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第2章  災害予防計画

第7節  防災施設等整備計画

 

主な実施担当課:香川県、政策部危機管理課、健康福祉部社会福祉課・健康増進課、 

水道局工務課、≪三観広域消防本部≫       

 

第 1   主 旨  

この計画では、災害時における災害応急対策等の業務が迅速かつ的確に実施できるよう、

消防、通信などの施設・設備等の整備を図ることを定める。 

 

第 2   消 防 施 設 等  

1  市及び三観広域消防本部は、消火栓、耐震性防火水槽等の消防水利の整備を図るととも に、消防ポンプ自動車等の消防用車両、火災通報施設その他の消防施設・設備の整備、改 善及び性能調査を実施するとともに、特殊火災に対処するため、化学車、はしご車、消火 薬剤等の資機材の整備に努める。 

2  市及び三観広域消防本部は、救助・救急活動のため、消防関係車両(救助工作車、救急 自動車、照明車等)及び災害応急対策の実施に必要な救急救助用資機材の整備に努める。 

3  市及び三観広域消防本部は、消防救急無線のデジタル化を推進し、多様なデータ通信の 実施等により、消防救急活動の多様化を図る。 

4  三観広域消防本部は、老朽化した消防施設等について建替え等を行い、防災拠点として の整備を行う。 

 

[参考資料] 

9−  1  消防本部現勢  9−  2  消防団現勢  9−  3  消防水利の現況 

9−  4  消防無線通信施設・火災通報施設の現況 

9−  9  消防団活動・安全管理マニュアル−震災対応時− 

   

第 3   情 報 通 信 体 制 の 整 備  

市は、災害時における情報通信の重要性に鑑み、災害時の通信連絡手段を確保するため、

情報通信施設の耐震性の強化及び危険分散、通信路の多ルート化、無線を利用したバックア ップ対策、デジタル化の促進等による防災対策を推進し、通信連絡機能の維持向上を図る。 

1  通信施設の停電対策 

市は、商用電源停電時も通信設備に支障がないように、自動起動・自動切替の非常用発 電設備、無停電電源設備等の整備を図る。なお、発電設備の無給油による運転可能時間は 72 時間以上を目安とする。 

また、非常用発電設備については、実負荷運転等の災害発生を想定した実践的な保守・

点検整備及び操作訓練を定期的に行う。 

2  防災情報システム等の活用 

防災に関する情報の収集・伝達等の迅速化を図るため、全国瞬時警報システム(J−A LERT)など、地域衛星通信ネットワークが構築されている。これにより、香川県及び 香川県内市町、防災関係機関相互間における防災情報、行政情報の伝達機能を有するネッ トワークの整備が図られた。 

市は、このシステムを最大限に活用し、迅速な防災活動の実施を推進する。 

3  各無線施設等の整備充実 

市は、自局の無線施設及び設備の定期的な点検整備を行うとともに、要員の確保及び応 急用資機材の確保充実を図り、災害時における通信手段の確保に備える。 

防災行政無線局のうち、同報系についてはデジタル対応を推進し、災害に強い伝送路を 構築するため、情報伝達方式の多ルート化に対応できるよう整備を進める。移動系につい ては、衛星携帯電話の導入等を図る。 

また、アマチュア無線局の協力体制の整備を推進し、災害時における多重の通信体制の 確保に努める。 

4  通信施設の防災対策 

市は、災害時における電気通信設備の安全稼動体制整備に向け、施設の防火・耐震対策 及び補助電源装置の設置等の補強措置を講じるほか、通信設備の総点検を定期的に実施す るとともに、非常通信の取扱い、機器の操作の習熟等に向け防災関係機関等との連携によ る通信訓練を行う。 

5  市民への情報伝達 

市は、災害時において迅速に被害の状況を把握するとともに、市民に対しても災害情報 等を速やかに伝達するため、防災行政無線等の整備を推進する。特に、市民への情報伝達 に有効な同報系無線等の整備に努める。 

 

[参考資料] 

10−  1  香川県防災情報システム  10−  2  香川県防災行政無線施設 

10−  3  香川県防災行政無線(陸上移動系)回線構成図  10−  4  市防災無線通信施設 

10−  5  警察無線局(防災相互通信用無線) 

10−  6  水道無線局 

10−  7  非常通信協議会所属無線局  10−  8  孤立防止用衛星電話設置一覧  10−  9  災害対策用無線機無償貸与制度  10−10  災害対策用衛星携帯電話緊急貸与制度  10−11  通信ルート 

