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ウェブアクセシビリティの確保・維持・向上のための取組

4.3. 運用ガイドラインを実践する体制

4.3.3. 公式ホームページの管理運営担当部署に求められる役割

公式ホームページ(公式ホームページのスマートフォン向けサイトを含む)のアクセシ ビリティ対応の取組を統括します。

また、公式ホームページの管理担当部署以外の部署を含め、「4.3.2. 団体内で役割分担 を検討し取り組むこと」(P.41)の内容が実行されるよう、関係する部署に「みんなの 公共サイト運用ガイドライン」について周知します。

4.3.4. 公式ホームページの管理運営担当部署に求められる対応

一般的に、公的機関の公式ホームページはページ数が多く、管理運営に十分な工数の確 保が必要です。CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)を導入し、複数の部署 でページを作成している場合も、管理運営担当部署は、ホームページ全体の品質管理を 行うために、更新されたページの確認、職員へのルールの周知等、様々な業務を担当す ることが求められます。

様々な業務の一貫としてウェブアクセシビリティ対応が適切に行われるよう、公式ホー ムページの管理運営担当部署には、下記の対応が求められます。

 ホームページの管理運営に関し、十分な人員と工数を確保する。

 管理運営を担当する職員に対し、ウェブアクセシビリティの重要性や対応方法につ いて、十分な研修機会を設ける。

 異動の際、前任者から必要な引き継ぎを受けられるよう配慮する。(例:担当職員 を複数配置し異動時期をずらす、事務引継書やマニュアルを作成する等)

 団体内で、ホームページの管理運営に関する専門性のある職員を育成する。(例:

管理運営を担当する年数を長く設定する。過去に管理運営を担当したことのある職 員が、一定期間別の部署に異動した後、再度ホームページ管理運営部署に異動する 等)

 管理運営を担当する職員の知識と経験不足を補う方策を検討する。(例:外部委託 等)

 同一組織内の福祉関連部局と連携し、障害当事者、社会福祉協議会等の意見を聴取 する。(「4.3.7.利用者の協力を得る体制」(P.43)参照)

ホームページの運営には専門的な知識と経験が求められます。特にアクセシビリティに 関しては、制作技術、対応の対象となる利用者の特性、利用者が使用する支援技術の特 性など幅広い知識が必要です。知識の研さんに努めるとともに、必要に応じて部外の専 門家(事業者等)の知見を活用します。

4.3.5. 各部署に求められる体制

公式ホームページを複数の部署で分担して更新等を行っている団体の場合、各部署にお いて以下に挙げる事項が実現できるよう、団体として取組を体系的に実行することが求 められます。

 ページを作成する職員に対し、ウェブアクセシビリティの重要性や対応方法につい て、十分な研修機会を確保する。

 公開・承認を行う職員に対し、ウェブアクセシビリティの重要性や対応方法につい て、十分な研修機会を確保する。

 ページ作成時の注意や公開前の確認が徹底されるよう、各部署にホームページでの 情報発信に関する責任者を設けるなど、体制を整える。

なお、個別の部署において、独自にホームページ等を管理運営している場合は、公式ホ ームページの管理運営担当部署と十分に連携の上で、運用ガイドラインに基づきウェブ アクセシビリティ確保・維持・向上の取組を実践することが求められます。

4.3.6. 外部委託業者との協力体制

専門的な知識や技術が求められるホームページ構築、システム開発、ガイドライン作成、

研修、検証等の実施について、必要に応じてJIS X 8341-3:2016を十分に理解した事業 者を活用します。

ウェブアクセシビリティ対応について、事業者に全て任せるのではなく、ウェブアクセ シビリティの確保に対する責任はすべて各団体が負うことを認識して、ウェブアクセシ ビリティ方針を策定し、目標達成のために必要な取組を推進します。

事業者を活用する場合は、仕様書や覚書、協議書又は議事録等により、役割分担や責任 分界点を明確化することが必要です。

4.3.7. 利用者の協力を得る体制

ホームページ等を利用することで生じる情報の格差を是正するためには、ウェブアクセ シビリティの確保・維持・向上を推進する必要があり、高齢者・障害者団体、高齢者・

障害者の協力を得ながら利用者個々の意見を聴取することが有効です。

そのためには、地方公共団体においては、管内に居住する障害者の利用実態を把握する ことが肝要であり、福祉関連部局、及び当該自治体内の社会福祉協議会等へ協力要請を 行い、当該自治体内の高齢者、障害者との連携を図り、ホームページ等のアクセシビリ ティを向上するための協力体制を構築することを推奨します。

【例】

障害者団体/シニアネット/特別支援学校/視聴覚障害者情報提供施設

利用者との協調

5.ウェブアクセシビリ