オブジェクトをジャーナル処理すると、ジャーナル管理は、オブジェクトのすべての変更内容のコピーをジ ャーナル・レシーバーに書き込みます。 さらに、ジャーナル管理は、オブジェクト・レベルの活動に関す る追加の項目 (例えば、オブジェクトのオープンとクローズ、メンバーの追加、オブジェクト属性の変更) を書き込みます。 ビジー・システムで多数のオブジェクトをジャーナル処理すると、ジャーナル・レシー バーがすぐに肥大化してしまいます。
単一のジャーナル・レシーバーの最大サイズはさまざまです。これは、システムがジャーナル・レシーバー を複数のディスク・アームにまたがって割り当てる方法によって決まります。 最大サイズは 1.9 GB から
1.0 TB で、関連するジャーナルのレシーバー・サイズ・オプションに指定した値によって決まります。
ジャーナル・レシーバーがシステムに許可されている最大サイズを超える問題を避けるためには、関連した ジャーナルに最大ジャーナル・レシーバー・サイズ・オプションを指定した場合に、 900 000 000 KB を 超えないしきい値をレシーバーに指定してください。それ以外の場合は 1 441 000 KB を超えないしきい 値を指定してください。
以下のトピックでは、ジャーナル管理が補助記憶装置に及ぼす影響について、さらに詳しく説明していま す。
v ジャーナル・レシーバー・サイズを大きくする機能 v ジャーナル・レシーバーのサイズを見積もる方法
v ジャーナル・レシーバーで使用されるストレージを減らす方法 v ジャーナル・レシーバーを保管するディスク・プールのタイプの決定 v ジャーナル管理および独立ディスク・プール
関連概念:
50ページの『ジャーナルのレシーバー・サイズ・オプション』
ジャーナル・レシーバーは、ユーザーが回復のために使用できるジャーナル項目およびシステムが回復のた めに使用できるジャーナル項目を保持します。 例えば、データベース・レコード変更などのレコード・レ ベルの項目、およびファイルのオープンまたはクローズのための項目などのファイル・レベルの項目を使用 できます。 また、システムは、明示的にジャーナルされるアクセス・パスの項目、 SMAPP 項目、コミッ トメント制御の項目など、ユーザーが決して表示したり使用したりしない項目も書き込みます。
41ページの『ジャーナル・レシーバーのしきい値 (ディスク・スペース)』
System i ナビゲーターまたはジャーナル・レシーバーの作成 (CRTJRNRCV) コマンドを使用してジャーナ ル・レシーバーを作成する場合には、システムに警告を出させる時、または処置を取らせる時を示すディス ク・スペースしきい値を指定します。
ジャーナル処理およびディスク・アームの使用に関する FAQ:
ジャーナル処理は、ジャーナル・レシーバーを保管するディスク・アームに影響を与えます。
ジャーナル・レシーバーによるディスク・アームへの影響は、次のようないくつかの要因によって決まりま す。
v ジャーナル・レシーバーに対して使用しているしきい値の設定 v 最大レシーバー・サイズ・オプションを使用しているかどうか v システムがジャーナル項目をディスクに書き込む方法
ジャーナル処理およびディスク・アームの使用についてよく尋ねられる質問は、以下のとおりです。
『ジャーナル処理では、ディスク・プールのアームが何本使用されますか?』
『ジャーナル・レシーバーが使用するディスク・アームに影響を与えるのは、どのジャーナル・パラメータ ーと設定値ですか?』
『私がディスク・プールに追加した新規のディスク・アームをシステムが使用していないのはなぜです か?』
29ページの『他のジャーナル・レシーバーよりも著しくビジーなジャーナル・レシーバーが一部のディス ク・アームを使用しているのはなぜですか、また、どうすればこの使用状況を広げることができますか?』
ジャーナル処理では、ディスク・プールのアームが何本使用されますか?
IBM i 7.1 より、ジャーナル・レシーバーはディスク・プール内のすべてのディスク・アームにまたがって
置かれるようになります。ジャーナル処理で特定のディスク・アームだけに書き込まれることはなくなりま した。
ジャーナル・レシーバーのしきい値は、ジャーナルが許可する並列書き込みの数に影響を及ぼします。ジャ ーナル・レシーバーのしきい値が高いほど、より多くの並列入出力要求が許可されます。許可される並列入 出力要求の数が増えると、パフォーマンスが改善される可能性があります。
ディスク・アームの使用とジャーナル処理について詳しくは、Striving for Optimal Journal Performance on DB2® Universal Database for iSeries® を参照してください。
質問に戻ります
ジャーナル・レシーバーが使用するディスク・アームに影響を与えるのは、どのジャーナル・パラメーター と設定値ですか?
