適用期間の始期に「福島復興再生特別措置法第
17条の 2 第 1 項に規定する特定復興再生拠点区域 復興再生計画(以下「特定復興再生拠点区域復興 再生計画」といいます。)につき同条第 6 項の認 定があった日」が追加され、適用期間が「避難等 指示が解除された日又は特定復興再生拠点区域復 興再生計画につき福島復興再生特別措置法第17条 の 2 第 6 項の認定があった日のいずれか早い日か らその避難等指示が解除された日又は同法第 4 条 第 4 号ハに掲げる指示が解除された日のいずれか 遅い日以後 5 年を経過する日までの期間」とされ ました(震災税特法17の 2 の 3 ①②)。
すなわち、避難等指示が解除されていない区域 であっても、福島復興再生特別措置法第17条の 7 第 1 項に規定する認定特定復興再生拠点区域復興 再生計画(以下「認定特定復興再生拠点区域復興 再生計画」といいます。)に記載された特定復興 再生拠点区域(以下「認定特定復興再生拠点区 域」といいます。)に該当する場合には、その認 定特定復興再生拠点区域復興再生計画の同法第17 条の 2 第 6 項の認定を受けた日からこの制度を適 用できることとなります。適用期間の終期につい ては、これまでと同じです。
ただし、この期間は、その期間内にその認定特 定復興再生拠点区域の変更がある場合には、その 変更に係る次の区域の区分に応じたそれぞれ次の 期間とすることとされています(震災税特法17の 2 の 3 ①②、震災税特令17の 2 の 3 )。これによ り、認定特定復興再生拠点区域復興再生計画の変 更により新たに認定特定復興再生拠点区域となる 区域は、その変更があった日からこの制度を適用 できることとなり(下記⑴)、その変更により認 定特定復興再生拠点区域でなくなる区域で、避難 解除区域等に該当しない区域(避難等指示が解除 されていない区域)は、その変更があった日後か らこの制度を適用できなくなります(下記⑵①)。
なお、その変更により認定特定復興再生拠点区域 でなくなる区域であっても既に避難解除区域等に 該当する区域は、引き続きこの制度を適用できる こととなります(下記⑵②)。
⑴ 認定特定復興再生拠点区域復興再生計画につ
き福島復興再生特別措置法第17条の 3 において 準用する東日本大震災復興特別区域法第 6 条第 1 項の変更の認定(以下「変更の認定」といい ます。)があったことにより新たに認定特定復 興再生拠点区域に該当することとなる区域 そ の区域に該当する避難解除区域等に係る避難等 指示が解除された日又はその変更の認定があっ た日のいずれか早い日からその避難等指示が解 除された日又は福島復興再生特別措置法第 4 条 第 4 号ハに掲げる指示が解除された日のいずれ か遅い日以後 5 年を経過する日までの期間
⑵ 認定特定復興再生拠点区域復興再生計画につ き変更の認定があったことにより認定特定復興 再生拠点区域に該当しないこととなる区域 次 の場合の区分に応じたそれぞれ次の期間
① その変更の認定があったことによりその区 域が避難解除区域等に該当しないこととなる 場合 その認定特定復興再生拠点区域復興再 生計画につき福島復興再生特別措置法第17条 の 2 第 6 項の認定があった日からその変更の 認定があった日までの期間
② 上記①の場合以外の場合 その避難解除区 域等に係る避難等指示が解除された日又はそ の認定特定復興再生拠点区域復興再生計画に つき福島復興再生特別措置法第17条の 2 第 6 項の認定があった日のいずれか早い日からそ の避難等指示が解除された日又は同法第 4 条 第 4 号ハに掲げる指示が解除された日のいず れか遅い日以後 5 年を経過する日までの期間
(注 1 ) 今般の「福島復興再生特別措置法の一部 を改正する法律(平成29年法律第32号)」に おいて、認定特定復興再生拠点区域が企業 立地促進区域となり得る区域である避難解 除区域等に含まれることとされたことから
(福島特措法18②二)、提出企業立地促進計 画の変更により提出企業立地促進計画に定 められた企業立地促進区域に認定特定復興 再生拠点区域が追加された場合には、その 認定特定復興再生拠点区域において、「企業 立地促進区域において機械等を取得した場
合の特別償却又は法人税額の特別控除制度
(震災税特法17の 2 の 2 )」の適用が可能と なります。上記の改正は、福島復興再生特 別措置法の一部を改正する法律(平成29年 法律第32号)の施行の日(同法の公布の日
(平成29年 5 月19日))から施行されていま す(福島特措法改正法附則 1 )。連結納税制 度の場合についても同様です。
