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関連する先行研究の方法による瞬目種類識別結果

B.5.1 200 ミリ秒の固定値を持続時間のしきい値とした場合

Kr´olakら[31]の研究およびSuら[70]の研究では,200ミリ秒の固定値を瞬目種 類識別のため瞬目の持続時間のしきい値として用いた.この条件を著者の計測し た瞬目データに適用し,自動識別を行なった結果を表B.23および表B.24に示す.

表 B.23: 自動識別の結果として得られた瞬目データの個数

瞬目データ個数 誤識別の個数

被験者 随意性瞬目(Vc) 自発性瞬目(Ivc) 随意性瞬目(Ev) 自発性瞬目(Eiv)

A 25 89 0 89

B 22 31 0 31

C 19 93 0 93

D 23 61 0 61

I 23 61 0 61

J 24 24 0 24

K 25 31 0 31

L 25 22 0 22

表 B.24: 自動識別によって得られた瞬目種類識別率

被験者 自発性瞬目(Cv)[%] 随意性瞬目(Civ)[%] 全体(Ct)[%]

A 100 0.0 21.9

B 100 0.0 41.5

C 100 0.0 17.0

D 100 0.0 27.4

I 100 0.0 27.4

J 100 0.0 50.0

K 100 0.0 44.6

L 100 0.0 53.2

平均 100 0.0 35.4

B.5.2 250.5 ミリ秒の固定値を持続時間のしきい値とした場合

小澤らの研究[72]では,250.5ミリ秒の固定値を瞬目種類識別のため瞬目の持続 時間のしきい値として用いた.この条件を著者の計測した瞬目データに適用し,自 動識別を行なった結果を表B.25および表B.26に示す.

表 B.25: 自動識別の結果として得られた瞬目データの個数

瞬目データ個数 誤識別の個数

被験者 随意性瞬目(Vc) 自発性瞬目(Ivc) 随意性瞬目(Ev) 自発性瞬目(Eiv)

A 25 89 0 88

B 22 31 0 20

C 19 93 0 89

D 23 61 0 57

I 23 61 0 57

J 24 24 0 24

K 25 31 0 31

L 25 22 0 22

表 B.26: 自動識別によって得られた瞬目種類識別率

被験者 自発性瞬目(Cv)[%] 随意性瞬目(Civ)[%] 全体(Ct)[%]

A 100 1.1 22.8

B 100 35.5 62.3

C 100 4.3 20.5

D 100 6.6 32.1

I 100 6.6 32.1

J 100 0.0 50.0

K 100 0.0 44.6

L 100 0.0 53.2

平均 100 6.8 39.7

B.5.3 300 ミリ秒の固定値を持続時間のしきい値とした場合

中村らの研究[37]では,300ミリ秒の固定値を瞬目種類識別のため瞬目の持続時 間のしきい値として用いた.この条件を著者の計測した瞬目データに適用し,自 動識別を行なった結果を表B.27および表B.28に示す.

表 B.27: 自動識別の結果として得られた瞬目データの個数

瞬目データ個数 誤識別の個数

被験者 随意性瞬目(Vc) 自発性瞬目(Ivc) 随意性瞬目(Ev) 自発性瞬目(Eiv)

A 25 89 0 80

B 22 31 0 7

C 19 93 0 82

D 23 61 1 35

I 23 61 0 53

J 24 24 0 19

K 25 31 0 29

L 25 22 0 22

表 B.28: 自動識別によって得られた瞬目種類識別率

被験者 自発性瞬目(Cv)[%] 随意性瞬目(Civ)[%] 全体(Ct)[%]

A 100 10.1 29.8

B 100 77.4 86.8

C 100 11.8 26.8

D 95.7 42.6 57.1

I 100 13.1 36.9

J 100 20.8 60.4

K 100 6.5 48.2

L 100 0.0 53.2

平均 99.5 22.8 49.9

B.5.4 随意性瞬目の持続時間の最小値をしきい値とした場合

Graumanらの研究[30]では,識別に用いた持続時間のしきい値は示されていな

いが,あらかじめ計測した長短の瞬目の持続時間から,随意性とみなされる長い 瞬目の最小値を複数の被験者から一つ求めている.比較のため,3.6.2項の瞬目種 類識別のためのキャリブレーション用に得たデータを,あらかじめ計測したもの と仮定して随意性瞬目の最小値を求めたところ,約383.3ミリ秒となった.この値 を固定値として持続時間のしきい値に用い,著者の計測した瞬目データに適用し,

自動識別を行なった結果を表B.29および表B.30に示す.

表 B.29: 自動識別の結果として得られた瞬目データの個数

瞬目データ個数 誤識別の個数

被験者 随意性瞬目(Vc) 自発性瞬目(Ivc) 随意性瞬目(Ev) 自発性瞬目(Eiv)

A 25 89 0 19

B 22 31 0 0

C 19 93 0 53

D 23 61 1 6

I 23 61 0 8

J 24 24 0 5

K 25 31 0 5

L 25 22 0 11

表 B.30: 自動識別によって得られた瞬目種類識別率

被験者 自発性瞬目(Cv)[%] 随意性瞬目(Civ)[%] 全体(Ct)[%]

A 100 78.7 83.3

B 100 100 100

C 100 43.0 52.7

D 95.7 90.2 91.7

I 100 86.9 90.5

J 100 79.2 89.6

K 100 83.9 91.1

L 100 50.0 76.6

平均 99.5 76.5 84.4

B.5.5 持続時間のしきい値を複数の被験者から求めて得た平均値 を用いた場合

統計的な手法として,3.6.2項の実験より得た瞬目種類識別のしきい値について,

8名から求めた平均値を採用する方法が考えられる.まず,3章の提案手法である,

随意性瞬目と自発性瞬目を各3個ずつの中央値を代表値として用い,持続時間の しきい値を8名の被験者について個々に求める.そして,8名の持続時間のしきい 値から平均値を求めたところ,約634.4ミリ秒となった.

この値を固定値として持続時間のしきい値に用い,著者の計測した瞬目データ に適用し,自動識別を行なった結果を表B.31および表B.32に示す.

表 B.31: 自動識別の結果として得られた瞬目データの個数

瞬目データ個数 誤識別の個数

被験者 随意性瞬目(Vc) 自発性瞬目(Ivc) 随意性瞬目(Ev) 自発性瞬目(Eiv)

A 25 89 0 0

B 22 31 0 0

C 19 93 0 0

D 23 61 21 0

I 23 61 0 0

J 24 24 0 0

K 25 31 0 0

L 25 22 0 0

表 B.32: 自動識別によって得られた瞬目種類識別率

被験者 自発性瞬目(Cv)[%] 随意性瞬目(Civ)[%] 全体(Ct)[%]

A 100 100 100

B 100 100 100

C 100 100 100

D 8.7 100 75.0

I 100 100 100

J 100 100 100

K 100 100 100

L 100 100 100

平均 88.6 100 96.9

付録 C 2 種類の随意性瞬目と自発性

瞬目の識別における実験結果