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条の規定に基づき承認を受けた ベンチャー企業の出願が相当する。ベンチャー企業の承認書は、中小企業庁長又

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ベンチャー企業育成に関する特別措置法第 25 条の規定に基づき承認を受けた ベンチャー企業の出願が相当する。ベンチャー企業の承認書は、中小企業庁長又

は地方中小企業庁長から発行される。

本要件の審査は以下の指針に従って行われる。

ⅰ. 共同出願の場合、 少なくとも1人の出願人がベンチャー企業である時には

優先審査申請を認める。

ⅱ. ベンチャー企業の承認を受けた企業と出願人の名義が一致する場合に限 り優先審査申請を認める ( 企業と出願人の名義が異なる場合の取扱方法につ いては、下記を参照 ) 。

ⅲ.出願日、優先審査申請日又は優先審査適用決定日の内の少なくとも一つが ベンチャー企業承認書に記載された有効期間内でなければならない。

ⅳ.「ベンチャー企業承認書」の正本を提出することが原則となっているが、例 外的に写本の提出で良い場合もある。

ⅴ.出願人がベンチャー企業であれば、優先審査対象出願に記載された発明の 内容がそのベンチャー企業の目的や事業範囲内に含まれるか否かの判断は されず、優先審査対象として認められる。尚、上記ベンチャー企業承認書に 記載された企業が法人でない場合には、優先審査の申請を企業名で行うこと ができない。但し、申請の出願人とベンチャー企業の代表者が一致する場合 にはベンチャー企業出願として取り扱われ、優先審査が認められる。

f.国の新技術開発支援事業の結果産物に関する特許出願

国の新技術開発支援事業の結果産物に関する出願が相当し、該当する事業には 次のようなものが挙げられる。

ⅰ.産業発展法第 24 条の規定に基づく産業基盤技術開発事業

ⅱ.中小企業振興及び製品購買の促進に関する法律第 52 条の 2 第 1 項の規定 に基づく技術革新開発事業

ⅲ.エネルギー利用合理化法第 38 条の規定に基づくエネルギー技術開発事業

ⅳ.代替エネルギー開発及び利用・普及促進法第 10 条の規定に基づく代替エ ネルギー技術開発事業

ⅴ.電気通信基本法第 11 条の規定に基づく電気通信技術開発事業

ⅵ.情報化促進基本法第 18 条の規定に基づく情報通信技術開発事業

ⅶ.その他、国が遂行する新技術開発支援事業:国からの補助金の有無などで 判断

この要件に該当する出願として認められるためには、当該特許出願が新技術開 発支援事業の直接的な結果物に関する場合に限られる。

g.品質認証事業の結果産物に関する特許出願

国の品質認証事業の結果産物に関する出願が相当する。該当する事業は産業発 展法第 26 条及び同法施行令第 28 条の規定に基づく機械類・部品・素材の品質認 証事業又は優秀新技術認証事業である。これらの事業の結果産物であるか否かの 判断は以下のようにして行われる。

ⅰ.優秀新技術認証事業: NT マーク (New Technology)

中小企業庁の 開発技術の実用化促進要領 に基づき、国内で最初に開発さ

れた新技術であることを立証するマークであり、技術標準院長が発行する「新

技術認証書」を付与された技術がこれに該当される。このような技術に関する

特許出願であれば、優先審査は認められる。

ⅱ.機械類、部品、素材の品質認証事業: EM マーク (Excellent Machine, Mechanism Material)

中小企業庁の 機械類・部品・素材の品質認証制度 に基づき、国内で新た に開発された機械類・部品・素材の品質及び性能について評価し、優秀な製品 に対しては品質認証マークを付与するものであり、技術標準院長が発行する

「機械類・ 部品・ 素材の優秀品質認定書」を付与された技術がこれに該当される。

このような技術に関する特許出願であれば、優先審査は認められる。

ⅲ.出願した発明が国の品質認証事業の直接的な結果産物であるかどうかの可 否が不明確な場合に、優先審査申請人はこれを立証することを求められる場 合がある。ただし、直接的な結果産物に含まれる可能性があり、特別な事由 がない場合は優先審査対象として認められ得る。

h.条約に基づく優先権主張の基礎になる特許出願

パリ条約及び PCT 条約に基づく優先権主張の基礎となる出願で、当該出願を 基礎とする優先権主張により外国特許庁に特許出願されているものが相当する。

PCT 出願の場合に於いて自己指定した場合はいずれ取り下げの対象となるので 優先審査の対象とはならない。

i.特許出願人が出願された発明を実施している、又は実施準備中の特許出願 自己実施又は自己実施準備中の出願が相当する。これには部品・素材専門企業 などの育成に関する特別措置法施行規則第 6 条の規定に基づき、部品・素材技術 開発専門企業の確認を受けた企業の出願も含まれる。

ここで、 「自己」とは出願人に加えて出願人から実施許諾を受けた者も含まれ る。出願人から実施許諾を受けたかどうかについては、実施許諾をしたとの内容 の契約書などを提出すれば、特別な理由がないかぎり、そのまま認められる。実 施者が多数の場合は、実施者に出願人又は出願人から実施許諾を受けた者が含ま れていれば、自己実施として認められる。

尚、 「実施準備中」であるかどうかは以下のようにして判断される。

ⅰ.審査官が 実施準備中 と判断するためは、申請人は実施準備の事実を客 観的に証明するために必要な証拠を提出しなければならない。単純に事業を 示した程度では、実施準備中とは認められない。

ⅱ. 発明を実施するために工場を建設した場合 ( 工場登録証 ) 、又は工場の敷地 や必要な設備や材料を購入した段階は、「実施準備中」と認められる。また、

該当発明の実施に特殊な設備・資金などの必要はなく、既存の設備などで該

当出願発明が実施できるような発明の場合は、設計図面の作成や工程図のみ

で「実施準備中」と認められる。

ⅲ.実施中又は実施準備中であることが証明できるような下記の資料などを参 照として決定される。

・ 取引明細表 ( 販売物品が出願発明であることを含む。 ) 、納品確認書

・ 出願技術の実施に関する契約書

・ 購買契約書 ( 出願人が自己物品を販売する時 ) 、物品供給契約書

・ 銀行などからの貸出実績書

・ 契約金の入金事実の証明 ( 通帳から確認 )

・ 使用説明書 ( 該当発明の技術的な特徴が記載されているもの )

・ 創業投資会社・新技術事業投資組合などからの投資実績書

・ 事業者登録証

・賃貸借契約書

・ 写真、見本又はカタログ

・部品若しくは素材技術開発専門企業の出願であることが立証できる書類等 自己実施を理由とした優先審査申請は、自己実施中又は実施準備中の発明と出 願した発明が同一のものでなければならず、優先審査の申請人はこれを立証する ことを求められる。

部品・素材専門企業などの育成に関する特別措置法施行規則第 6 条の規定に基 づき、部品・素材技術開発専門企業の承認を受けた企業の出願は、出願された発 明の内容にかかわらず、自己実施又は自己実施準備中の出願と見做され、優先審 査の申請が認められる。

j.電子商取引に直接的に関連した出願

電子商取引基本法第 2 条で規定している電子商取引を促進する電子商取引関連