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適用期限の延長

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 中小企業者等の法人税率の特例の適用期限が、

平成31年 3 月31日まで 2 年延長されました(措法 42の 3 の 2 ①②)。

 なお、連結納税制度の場合についても、同様の 改正が行われています(措法68の 8 ①②)。

第二 特別償却関係

一 特定設備等の特別償却制度

1  改正前の制度の概要

 この制度は、青色申告書を提出する法人が、指 定期間内に、特定設備等でその製作若しくは建設 の後事業の用に供されたことのないものの取得又 は特定設備等の製作若しくは建設をして、これを その法人の事業の用に供した場合には、初年度に おいて、その特定設備等の取得価額に次の特別償 却割合を乗じて計算した金額の特別償却ができる というものです(措法43①)。

 対象となる特定設備等、特別償却割合及び指定

期間は、次のとおりです。

特定設備等の区分 特別償却

割合 指定期間

⑴ 公害防止用設備(指定物質回収設備) 8 % 平24. 4 . 1

~平29. 3 .31

① ②以外の外航船舶 及び内航船舶

② 外航日本船舶及び 高度環境負荷低減内 航船舶

16%

18%

平25. 4 . 1

(内航船舶は、

平27. 4 . 1 )

~平29. 3 .31

(注 1 ) 公害防止用設備の特別償却の対象法人は、

租税特別措置法第42条の 4 第 2 項に規定する

中小企業者又は農業協同組合等とされていま す(措法43①表一上欄)。

(注 2 ) 外航船舶とは、海洋運輸業の用に供される 鋼船のうち事業の経営の合理化及び環境の負 荷の低減に係る要件を満たす国際総トン数が 1 万トン以上のものをいい、次の法人の次の 外航船舶を除きます(措法43①表二、措令28

③~⑤⑦⑧、昭48. 5 大蔵告69、平27. 3 国土 交通告473)。

① トン数標準税制の適用を受ける法人 外 航船舶のうち日本船舶に該当するもの

② トン数標準税制の適用を受ける法人の子 会社に該当する法人 外航船舶のうち日本 船舶に該当しないもの

(注 3 ) 内航船舶とは、沿海運輸業の用に供される 鋼船のうち事業の経営の合理化及び環境への 負荷の低減に係る要件を満たすもので総トン 数300トン以上のものをいいます(措法43①表 二、措令28③~⑤⑦⑧、昭48. 5 大蔵告69、平 27. 3 国土交通告473)。

(注 4 ) 高度環境負荷低減内航船舶とは、(注 3 )の 内航船舶のうち環境への負荷の著しい低減に 係る要件を満たすもの(いわゆるスーパーエ コシップ等)をいいます(措法43①表二、措 令28③~⑤⑦⑧、昭48. 5 大蔵告69、平27. 3 国 土交通告473)。

 なお、連結納税制度の場合についても、同様の 措置が講じられています(措法68の16)。

2  改正の内容

⑴ 公害防止用設備の特別償却の見直し

① 適用要件の見直し

 中小企業者のうち適用除外事業者に該当す るものの事業年度においては、この措置の適 用を停止することとされました(措法43①表 一上欄)。

(注) 適用除外事業者の詳細については、後述

「第五 その他の特別措置関係」の「五 そ の他の特別措置」の1をご参照ください。

② 公害防止用設備の取得価額に係る要件の引

上げ

 適用対象となる 1 台又は 1 基の公害防止用 設備の取得価額に係る要件が、600万円以上

(改正前:300万円以上)に引き上げられまし た(措令28①)。

③ 適用期限の延長

 措置の適用期限が、平成31年 3 月31日まで 2 年延長されました(昭48. 5 大蔵告69別表 1 )。

 なお、連結納税制度の場合についても、上記

①から③までと同様の改正が行われています

(措法68の16①表一上欄、措令39の49①)。

⑵ 船舶の特別償却の見直し

① 環境負荷低減に係る要件の見直し

 対象となる船舶の環境への負荷の低減に係 る要件について、次の見直しが行われました

(平27. 3 国土交通告473)。

イ 外航船舶

イ 海洋汚染等及び海上災害の防止に関す る法律(以下「海防法」といいます。)

第19条の26第 1 項に規定する国土交通大 臣の確認を受けなければならない船舶

(次のAAからGまでに掲げる用途及び 大きさの船舶に限ります。)の二酸化炭 素放出抑制指標の値に係る要件(以下

「EEDI 要件」といいます。)について、

次の見直しが行われました。

A 平成29年 4 月 1 日以後に建造契約を 結び建造する船舶(建造契約がない船 舶にあっては、平成29年10月 1 日以後 に建造に着手されたもの)の EEDI 要 件が、次のAからGまでの船舶の用途 及び船舶の大きさの区分に応じ、次の AからGまでの二酸化炭素放出抑制指 標の値以下であることとされました。

