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調査概要

ドキュメント内 九州大学学術情報リポジトリ (ページ 67-71)

第 4 章 市民の防災意識の把握と意識構造の分析

4.2 防災意識に関するアンケート調査

4.2.1 調査概要

福岡市及び防災に関して先進都市である東京都23区に対して市民の防災意識を比較するため にアンケート調査を実施した。調査は下記項目に関する意識把握を目的に行った。

① 災害や防災に対する意識

② リスク情報の公表・充実に関する意識

③ 行政関与に対する意識

また、内閣府では過年度に「防災に関する世論調査」1を実施(1997、1999、2002に実 施。)しており、この世論調査と比較可能な質問項目は、全国的な世論と意識との違いを探るた めに活用することとした。

(1)福岡市民へのアンケート調査

福岡市民へ防災意識に関するアンケート調査を実施した。その概要は表4‐1のとおりである。

調査期間は、2011年10月4日~10月13日である。調査対象は、福岡市全域の市民から無作為2段 階抽出により選定した。調査方法は、各戸配布のうえ、郵送回収の郵送方式により実施した。配 布数は、10,000通で、有効回答数2,143通(回収率21.4%)であった。

表4‐1 アンケート調査の概要(福岡市民)

項目 調査内容(福岡市民)

調査期間 2011年10月4日~10月13日

調査対象 調査方法

【調査対象者】

福岡市全域に住む住民、調査対象地域は無作為2段階抽出により選定。

* 世帯の意向を代表する世帯主に対して回答を求めた。

【調査方法】

調査は郵送式にて実施した。

回収率 配布数:10,000通

有効回答:2143通(回収率:21.4%)

・ 災害や防災に対する意識

・ リスク情報の公表・充実に関する意識

・ 行政関与に対する意識   等

【世論調査との同一項目】

  被災経験、居住地域に対する危険意識、危険と感じること   大地震の際に心配なこと、自主防災活動との関わり 質問項目

63 本調査では、将来的な行動計画や個人資産への制約の是非等を問うものも含まれており、それ らの取捨選択が可能である世帯の意向を代表する世帯主に対して回答を求めた。

また、本アンケート調査では、配布先の市民に対して、現行のリスク情報の公表内容を充実し た場合のイメージをよりわかり易く示すことに留意し、公表の目的や確認方法等を加えた「ゆれ やすさマップ」の抜粋、先進都市の事例として、想定される地震のゆれと都市現況を踏まえて作 成・公表されている世田谷区の建物倒壊危険度や火災危険度の図面を添付した。

回答者の男女比及び年齢構成比は、表4‐2、表4‐3のとおりである。年代別世帯の意向を決 定する世帯主は40歳代から70歳代であり、十分なサンプル数が得られている。

表4‐2 男女比(福岡市民) 表4‐3 年齢構成比(福岡市民)

回答数 %

1 男性 988 46.1%

2 女性 1132 52.8%

無回答 23 1.1%

2143 100.0%

全体

回答数 %

1 10代 7 0.3%

2 20代 142 6.6%

3 30代 272 12.7%

4 40代 321 15.0%

5 50代 383 17.9%

6 60代 516 24.1%

7 70代以上 481 22.4%

無回答 21 1.0%

2143 100.0%

全体

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(2)東京都区部市民へのアンケート調査

東京都区部市民へ防災意識に関するアンケート調査を実施した。その概要は表4‐4のとおり である。

調査期間は、2012年12月17日~12月28日である。調査対象は、東京都においては、国土交通 省が把握している密集市街地が広く分布しており、HP等の公表状況等から、行政や住民意識が 高いと判断される墨田区、足立区、品川区、北区、板橋区、葛飾区、台東区、江東区、荒川区の 9区に対して、9区の低層率算出し、スクリーニングを行い、抽出した。

調査方法は、インターネットサイトを通じ、東京都23区民の民間会社登録モニターに対して 行い、有効回答数1,017を得た。

回答者の男女比及び年齢構成比は、表4‐5、表4‐6のとおりである。年代別世帯の意向を決 定する世帯主は40歳代から70歳代であり、十分なサンプル数が得られている。

表4‐4 アンケート調査の概要(東京都区部市民)

表4‐5 男女比(東京都区部市民) 表4‐6 年齢構成比(東京都区部市民)

回答数 %

1 男性 693 68.1%

2 女性 324 31.9%

1017 100.0%

全体

回答数 %

1 10代 3 0.3%

2 20代 80 7.9%

3 30代 170 16.7%

4 40代 200 19.7%

5 50代 230 22.6%

6 60代 250 24.6%

7 70代以上 84 8.3%

1017 100%

全体

項目 調査内容(東京都区部市民)

調査期間 2012年12月17日~12月28日

調査対象 調査方法

【調査対象者の居住地】

国土交通省が把握する重点密集市街地が広く分布し、防災に関するリスク情 報等がホームページ等で公表され、行政や住民意識が高いと判断される墨田 区、足立区、品川区、北区、板橋区、葛飾区、台東区、江東区、荒川区の9区  

【調査方法】

インターネットサイトを通じ、上記の区民モニターに対し実施した。

回収率 有効回答1,017

・ 災害や防災に対する意識

・ リスク情報の公表・充実に関する意識

・ 行政関与に対する意識   等

【世論調査との同一項目】

  被災経験、居住地域に対する危険意識、危険と感じること、

  自主防災活動との関わり 質問項目

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(3)防災に対する意識調査(世論調査)

内閣府では過年度に「防災に関する世論調査」(表4‐7)を実施しており、この世論調査と比 較可能な質問項目は、全国的な世論と福岡市民及び東京都区部市民の意識との違いを探るために 活用した。

この調査の目的は、調査目的を国民の防災意識の現状及び変遷について把握し、周知すること により、国民の防災意識の向上を図り、実践的な行動を促すものである。また、今後の施策の参 考にするものである。

実施年度は、1995年、1997年、2002年である。調査対象は全国20歳以上の者を、層化2段無 作為抽出法により選定し、標本数は3,000人(1995年調査は10,000人)とし、おおむね70%程度 の有効回収数を得た調査である。

表4‐7 防災に関する世論調査の概要

実施者 内閣府

調査目的 防災に関する国民の意識を把握し、今後の施策の参考とする。

1995年9月21日~10月4日(阪神・淡路大震災直後)

1997年9月4日~9月14日 2002年9月5日~9月15日

調査対象 母集団   全国20歳以上の者 標本数 3,000人 (1995年調査は10,000人)

抽出方法 層化2段無作為抽出法 7,232人(72.3%) 1995年度 2,218人(73.9%)1997年度 2,155人(71.8%) 2002年度 実施年度

有効回収

(率)

出典:http://www8.cao.go.jp/survey/index-all.html

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