(注 2 ) 関係法令については、下記の(参考 1) 及び(参考 2)をご参照ください。
なお、連結納税制度の場合についても、上記と 同様の改正が行われています(震災税特法25の 2 の 3 ①②、震災税特令22の 2 の 3 ①)。
(参考 1 ) 福島復興再生特別措置法(平成24年法 律第25号)
(定義)
第 4 条 この法律において、次の各号に掲 げる用語の意義は、それぞれ当該各号に 定めるところによる。
一~三 省 略
四 避難解除区域 原子力発電所の事故 に関して原子力災害対策特別措置法(平 成11年法律第156号)第15条第 3 項又は 第20条第 2 項の規定により内閣総理大 臣又は原子力災害対策本部長(同法第 17条第 1 項に規定する原子力災害対策 本部長をいう。次号において同じ。)が 福島の市町村長又は福島県知事に対し て行った次に掲げる指示(以下「避難 指示」という。)の対象となった区域の うち当該避難指示が全て解除された区 域をいう。
イ 原子力災害対策特別措置法第27条 の 6 第 1 項又は同法第28条第 2 項の 規定により読み替えて適用される災 害対策基本法(昭和36年法律第223 号)第63条第 1 項の規定による警戒 区域の設定を行うことの指示 ロ 住民に対し避難のための立退きを
求める指示を行うことの指示
ハ 住民に対し居住及び事業活動の制 限を求める指示を行うことの指示 ニ 住民に対し緊急時の避難のための
立退き又は屋内への退避の準備を行 うことを求める指示を行うことの指 示
ホ イからニまでに掲げるもののほか、
これらに類するものとして政令で定 める指示
五 省 略
(特定復興再生拠点区域復興再生計画の認 定)
第17条の 2 特定避難指示区域市町村(現 に避難指示であって第 4 条第 4 号ロに掲 げる指示であるもの(以下この項におい て「特定避難指示」という。)の対象とな っている区域(以下この項及び第93条に おいて「特定避難指示区域」という。)を その区域に含む市町村をいう。以下同 じ。)の長は、福島復興再生基本方針に即 して、復興庁令で定めるところにより、
特定復興再生拠点区域(特定避難指示区 域内の区域であって次に掲げる条件のい ずれにも該当するもののうち、特定避難 指示の解除により住民の帰還を目指すも のをいう。以下同じ。)の復興及び再生を 推進するための計画(以下「特定復興再 生拠点区域復興再生計画」という。)を作 成し、内閣総理大臣の認定を申請するこ とができる。
一 当該区域における放射線量が、当該 特定避難指示区域における放射線量に 比して相当程度低く、土壌等の除染等 の措置(平成23年 3 月11日に発生した 東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発 電所の事故により放出された放射性物 質による環境の汚染への対処に関する 特別措置法(平成23年法律第110号。以 下「放射性物質汚染対処特措法」とい う。)第 2 条第 3 項に規定する土壌等の
除染等の措置をいい、表土の削り取り その他の適正かつ合理的な方法として 復興庁令・環境省令で定めるものによ り行うものに限る。以下同じ。)を行う ことにより、おおむね 5 年以内に、特 定避難指示の解除に支障がないものと して復興庁令・内閣府令で定める基準 以下に低減する見込みが確実であるこ と。
二 当該区域の地形、交通の利便性その 他の自然的社会的条件からみて、帰還 する住民の生活及び地域経済の再建の ための拠点となる区域として適切であ ると認められること。
三 当該区域の規模及び原子力発電所の 事故の発生前の土地利用の状況からみ て、計画的かつ効率的に公共施設その 他の施設の整備を行うことができると 認められること。
2 ~ 5 省 略
6 内閣総理大臣は、第 1 項の規定による 申請があった特定復興再生拠点区域復興 再生計画が次に掲げる基準に適合すると 認めるときは、その認定をするものとする。
一 福島復興再生基本方針に適合するも のであること。
二 当該特定復興再生拠点区域復興再生 計画に記載された第 2 項第 1 号の区域 が第 1 項各号に掲げる条件のいずれに も該当するものであること。
三 当該特定復興再生拠点区域復興再生 計画の実施が特定復興再生拠点区域の 復興及び再生の推進に寄与するもので あると認められること。
四 円滑かつ確実に実施されると見込ま れるものであること。
7 ・ 8 省 略
(東日本大震災復興特別区域法の準用)
第17条の 3 東日本大震災復興特別区域法 第 5 条から第10条までの規定は、特定復