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連結財務諸表注記事項

ドキュメント内 daiwa_ar09J_p indd (ページ 98-118)

株式会社大和証券グループ本社

2009年、2008年及び2007331日に終了する各連結会計年度

グループ本社及び国内連結子会社は、日本の金融商品取引法のほ か、日本において一般に公正妥当と認められる会計基準(「日本基 準」)に準拠して、円貨建で会計帳簿を作成しております。なお、日 本基準は、適用及び開示の面において、国際会計基準(「IFRS」)と は異なる点があります。在外連結子会社は、それぞれの会社が国籍 を有する国において一般に公正妥当と認められる会計基準に準拠し て会計帳簿を作成しております。したがって、一部上記のような在外 連結子会社については日本基準に適合させるために必要な調整を 行ったうえで、連結財務諸表を作成しております。

(会計方針の変更)

グループ本社は、当連結会計年度より「連結財務諸表作成における 在外子会社の会計処理に関する当面の取扱い」(実務対応報告第18 号)を適用しております。連結財務諸表を作成するにあたり、従前は 在外子会社が採用している会計処理が親会社のそれと異なる場合で も、子会社の会計処理が明らかに合理的でないと認められる場合を 除き、当面、親子会社間で会計処理を統一する必要はないものとさ れてきました。

しかしながら、本実務対応報告の適用後は、同一同条件の取引が存 在する場合においては、連結会社間での会計処理を統一する必要が 生じることとなりました。一方で、在外連結子会社がIFRSあるいは米 国で一般に公正妥当と認められる会計基準でもって財務諸表を作成 している場合は、のれんの償却といったいくつかの調整事項を除い ては、これらの財務諸表に基づいて連結財務諸表を作成することが 容認されることとなります。

なお、本実務対応報告を適用したことによる、連結財務諸表に与え る影響はありません。

連結財務諸表は、日本基準に準拠して作成され、金融商品取引法に 従って監督当局に提出した有価証券報告書を英訳したものでありま す。一部、在外の利用者の便宜のために追加の記述や組替えを行っ ておりますほか、いくつかの補助的な情報について記載していない ものもあります。

連結財務諸表及び注記に表示されている米ドル金額は、利用者の便 宜のために、円貨を米ドルに換算した金額であります。なお、換算 レートは、2009年3月31日の実勢為替レート1US$=98円を使用し ておりますが、この簡便的な換算は、円金額が実際の米ドルを表わし たり、または米ドルに換金されたり、換金されうるというように解さ れるものではありません。

1. 連結財務諸表の基礎

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連結̶連結財務諸表においては、グループ本社及びグループ本社 が直接的又は間接的に支配している子会社の財務諸表を連結してお ります。支配しているとは、大和が議決権の過半数を実質的に所有 している場合、または大和が所有する議決権の割合が40%以上50%

未満であっても、意思決定機関が支配している一定の事実が認めら れる場合であります。ただし、当社グループの傘下に入れることを目 的としていない、プリンシパル・インベストメント業務及びベンチャー・

キャピタル業務の営業目的で取得、保有しているものについては含 まれておりません。

また、支配が存在していないにもかかわらず、当該会社の営業及び 財務の方針決定に重要な影響を与えることのできる会社については 持分法を適用しております。重要な影響を与えることができるとは、

大和が議決権の20%以上(ただし50%未満)を所有している場合、

または大和が所有する議決権の割合が15%以上20%未満であって も、営業及び財務の方針決定に重要な影響を与えることができる一 定の事実が認められる場合を指します。ただし、人事、資金、技術、

取引等の関係を通じて当社グループの傘下に入れることを目的とし ていない、プリンシパル・インベストメント業務及びベンチャー・キャ ピタル業務の営業目的で取得、保有しているものについては含まれ ておりません。

日本基準においては、のれんは計上後20年以内に償却する必要が ありますが、金額的に重要性がないため、大和においては発生した 連結会計年度に一括して償却しております。

