出濃度も高かった(図17と図19)。このような結果から回収する蛋白質は、
βサブユニットのときと同じようにピーク以降で蛋白濃度もピークのときと比 べて1/2以上あるものにした。ピ・一一・一クより後(17番〜19番)を回収して次の冊65 疎水カラムクロマトグラフィにかけることにした。
このような結果は、他のαサブユニットの精製のときでも同様になり、NaCl OM〜0.4Mまでの濃度勾配をかけたとき、蛋白質溶出濃度のピークは0.15M〜
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図18 α(D)のHW65カラムによる精製
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マーカー16 17 18 19 16 17 18 19 精製前DEAE後αΦ)
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DEAEカラム HW65カラム
DAEAフラクション17番〜19番を回収して、 HVV65カラムで精製をした。 HW65フラクション17番〜19番を回収して蛋 白質標品α(D)にした。
図19 α(D)精製の電気泳動
表3 αサブユニットの精製結果
No
菌種 菌量 SONIFIER後^ンパク量
DEAE後
^ンパク量: ピーク濃度
HW 65後
^ンハ0ク量 ピーク濃度
精製
T
pkkα/HB101 3.09 250mg 173mg0.16M
108mg0.56M 級ハ
○W
pkkα/HB101 3.09 504mg 110mg0.10M
67mg0.60M
×Y
pkkα/HB101 3.99 787mg 135mg0.11M
130mg0.58M
○*Z pkkα/HB 101 3.99 600mg 168mg
0.15M
95mg0.54M ○
*A
pkkα/HB 101 3.89 572mg 112mg0.15M
58mg0。54M ○
*B pkkα/HB101 2.19 168mg 73mg
0.18M
21mg0.54M
○*C pkkα/HB101 4.09 338mg 202mg
0.16M
43mg0.58M
○*D pkkα/HB 101 4.39 728mg 152mg
0.16M
88mg0.60M
○*E pkkα/HB101 4.29 546mg 108mg
0.15M
71mg0.63M 使用せず
*F pkkα/HB101 4.29 461mg 152mg
0.16M
78mg0.59M ○
*のマークがある物はピークより後のフラクションを回収したのも
*のマークがない物はピーク前後のフラクションを回収したもの 精製結果について 0はこのタンパクを使って結晶ができたもの ×はこのタンパクを使って結晶ができなかったもの
1−1−4.α3β3複合体の結晶化条件 1−1−4−1.添加物存在下での結晶化実験
これまでの実験でα3β3複合体の結晶化条件は、再現性という点でまだ問題 が残っていた。しかし、精製方法の確立により純度の高い蛋白質を得られるこ
とができ結晶もコンスタントにできるようになった。それで、X線回折強度測 定にかけられる結晶(0.5mm以上)を確実に作ることに重点を移していった。
そこで、DTTやEDTAを加えて結晶化を行い、より大きな結晶が得られるかを
試みた。
DTT lmMとEDTA O.1mMを両方加えて結晶化をするとX線回折強度測定にかけ られるくらいの結晶(図20)がセットアップごとに必ず得られることができた
(表4)。また、1つのドロップの中にできる結晶の数も3〜4個できること もあり、何も入れないときと比べて多くできた。DTT lmMだけEDTA O.1rnMだけ の場合は、時々大きな結晶ができることはあるが再現性はあまりなかった。
表4 添加物存在下での結晶化実験結果
PEG濃度、結晶化結果 添加物 α3β3