   

第 4   防 災 拠 点 施 設 等 の 整 備  

避難所、通信施設、備蓄倉庫等、災害対策を行う上で重要な施設となるものについては、

防災拠点としての整備を行っていくように努める。 

第 5   応 急 物 資 等 の 備 蓄  

大規模災害発生時には、多くの被災者に対する防災関係機関の対応能力にはおのずと限界 があり、全ての被災者に対して迅速な対応は期待できない。市民は家庭や地域レベルで日常 から防災の意識を高め、災害時には「自らの命は自らが守る」ことを基本理念として、災害 発生後救援体制が立ち上がるまでの間は、市民又は地域において自らの生活維持をしていか なければならないため、食料・飲料水及び最低限の非常用生活物資の確保に努めることが必 要である。このことから、市は自ら備蓄することの必要性を市民に周知・啓発する。 

また一方で、市は、家屋倒壊等で備蓄物資の確保ができなかった被災者等のために飲料水 や食料、生活必需品等の供給を行う等、地域住民の生活に密接した物資の確保を行う責務が ある。したがって、市の特性から必要量を算定し物資の備蓄・確保に努める。 

加えて、要援護者等に配給する食料品(要介護者向けの流動食や乳幼児向けのミルクやア レルギー対応食等)の備蓄に努める。 

1  応急食料の備蓄整備 

市民は、災害初期の避難生活のための応急食料の備蓄を平常時から行っておく努力が求 められる。 

( 1)   市は、市民に対して、家族構成に応じた最低3日分(できれば7日分以上)の食料 の備蓄を積極的に啓発し、奨励する。 

( 2)   家屋倒壊等で備蓄食料の確保ができなかった被災者の生活確保のため、市は、非常 食の備蓄・調達先の確保に努める。 

2  給水体制の整備 

家庭において備蓄すべき水量は、一人1日3リットル程度を基準として、最低3日分(で きれば7日分以上)の世帯人数分を確保する。 

市は、災害時において被災者一人当たり1日3リットル以上の飲料水供給を確保できる よう、浄水器の配備、給水タンク、応急給水袋の確保、応急配管及び応急復旧用資機材等 の備蓄増強を図るとともに、必要に応じて浄水器の配備や飲料水兼用耐震性貯水槽の設置 に努める。 

また、老朽管の更新や水道施設の耐震化を促進するとともに、施設の管理図面や台帳等 の控えをとり、災害に備え分散して管理する。 

3  生活必需品等の備蓄整備 

市においては、毛布類等が備蓄されているが、必要な生活必需品の種類と必要量を検討 し備蓄に努めるとともに、販売業者と十分協議し、流通在庫の利用等に関して協力を得ら れるよう努め、物資調達に関する協定により、生活必需品等を供給できる体制を整備する。 

市民は災害時に備え、生活に必要な非常持ち出し品を備えておく必要がある。 

4  救助救命及び水防に必要な備蓄資機材の整備 

市は、三観広域消防本部等と協力して災害救助・救命資機材を整備し、備蓄に努めてい る。 

救助・救命活動の初期に必要となる輸送関係車両や大規模資機材(重量物排除用具等)

のようなものについては、民間からの応援調達も考えた体制の整備を行う必要がある。 

5  医薬品等の備蓄 

市は、市内の医療機関や香川県と協力し、災害時の医療救護活動に必要とされる医薬品 等の備蓄に努める。 

 

[参考資料] 

14−  1  災害対策用物資の備蓄状況   

 

第 6   そ の 他 施 設 等  

1  市は、地震防災上緊急に整備すべき施設等について、地震防災緊急事業五箇年計画等に 基づく事業の推進を図るものとする。 

2  市は、災害応急対策に必要な各種資機材について、備蓄倉庫を確保して備蓄する。 

3  道路管理者、河川管理者等は、被災した道路、河川等の施設の応急復旧等を行うため、

必要な資機材を備蓄する。 

   

[参考資料] 

9−  5  防災資機材保有状況 

21−  2  防災ヘリコプター「オリーブⅡ」用飛行場外離着陸場  21−  4  香川県防災ヘリコプター運航管理要綱 

21−  5  香川県防災ヘリコプター緊急運航要領 

21−  6  防災ヘリコプターの運航体制、運航基準、要請方法等