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適正処理についての施策

第2章 ごみ処理基本計画

第4節 循環型社会形成のための施策

6. 適正処理についての施策

生 活 安 全 上 保 全 環 境 負 荷 を 減 す た 市 処 理 方 向 性 を 確 立 し 処理経費 抑制を図 効率的収集体制 効果的処理体制 い 構築し す た 不法投棄や不適正排出 い 市民ヷ事業者ヷ関 団体ヷ 市 相互 連携ヷ協働し 組 体制 構築を目指し す

( 1)   ごみの適正処理の推進 

①不適正排出などにより、ごみ収集過程での火災事故や処理段階での爆発事故などが 発生する恐れがあることから、市民・事業者に対して分別の徹底についての啓発を 強化します。

②ごみの適切な分別の徹底をするとともに、最終処分場やリサイクルセンターへのご み搬入時において、点検作業を強化して危険防止及びごみの適正処理を推進します。

( 2)   適切なごみ処理システムの構築 

①焼却施設については平成14年12月から休止となっていますが、可燃ごみの適正 処理の観点から、今後の資源化推進による可燃ごみ量の推移、建設コスト及びラン ニングコストなどを含め検討し、焼却処理体制の整備を図ります。

②家庭ごみのうち潜在量で約33%を占める生ごみと、約16%を占める紙類につい ては、廃棄物のうち有用な「循環資源」としての位置づけから、収集計画によりそ の適正処理及び有効活用を図ります。

③収集方式は戸別収集方式とステーション収集方式を併用して行われていますが、集 合住宅や戸別収集不可能な地域以外は大部分が戸別収集方式を取っています。戸別 収集は、収集効率が低下するために収集車両の増車や収集人員の増員による収集経 費の増加、収集車の低速走行などによる交通障害などが問題としてあげられますが、

その反面、分別が徹底されごみ量減少や集積所の維持管理の必要がないなどの利点 が多々あることから、収集体制については、ごみの分別や減量に効果がある戸別収 集を基本として効率的な収集運搬を図ります。

④家電リサイクル対象品目であるテレビ・冷蔵庫・冷凍庫・洗濯機・エアコンについ ては、販売店・購入店・民間回収ルートでの処理方法を広報・ホームページや他の 媒体を利用して市民周知を図ります。

( 3)   廃棄物減量推進員制度の導入 

ごみの分別方法や排出方法について廃棄物減量推進員による周知・指導を行いま す。また、ごみステーション等の状況についても市に報告してもらい、管理徹底を推 進します。

( 4)   ごみステーションの管理徹底 

ごみステーションへの不法投棄や不適正排出に対し、町内会やごみステーション管 理者との連携を図り、適正排出による環境美化及び公衆衛生の保全を図ります。

①住戸数が2戸以上の住宅の所有者又は建設者は、家庭廃棄物等の保管場所を設置し なければならないため、排出状況や周辺環境などを把握し、管理会社・所有者と市 が協議した上で設置し、管理者を指定して周辺環境の美化と収集作業に支障をきた さない排出環境の整備を推進します。

( 5)   集合住宅ごみ等優良排出管理認定制度の導入 

一定世帯以上の集合住宅のごみステーションを対象として、一定要件を満たす場合 に優良な排出がなされているとして市が認定し、認定適合マークが印刷された看板を 交付する「集合住宅ごみ等優良排出管理認定制度」を導入し、集合住宅のごみステー ションを利用する居住者及びその管理者のごみ分別・減量意識の向上を図ります。

( 6)   不法投棄・不適正排出対策 

不法投棄の撲滅及び不適正排出の防止を図り、環境の保全及びごみの適正処理を図 ります。

①廃棄物減量推進員及び町内会、集合住宅管理者や所有者と連携してごみステーショ ンの状況を確認し、不適正排出者に対する指導・啓発を強化します。又、町内会単 位での説明会などを開催して、分別・排出マナーの徹底、リサイクル推進による不 適正排出の防止を図ります。

②転入者に対しては、庁内連携により転入手続き時に「ごみ・リサイクル収集カレン ダー」を配布して、ごみの分別・排出方法について周知していくとともに、支所・

出張所においても同様として市民周知を図ります。

③不法投棄を防止するため、市内巡回パトール及び庁内連携による夜間パトロール、

不法投棄物の回収、不法投棄者への指導、看板の設置、タクシー会社・新聞販売店 などからの情報提供、町内会や警察・石狩支庁などの関係各所と連携・協力し、不 法投棄監視体制の強化を図ります。

④廃棄物の処理及び清掃に関する法律では、不法投棄は禁止とされ罰則が設けられて います。その内容は個人が5年以下の懲役及び1千万円以下の罰金、法人が1億円 以下の罰金となっています。恵庭市では、不法投棄を許されない犯罪行為であるこ とを広報・ホームページや他の媒体を利用して積極的に周知します。

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