第2章 ごみ処理基本計画
第4節 循環型社会形成のための施策
4. 再使用・再生利用についての施策
ショップを通じて再使用するように、広報・ホームページや他の媒体を利用して積 極的に呼びかけます。
③市民・市民団体と連携・協力し、事業者へ再生利用品の販売促進や情報提供につい て呼びかけます。
④市内公共施設4ヶ所での古着の回収について、回収拠点を拡大して再資源化を推進 します。又、保育園5園、小学校7校などを拠点とした廃食油の回収については、
ごみ・リサイクルカレンダーなどで回収拠点の情報提供をして、再資源化の推進に協 力します。
( 3) リサイクル品目の拡大
市で資源化がされていない「その他紙製容器包装」や「雑紙」、「剪定枝」について、
コストや適正な収集方法などを踏まえて検討し、将来的に資源化を目指します。また、
家庭での草木や落ち葉の堆肥化推進方策について検討を行います。
( 4) 集団資源回収の拡大・強化
市は集団資源回収を奨励し拡大してきましたが、平成18年度では、集団資源回収 実施団体は61、集団資源回収量は2, 154トンとなっており、近年はほぼ横這い 状態で推移しています。集団資源回収が進めば町内会等へ交付金が助成され、町内会 等の活動資金として運用が図れることや市の収集運搬コスト削減にもつながるため、
実施団体・資源物回収量の拡大・強化を図ります。
①集団資源回収での資源回収品目については、回収業者により異なるため、町内会等 や回収業者、市が情報交流を行う体制整備によりネットワークを強化して、資源物 収集について強化・促進を図ります。
②集団資源回収された資源の行き先や再利用方法などの情報提供を行い、分別や資源 化の有効性について、広報・ホームページや他の媒体を利用して積極的に啓発しま す。また、集団資源回収を実施していない町内会や町内会未加入の市民が参加でき るように普及啓発に努めます。
( 5) 事業系一般廃棄物の分別資源化
事業活動から発生する木くず・剪定枝・すきとり物・食品残渣等のリサイクル可能 なものは、市が指定する再資源化委託業者への搬入指導を行います。
( 6) 産業廃棄物の分別資源化
①産業廃棄物については排出事業者が自ら処理しなければならないことから、各種リ サイクル法を遵守することを周知するとともに、資源の有効利用を前提とし、リサ イクル可能なものは民間の資源化処理施設への搬入指導を行います。
②市には、十分な民間の産業廃棄物処理施設がないことから、産業廃棄物を受け入れ 処理していきますが、処理施設への搬入時には検査・確認体制を強化し適切な搬入 指導を行います。
( 7) リサイクル取り組み団体への支援
市民団体によるリサイクルへの取り組みについて、広報・ホームページや他の媒体 を利用してその取り組みを市民・事業者へ周知し、リサイクル意識の高揚を図ります。