連結上、連結会社間の重要な債権債務残高、内部取引高及び内部利 益については、相殺消去しております。

連結キャッシュ・フロー計算書̶連結キャッシュ・フロー計算書にお いては、容易に換金可能であり、預入期間が3ヶ月以内の短期投資 を現金同等物としております。

トレーディング資産及びトレーディング負債 ̶証券会社が営業目的 で保有する有価証券及びデリバティブ取引をトレーディング資産及び トレーディング負債としており、約定基準により公正価額で記録して おります。その損益は評価損益を含めて、連結損益計算書上「トレー ディング損益」に計上しております。公正価額は、市場価格やプライ シングモデル及び経営者が合理的な期間内に行う処分価値の見積も り等に基づき評価しております。トレーディング以外の目的で保有す る有価証券については、連結貸借対照表上「現金及び現金同等物」、

「営業投資有価証券」及び「投資目的の有価証券」として表示してお り、次のとおりであります。

トレーディング以外の目的で保有する有価証券̶大和は、トレーディ ング以外の目的で保有する有価証券については、その保有目的によ り分類し、評価しております。(a)証券会社以外の会社が、時価の変 動により利益を得ることを目的として保有する有価証券(「売買目的 有価証券」)については、公正価額にて評価しており、評価損益につ いては当連結会計年度の損益として連結損益計算書に計上しており ます。(b)満期まで保有する目的の債券(「満期保有目的債券」)につ いては、償却原価法により評価しております。(c)上記のいずれに も分類されないその他の有価証券(「その他有価証券」)に分類して おります。このうち、時価のあるその他有価証券については、決算 日の市場価格等に基づく時価法により評価しており、評価損益(評価 差額)について、税効果会計を適用のうえ、純資産の部に独立した項 目として表示しております。また、時価のないその他有価証券につ いては、取得原価にて評価しております。金融商品取引法第2条第 2項により有価証券としてみなされることとなった投資事業有限責任 組合及びそれに類する組合等への出資については、連結貸借対照 表上「営業投資有価証券」として表示しており、組合等の営業により 獲得した損益の持分相当額は当連結会計年度の損益として、また、

組合等の保有する有価証券の評価損益については、税効果会計を適 用のうえ、純資産の部に独立した項目として、それぞれその持分に 応じた額を表示しております。これらの投資につきましては、いずれ も移動平均法を用いております。

他社との良好な関係を維持するため、あるいは証券業という投資会 社の性格上、大和は時価のない株式等を保有しておりますが、これ は日本独特の慣行によるものです。

(営業投資有価証券を含む)投資の減損は、時価のある有価証券につ いては、その期末時価が簿価に対して30%以上50%未満の水準ま で下落し、実質価額の回復可能性が容易に認められないとされる場 合には減損処理を行っておりますが、回復可能性は、株価の推移及 び発行会社の財政状態を総合的に勘案して検討しております。また、

50%以上の下落の場合は、著しい下落かつ回復する見込みがない と判断し、減損処理を行っております。また、その他有価証券のうち 時価のない株式についても、その実質価額が著しく低下し、実質価 額の回復可能性が容易に認められないとみなされる場合には減損処 理を行っております。その他の有価証券のうち時価のないもの(株式 を除く)については、発行会社の財政状態等を勘案したうえで、必要 に応じて投資損失引当金の計上を行っております。

2. 重要な会計方針

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トレーディング以外の目的で保有するデリバティブ取引̶大和は、

ヘッジ目的以外のデリバティブ取引については時価評価し、損益とし て認識しております。ヘッジ目的のデリバティブ取引に係る評価損益 は、主として、ヘッジ対象に係る損益が認識されるまで資産又は負債 として繰延べる方法によっており、純資産の部に独立した項目として 表記しております。ただし日本基準においては、ヘッジ目的として行 う金利スワップ取引のうち条件を満たしたものについては時価評価 しないことが認められております。この場合、当該取引に係る受取 利息又は支払利息をヘッジ対象資産又は負債に係る利息に加減して 計上しており、また、ヘッジ目的として行う為替予約取引について も、条件を満たしたものについては時価評価しないことが認められ ており、為替予約差額を予約の期間にわたって認識しております。