A 二酸化炭素放出抑制対象船舶の二 酸化炭素放出抑制指標に関する基準 を定める省令(以下「指標基準省 令」といいます。)第 1 条第 3 項に

規定するタンカー等(以下「タンカ ー等」といいます。)(次に掲げるも のに限り、Bに掲げるものを除きま す。) 次の区分に応じそれぞれ次の 算式により算定した値

a 載貨重量トン数(以下「Dw」

といいます。)が 2 万 t 以上のも の

1,035.98Dw-0.488 b Dw が 4 千t以上 2 万t未満の

もの

1,218.8Dw-0.488

0.95-0.1     

B タンカー等(次に掲げるもので、

その貨物倉の一部分がばら積みの固 体貨物の輸送のための構造を有する ものに限ります。) 次の区分に応じ それぞれ次の算式により算定した値 a Dw が 2 万 t 以上のもの 1,036.15Dw-0.488 b Dw が 4 千t以上 2 万t未満の

もの

1,219Dw-0.488

0.95-0.1     

C 指標基準省令第 1 条第 4 項に規定 する液化ガスばら積船(以下「液化 ガスばら積船」といいます。)(次に 掲げるものに限ります。) 次の区分 に応じそれぞれ次の算式により算定 した値

a Dw が 1 万 t 以上のもの

952Dw-0.456

b Dw が 2 千t以上 1 万t未満の もの

1,120Dw-0.456

0.95-0.1     

D 指標基準省令第 1 条第 7 項に規定 するばら積貨物船(以下「ばら積貨 物船」といいます。)(次に掲げるも のに限ります。) 次の区分に応じそ

れぞれ次の算式により算定した値 a Dw が 2 万 t 以上のもの 817.5215Dw-0.477 b Dw が 1 万t以上 2 万t未満の

もの

961.79Dw-0.477

0.95-0.1      

E 指標基準省令第 1 条第 8 項に規定 するコンテナ船(以下「コンテナ 船」といいます。)(次に掲げるもの に限ります。) 次の区分に応じそれ ぞれ次の算式により算定した値 a Dw が 1 万 5 千 t 以上のもの 148.087Dw-0.201 b Dw が 1 万t以上 1 万 5 千t未

満のもの

174.22Dw-0.201

0.95-0.1      

F 指標基準省令第 1 条第 9 項に規定 する冷凍運搬船(以下「冷凍運搬 船」といいます。)(次に掲げるもの に限ります。) 次の区分に応じそれ ぞれ次の算式により算定した値 a Dw が 5 千 t 以上のもの 192.9585Dw-0.244

b Dw が 3 千t以上 5 千t未満の もの

227.01Dw-0.244

0.95-0.1     

G 指標基準省令第 1 条第12項に規定 する一般貨物船(以下「一般貨物 船」といいます。)(次に掲げるもの に限ります。) 次の区分に応じそれ ぞれ次の算式により算定した値 a Dw が 1 万 5 千 t 以上のもの 91.358Dw-0.216 b Dw が 3 千t以上 1 万 5 千t未

満のもの

107.48Dw-0.216

0.95-0.1     

Dw-4,000 16,000

Dw-4,000 16,000

Dw-2,000 8,000

Dw-10,000 10,000

Dw-10,000 5,000

Dw-3,000 2,000

Dw-3,000 12,000

B 平成27年 1 月 1 日前に建造契約を結 び建造をする船舶(建造契約がない船 舶にあっては、平成27年 6 月30日以前 に建造に着手されたもの)であって平 成30年12月31日以前に船舶所有者に対 し引き渡されたものの EEDI 要件が、

次のAからGまでの船舶の用途及び船 舶の大きさの区分に応じ、次のAから Gまでの二酸化炭素放出抑制指標の値 以下であることとされました。

A タンカー等(Dw が 2 万t以上の ものに限り、Bに掲げるものを除き ます。)

1,133.484Dw-0.488 B タンカー等(Dw が 2 万t以上の もので、その貨物倉の一部分がばら 積みの固体貨物の輸送のための構造 を有するものに限ります。)

1,133.67Dw-0.488 C 液化ガスばら積船(Dw が 1 万t

以上のものに限ります。)

 1,041.6Dw-0.456 D ばら積貨物船(Dw が 2 万t以上

のものに限ります。)

 894.4647Dw-0.477 E コンテナ船(Dw が 1 万 5 千t以 上のものに限ります。)  

162.0246Dw-0.201 F 冷凍運搬船(Dw が 5 千t以上の

ものに限ります。)

 211.1193Dw-0.244 G 一般貨物船(Dw が 1 万 5 千t以 上のものに限ります。)

 99.9564Dw-0.216 C ABの船舶以外の船舶の EEDI 要件 が、次のAからGまでの船舶の用途及 び船舶の大きさの区分に応じ、次のA からGまでの二酸化炭素放出抑制指標 の値以下であることとされました。

