

安全に救助を待つための、以下 のような一時待避スペースを設 けることが望ましい。

① 設置場所

・階段の踊場、階段に隣接し たバルコニー、階段の付室 に設置することが考えられ る。

この場合、設置する場所は、救助を待つために必要な耐火性能や遮煙・遮炎性能 等を有するものとする。

② 車いす使用者の一時待避スペース

・車いす使用者が待避するのに十分なスペースを避難動線の妨げとならない位置に 設ける。

③ 表示

・一時待避スペースであることを、分かりやすく表示する。

・階段室や付室に設ける場合は、出入口に一時待避スペースが設置してある旨を表 示する。

④ インターホン

・一時待避スペースには、助けを求めたり状況を伝えたりするためのインターホン を設置する。

(4)非常放送設備等

・非常放送設備を設置する建築物 については、視覚障害者・聴覚 障害者に配慮した光、文字、音・

音声等による非常放送設備を併 設することが望ましい。

・非常放送設備とともに、通報装置も重要である。

・聴覚障害者に対しては、電子メールや振動機能のついた携帯電話を、視覚障害者に対 しては、音声読み上げ機能のついた携帯電話を使用するシステム等も有効である。

留意点:バルコニー

・バルコニーを連続させ、車いす使用者が通行可能な幅 員を確保し、隔板を高齢者、障害者等が破りやすくす ると、避難上有効である。

・居室から段差なしに出入りできるバルコニーを設け、

避難階まで傾斜路を設置すると、車いす使用者も避難 できるようになる。

留意点:聴覚障害者に配慮した通報装置

・聴覚障害者等には、メール、振動機能のある携帯電話 等で非常時に連絡する等の方法も考慮することが望 ましい。

2121

2122

-2.12.2 設計例

・階段に連続して設けら れ、車いす使用者の一時 待避スペースとして利 用できるバルコニー

・緊急時に車いす使用者等が 落ち着いて安全に避難でき るよう、全階に直通する階 段に設けられた一時待避ス ペース(床面と壁面に一時 待避スペースであることを 表示している。)

2123

-2.13 造作・機器

2.13A.1 手すり

(1)設置場所等

・手すりは、高齢者、障害者等に とって、安全確保(転倒防止)、

立上り補助(身体支持)、移動補 助、誘導のために必要な設備で あり、他の設備との組み合わせ 内容に応じて適切な場所に設け ることが望ましい。また、施設 用途、設置場所、必要性等に応 じ、適切な配置、形状及び寸法 とすることが望ましい。

(2)連続性等

・手すりは起点から終点まで連続して、壁に堅固に設置することが望ましい。

・廊下の手すりは両側に連続して 設けることが望ましい。柱型の 突出部分についても、手すりを まわすことが望ましい。

(3)高さ

・手すりの高さ(廊下、階段等)は以下の通りとすることが望ましい。

(注:手すりの高さは、手すりの上端の高さを示す。)

① 通路、廊下、傾斜路

・1本の場合 H=75~85㎝程度 ・2本の場合 H=75~85㎝程度 H=60~65㎝程度

② 階段

・1本の場合 H=75~85㎝程度 ・2本の場合 H=75~85㎝程度 H=60~65㎝程度

(4)移乗等動作補助用手すり(便所、浴室等)

・動作に応じて水平及び垂直に適 切に設けることが望ましい。

・その他 2.7 便所・洗面所、

2.11.1 浴室・シャワー 室・更衣室の設計標準 を参照。

留意点:手すりの設置

・手すりを設ける際には、移動動作はもとより、他の 設備との位置関係に気を付けなければならない。例 えば、手すりの近くに消火器や案内板等が置かれて いたりすると、視覚障害者が衝突する危険があるた め、このような配置は注意が必要である。

・形状、強度等に十分配慮する必要があるが、棚、窓 の桟等を握りやすい形状とし、手すりとしても併用 できるようにする方法も考えられる。

・将来新たな手すりをつけることが可能なように、よ り広い範囲に、手すりの取り付けが可能な下地を入 れて壁を補強しておくとより望ましい。

留意点:不連続の問題点

・手すりが連続していないと、高齢者、障害者等の移動 に困難が生じ、また、視覚障害者にとっては進むべき 方向が分からなくなったりすることが考えられる。

留意点:立上り補助(身体支持)、移動補助の手すり

・出入口部分の戸から離れた通路部分に設けた場合な どでは、動作の補助とならないため、適切な位置に 設ける。

・便房内の場合、手すりの設置により、便器洗浄ボタ ンや緊急通報ボタン、ペーパーホルダー等が利用し にくくならないよう注意する。

・手すりを連続設置した場合であっても、ベンチ、案内 板、植木鉢、自動販売機、消火器等が動線上に設置さ れると障害物となり危険である。

・これらを防止するため、設計段階から設備・備品の設 置場所をあらかじめ計画しておくことが望ましい。

2124

ドキュメント内 Microsoft Word - 0部0章-01表紙案 (ページ 158-162)