• 検索結果がありません。

配信コントロール

配信コントロール(表 3.13a)は,アクティビティへの試行が開始する前と試行が終了した後に LMS が取る べきアクションを表す.配信コントロールは,LMS がアクティビティのトラッキング状態情報の管理を補助す るために使用される.この要素は,アクティビティに対応した SCO が特定のタイプのトラッキング情報を通 信すると LMS が予期してよいかどうかを示す. 

表 3.13a:  配信コントロール 

No.  名称  説明  値空間  既定値 

1  Tracked  試行における学習目標進捗情報およびアクティビ

ティ/試行進捗情報を記録し(真または偽),他の シーケンシング情報がそれを妨げない限り,デー タがアクティビティの親アクティビティのロールアッ プに含まれることを示す. 

トラッキング状態情報がどのように追跡記録される かは定義されない 

論理型  True 

2  Completion Set by  Content 

アクティビティのAttempt Completion Statusが,

アクティビティに対応付けられたコンテンツオブジ ェクトによって設定されることを示す. 

論理型  False 

3  Objective Set by  Content 

アクティビティに付随する,Objective Contributes  to Rollupが True の学習目標のObjective  Satisfied Statusが,アクティビティに対応付けられ たコンテンツオブジェクトによって設定されることを 示す. 

論理型  False 

3.13.1. Tracked 

Tracked要素は,アクティビティのトラッキング状態情報(セクション 4.2: トラッキングモデル参照)が管理さ

れているかどうかを示す.この要素は論理型(True/False)の値を持つ.アクティビティに対して明示的に定 義されていないならば,Tracked,の既定値は True である. 

アクティビティのTracked要素が False の場合,LMS はアクティビティのトラッキング状態情報の初期化,

管理,アクセスのいずれも行わない.トラッキング状態情報を用いる全ての評価でデフォルトの「unknown」

値が用いられる.Tracked要素が False のアクティビティは,親に対するロールアップ評価に含まれない. 

ADL ノート: コンテンツ開発者は,アクティビティを「追跡しない」(Trackedを False)と宣言した場合,LMS は「追跡しない」アクティビティのいかなる状態も間知りないので,「読み出し」学習目標マップはシーケン シング評価には用いられないことに中止しなくてはならない.LMS は「追跡しない」アクティビティのすべて の評価に対して「未定」を返す.しかし,「読み出し」学習目標マップが存在すると,その情報は SCO のラ ンタイム環境のcmi.objectives集合を初期化するのに用いられる(RTE 4.2.17: 学習目標参照). 

ADL ノート:  アクティビティツリーへシーケンシング戦略を適用する際,要求された条件付き動作のため に,しばしば大量のトラッキング情報が必要となる.アクティビティのTracked 要素を False に設定すると アクティビティとその祖先に適用されるシーケンシング戦略が制限されてしまうことに,コンテンツ開発者は 気をつける必要がある. 

3.13.2. Completion Set by Content 

Completion Set by Content要素は,アクティビティに対応付けられたコンテンツオブジェクトが,アクティ

ビティが完了したかどうかを通知する義務があることを示す.この情報は,アクティビティの試行進捗情報 (セクション 4.2: トラッキングモデル参照)に影響を与える.この要素は論理型(True/False)の値を持つ.ア クティビティに対して明示的に定義されていないならば,Completion Set by Content,の既定値は False である. 

葉アクティビティのCompletion Set by Content要素が True の場合,LMS はアクティビティの試行完了状 態に関して仮定を行わない.つまり,アクティビティに対応したコンテンツオブジェクトが完了情報を通知し ないと,アクティビティの完了ステイタスは「unknown」となる – Attempt Progress Statusが False となる. 

葉アクティビティのCompletion Set by Content要素が False で,アクティビティに対応付けられたコンテン ツオブジェクトが完了情報を通知しない場合,アクティビティへの現在の試行が終了したら,LMS はアクテ ィビティが完了したと仮定する – Attempt Progress Statusが True となりAttempt Completion Statusが True となる. 

ADL ノート: Completion Set by Content要素の既定値は False であり,これにより非通信型コンテンツオ ブジェクト(Assets)をシーケンシング戦略に用いることができる.既定値が使用される場合においても,コン テンツオブジェクトから通信された情報が存在するなら,それが常に使用され,LMS はその情報を変える ことはない.一般的に,アクティビティに関連付けられた特定のシーケンシング情報の中で,コンテンツ開 発者がこの要素を明示的に取り入れて True に設定する必要はない. 

Completion Set by Content要素は,クラスタアクティビティに定義されても効果がない. 

3.13.3. Objective Set by Content 

Objective Set by Content要素は,アクティビティに対応付けられたコンテンツオブジェクトが,アクティビ

ティのロールアップ学習目標が達成されたかどうかを通知する義務があることを示す.この情報は,アクテ ィビティのロールアップ学習目標の学習目標進捗情報(セクション 4.2: トラッキングモデル参照)に影響す る.この要素は論理型(True/False)の値を持つ.アクティビティに対して明示的に定義されていない場合,

Objective Set by Content,の既定値は False である. 

葉アクティビティのObjective Set by Content要素が True の場合,LMS はアクティビティのロールアップ 学習目標の学習目標習得状態に関して仮定を行わない.つまり,アクティビティに対応したコンテンツオ ブジェクトが習得情報を通知しない場合,ロールアップ学習目標は「unknown」となる – Objective  Progress Statusは False となる. 

葉アクティビティのObjective Set by Content要素が False で,アクティビティに対応付けられたコンテン ツオブジェクトが習得情報を通知しない場合,現在の試行が終了すると,LMS はアクティビティのロール アップ学習目標が習得されたと仮定する – Objective Progress Statusが True となりObjective Satisfied 

セクション4 

 シーケンシング動作 

このページは空白である.