A タンカー等(次に掲げるものに限

り、Bに掲げるものを除きます。) 

次の区分に応じそれぞれ次の算式に より算定した値

a Dw が 2 万 t 以上のもの 1,072.544Dw-0.488

b Dw が 4 千t以上 2 万t未満の もの

1,218.8Dw-0.488

0.98-0.1     

B タンカー等(次に掲げるもので、

その貨物倉の一部分がばら積みの固 体貨物の輸送のための構造を有する ものに限ります。) 次の区分に応じ それぞれ次の算式により算定した値 a Dw が 2 万 t 以上のもの 1,072.72Dw-0.488

b Dw が 4 千t以上 2 万t未満の もの

1,219Dw-0.488

0.98-0.1     

C 液化ガスばら積船(次に掲げるも のに限ります。) 次の区分に応じそ れぞれ次の算式により算定した値 a Dw が 1 万 t 以上のもの 985.6Dw-0.456 b Dw が 2 千t以上 1 万t未満の

もの

1,120Dw-0.456

0.98-0.1     

D ばら積貨物船(次に掲げるものに 限ります。) 次の区分に応じそれぞ れ次の算式により算定した値 a Dw が 2 万 t 以上のもの 846.3752Dw-0.477 b Dw が 1 万t以上 2 万t未満の

もの

961.79Dw-0.477

0.98-0.1      

E コンテナ船(次に掲げるものに限 ります。) 次の区分に応じそれぞれ Dw-4,000

16,000

Dw-4,000 16,000

Dw-2,000 8,000

Dw-10,000 10,000

次の算式により算定した値 a Dw が 1 万 5 千 t 以上のもの 153.3136Dw-0.201

b Dw が 1 万t以上 1 万 5 千t未 満のもの

174.22Dw-0.201

0.98-0.1      

F 冷凍運搬船(次に掲げるものに限 ります。) 次の区分に応じそれぞれ 次の算式により算定した値

a Dw が 5 千 t 以上のもの 199.7688Dw-0.244

b Dw が 3 千t以上 5 千t未満の もの

227.01Dw-0.244

0.98-0.1     

G 一般貨物船(次に掲げるものに限 ります。)次の区分に応じそれぞれ 次の算式により算定した値

a Dw が 1 万 5 千 t 以上のもの 94.5824Dw-0.216

b Dw が 3 千t以上 1 万 5 千t未 満のもの

107.48Dw-0.216

0.98-0.1     

ロ 海防法第19条の26第 1 項に規定する国 土交通大臣の確認を受けなければならな い船舶(次のAAからFまでに掲げる用 途及び大きさの船舶に限り、平成27年 9 月 1 日前に建造契約が結ばれた船舶(建 造計画がない船舶にあっては、平成28年 2 月29日以前に建造に着手されたもの)

を除きます。)の EEDI 要件について、

次の見直しが行われました。

A 平成29年 4 月 1 日以後に建造契約を 結び建造する船舶(建造契約がない船 舶にあっては、平成29年10月 1 日以後 に建造に着手されたもの)の EEDI 要 件が、次のAからFまでの船舶の用途 及び船舶の大きさの区分に応じ、次の

AからFまでの二酸化炭素放出抑制指 標の値以下であることとされました。

A 指標基準省令第 1 条第 1 項に規定 するロールオン・ロールオフ旅客船

(以下「ロールオン・ロールオフ旅 客船」といいます。)(次に掲げるも のに限ります。) 次の区分に応じそ れぞれ次の算式により算定した値 a Dw が 1 千 t 以上のもの 676.944Dw-0.381

b Dw が250t以上 1 千t未満の もの

752.16Dw-0.381

0.95-0.05     

B 指標基準省令第 1 条第 2 項に規定 するクルーズ旅客船(以下「クルー ズ旅客船」といいます。)(次に掲げ るもので、海洋汚染等及び海上災害 の防止に関する法律の規定に基づく 船舶の設備等の検査等に関する規則 第 1 条の23第 2 項各号に規定する推 進機関(以下「推進機関」といいま す。)を有するものに限ります。) 

次の区分に応じそれぞれ次の算式に より算定した値

a 総トン数(以下「Gt」といい ます。)が 8 万 5 千トン以上のも の 153.756Gt-0.214 b Gt が 2 万 5 千トン以上 8 万 5

千トン未満のもの

170.84Gt-0.214

0.95-0.05      

C 指標基準省令第 1 条第 5 項に規定 する液化天然ガス運搬船(以下「液 化天然ガス運搬船」といいます。)

(Dw が 1 万t以上のもので、推進 機関を有するものに限ります。)

1,915.645Dw-0.474 D 指標基準省令第 1 条第10項に規定 するロールオン・ロールオフ貨物船 Dw-10,000

10,000

Dw-3,000 2,000

Dw-3,000 12,000

Dw-250 750

Gt-25,000 60,000

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