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重複度 30 定理2.2.1ψをRn→R兀の無限回微分可能な変換とする。

 このとき、ψ( )=(プ1(π),プ2( ),。..,∫れ( ))(π=( 1,Z2.。.叫)∈R肌)

に対して、

1.ψ(O)=0

2.

∵練・・

であるならば、原点の近傍σとひ および無限回微分可能な変換φ:ぴ→σ

があって、φ=(ψ1σ)一1となる。

 この定理を用いて次の補題を証明する。

補題2.2.2〃平面上の曲線プ( ,μ)上に非特異な点ρ( o,μo)があるとす

る。

 このとき、ん:R?→Rを

      ∂∫     ∂∫

       〜)=下(ρ)(H・)十荻(ρ)(〔・)

とし、ψ:R2→R2をψ( ,ツ)=(!( ,μ),ん( ,μ))と定めると、ψはρの 近傍から(0,0)の近傍への全単射で且つ、(O,O)の近傍で無限回微分可能 な逆変換をもつ。

 証明。点ρは曲線∫( ,μ)上の点なので、∫(ρ)=0である。また、仮定 よりん(ρ)=0も明らかである。よって、ψ(ρ)=(ア(ρ),ん(ρ))=(0,O)で ある。

 また、諾(ρ)=_話(ρ)、諸(ρ)=諾(ρ)であることを考慮すれば、

由・

i靴;靴;)一由t(靴;省κ))一(黒(1))∵(話(!))2・・

を満たす。従って、逆関数の定理より上記のψはρの近傍から(0,0)の近 傍への全単射で、(0,O)の車傍で無限回微分可能な逆変換をもつ。  □  このψを用いて次の定理を示す。

第2章 重複度       31

定理2.2.3 μ平面上の曲線プ(π,V)上に動点〃、軌があり、ρo=qo=ρ で、細{lt=O≠σ、細t−t=o≠σとする。また、点ρは非特異点とする。こ のとき、ある無限回微分可能な関数5(t)があって、5(0)=0,5 (0)≠Oで あり、t=Oの近傍では〃=q、(士)と表せる。

 証明まず、ρ=( o,蜘)とし、補題2.2,2のψを用いて動点ρ{、軌を〃

平面に移す」すると、動点賜、軌はそれぞれ曲線プ(z,ツ)上にあることよ りψ(ρ亡)とψ(gt)の∫座標はそれぞれOなので、ψ(ρ亡)とψ(g亡)はん軸上を 動く。また、ψ(ρ)=(O,0)である。

 ここで、紗(ρt)■t=o≠Oを示す。

ρ{=(ρ1(オ),ρ2(古))とすると、補題2.2.2より、ん( ,μ)=_話(㌘)( _ o)十

諾(リーツ。)であることを考慮すれば、

   d     ∂ん   d    ∂ん   d    万舳■1一・=π(ρ・).万ρ1(O)十か) 万ρ・(O)

        一(一話(!・))・岳1・(・)・祭(/・)・岳/・(・)(・・1)

となる。ところで、定理1,311の証明の中で示したことから、

       岳1土1亡一・⊥(矧

が成1立つので・(一紬・)伽・))と純一・は平行で純また・仮定

よ1・(一話(ρ・)伽・))≠㍑ρルー・≠δであるから・式(・・1)の右辺 は、0でない平行な2つのベクトルの内積なので0でない。

 同様に、紗(qf)一t=o≠Oである。

 従って、逆関数の定理より、ん(q亡)はRの0の近傍から0の近傍への全 単射であることが分かる。

 そこで、ん(qt)の逆関数をρとする。このとき、5(亡)=ρ(ん(ρ亡))とおき、

ρ亡=ρ(亡)、軌=q(亡)と表すと、q・ρ・んがρの近傍で恒等的だから、

      ん(q。(1))=ん・q・・(士)=ポq・ρ・ん・ρ(士)=ん(ρ亡)

が成り立つ。これより、

      ψ(q。(亡))=ψ(ρt)

である。補題212.2より、ψの逆変換を施せば、

      %(t)=ρt

第2章重複度

であることが示された。

 最後に、8(0)=0,8 (O)≠0を示す。

 まず、8(O)=ρ(ん(ρo))=ρ(0)=Oである。

 また、ρ(ん(q亡))=士に注意すると、

32

       d

         ・ (0)=一ρ(ん(ρ亡)ルー。

       批

       dρ  d

      =一1。一。・一(ん(ρf))1亡一・

       批   批        岳(ん(ρ1)ルー・

       差(ん(qt))1亡一・

      ≠O

      口

 最後にもう1つ補題を用意する。この補題も次の節で用いる。

補題2・2・4(陰関数定理)榊平面上の曲線∫(z,μ)があり、プ(0,0)=0、

話(0,0)≠Oとする。このとき、曲線!( ,μ)のρ(0,0)の近傍にある動点

〃で(亡,ρ(亡))と表されるものがある。

 証明( 、μ)を( ,∫(z,μ))に移す写像ψ1:R2→R2を考える。

 仮定より、

唯靴;)一心、)話1、))・・

である。従って、逆関数め定理より、ρ(0,0)の近傍でψ1の逆写像可1が 存在する。

 ψ1の形より、灯!( ,μ)=( ,g( ,ひ))となる、滑らかな関数g:R2→R で、g(0,0)=Oとなるものが存在する。

 辺が座標軸に平行な長方形ひ=[一ε,ε1×卜ε ,ε 1の形のρ(O,O)の近傍 をψ11σが滑らかな逆関数をもつように選ぶと、( ,μ)∈ひに対し、

ル,μ)=0⇔ル,μ)=(・,O)⇔(・,μ)=ψ丁1(・,0)⇔(・,μ)=(・,9(・,O))

を満たす。従って、( ,ひ)∈σの範囲では、各 に対して∫( ,μ):Oと なるμは唯一で、そのときμ=9( ,0)となる。そこで、ρ( )=9( ,O)と おけば、ρ(z)は微分可能で、動点ρ亡(τ,ρ(亡))は∫( ,μ)上の題意を満たす

動点となる。      □