担保付短期ファイナンシング・アグリーメント̶担保付短期ファイナ ンシング・アグリーメントには、売戻条件付有価証券購入取引(「リ セール」)及び買戻条件付有価証券売却取引(「リパーチェス」)、借 入有価証券担保金及び有価証券貸借取引受入金が含まれておりま す。リパーチェス及びリセールは、契約金額により計上しておりま す。借入有価証券担保金及び有価証券貸借取引受入金は、差入担保 金及び受入担保金の金額で計上しております。

貸倒引当金 ̶一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債 権及び破産更生債権等については財務内容評価法により計上してお ります。

有形固定資産̶有形固定資産は、取得原価及び減価償却累計額控 除後の純額により計上しております。大和は、減価償却の方法につ いては主として定額法によっております。耐用年数については、主 として法人税法に規定する方法と同一の基準によっております。

(会計方針の変更)

日本の法人税法等の改正に伴い、大和及び国内関係会社は2007年 4月1日以降に取得した有形固定資産については、改正後の法人税 法等に基づく方法に変更しております。主な変更点は、従来は概ね 取得価額の5%であった有形償却資産の残存価額が1円となったこ と、及び償却期間が短縮されたことであります。2007年3月31日 時点において償却可能限度額まで償却が終了した現存する有形固定 資産については、残存価額を翌連結会計年度から5年間にわたって 備忘価額(1円)まで均等に償却することとしております。

この変更による、前連結会計年度にかかる連結財務諸表への影響は 軽微であります。

無形固定資産̶無形固定資産は主として定額法により償却しており ます。なお、大和は、耐用年数については主として法人税法に規定 する方法と同一の基準によっておりますが、自社利用のソフトウェア については、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法によっ ております。

リース資産 ̶所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース 資産については、リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする 定額法により償却しております。

(会計方針の変更)

当連結会計年度より、グループ本社及び国内連結子会社は「リース 取引に関する会計基準」(企業会計基準第13号)及び、「リース取引 に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第16号)を 適用し、所有権移転外ファイナンス・リース取引について、通常の売 買取引にかかる方法に準じた会計処理によっております。

この変更による、当連結会計年度にかかる連結財務諸表への影響は 軽微であります。

なお、リース取引の開始日が2008年3月31日以前の所有権移転外 ファイナンス・リース取引については、引き続き従来の賃貸借取引に かかる方法に準じた会計処理によっております。引き続き従来の賃 貸借取引にかかる方法に準じた所有権移転外ファイナンス・リース取 引については、注記9.において記載しております。

固定資産の減損̶不動産、器具備品、リース資産、無形固定資産、

のれんといった固定資産については、その資産の収益性が著しく低 下するような状況が生じていないかといった、減損の兆候の有無を 検討しております。回収可能性は、資産あるいは資産グループごと の割引前の将来キャッシュ・フローを見積もることで検証され、その 額が帳簿価額を下回る場合には、帳簿価額をその回収可能価額まで 減額し、減額分を減損損失として計上しております。

賞与引当金̶役員及び従業員に対する賞与の支払に備えるため、各 社所定の計算基準による支払見積額の当連結会計年度負担分を計上 しております。

(会計方針の変更)

2006年度より、「役員賞与に関する会計基準」(企業会計基準第4 号)を適用しております。従来、各連結子会社の株主総会決議時に 利益剰余金の減少として会計処理していた役員賞与を2006年度よ り発生時に費用として計上しております。この変更により、2006年 度の営業利益及び税金等調整前当期純利益はそれぞれ1,553百万 円減少しております。

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