ジャーナル・レシーバーが使用するディスク・アームの本数の決定に最も大きな影響を与えるのは、ジャー ナル・レシーバーのしきい値と、最大レシーバー・サイズ・オプションを使用するかどうかです。 V5R2 より古いシステムを使用している場合は、内部項目を除去することによっても、ディスク・アームの使用本 数が影響を受けます。
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私がディスク・プールに追加した新規のディスク・アームをシステムが使用していないのはなぜですか?
いくつかの理由があります。まず、新規に追加したディスク・アームを使用するには、ジャーナル操作の変 更を実行して新規のジャーナル・レシーバーを接続しなければなりません。またシステムは、ディスク・プ ール内のすべてのディスク・アームを使用するわけではありません。最大レシーバー・サイズ・オプション を使用していない場合は、システムがレシーバーを広げるディスク・アームの数は多くても 10 本までで す。レシーバーが使用するディスク・アームの数も、ジャーナル・レシーバーに使用するしきい値によって 決まります。最大レシーバー・サイズ・オプションを使用しているときに、しきい値を大きくすると、新規 のディスク・アームが使用される可能性が高くなります。
システム管理のアクセス・パス保護 (SMAPP) を使用すると、システムは、内部ジャーナル項目を生成して データベース・ファイルのアクセス・パスを保護します。少なくとも V5R2 までアップグレードしていな い場合、内部項目を除去するようにジャーナル・レシーバーを設定すると、それらの内部項目を作成しない 限り問題が発生します。 V5R2 より古いリリースでは、内部項目を除去すると、ディスク・アームが通常
ィスク・プールに 6 本のディスク・アームがある場合に、内部項目を除去すると、2 本のアームが内部項 目専用になり、4 本のアームが通常のジャーナル項目に使用されます。内部項目を作成しない場合は、これ らの 2 本のアームはアイドル状態になります。 V5R2 およびそれ以降の場合は、このことは問題になりま せん。
ディスク・アームの使用とジャーナル処理について詳しくは、Striving for Optimal Journal Performance on DB2 Universal Database for iSeries を参照してください。
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他のジャーナル・レシーバーよりも著しくビジーなジャーナル・レシーバーが一部のディスク・アームを使 用しているのはなぜですか、また、どうすればこの使用状況を広げることができますか?
ジャーナル管理機能がジャーナル項目をディスクに書き込む方法のため、ジャーナル・レシーバーが特に一 部のディスク・アームを多用することが考えられます。システムがジャーナル項目を作成すると、ジャーナ ル管理機能はジャーナル項目をメモリーに格納します。ジャーナル項目が準備できると、ジャーナル管理機 能はジャーナル項目をグループにしてディスク・アームに送信します。次のグループのジャーナル項目が準 備できると、ジャーナル管理機能はそれらの項目を次のディスク・アームに送信します。ジャーナル管理機 能は、このような順序で、使用するすべてのディスク・アームがジャーナル項目のグループを受け取るまで 続行します。このサイクルが繰り返されます。
使用状況を広げるには、しきい値を大きくし、最大レシーバー・サイズ・オプションを使用します。
ディスク・アームの使用とジャーナル処理について詳しくは、Striving for Optimal Journal Performance on DB2 Universal Database for iSeries を参照してください。
質問に戻ります 関連概念:
41ページの『ジャーナル・レシーバーのしきい値 (ディスク・スペース)』
System i ナビゲーターまたはジャーナル・レシーバーの作成 (CRTJRNRCV) コマンドを使用してジャーナ ル・レシーバーを作成する場合には、システムに警告を出させる時、または処置を取らせる時を示すディス ク・スペースしきい値を指定します。
50ページの『ジャーナルのレシーバー・サイズ・オプション』
ジャーナル・レシーバーは、ユーザーが回復のために使用できるジャーナル項目およびシステムが回復のた めに使用できるジャーナル項目を保持します。 例えば、データベース・レコード変更などのレコード・レ ベルの項目、およびファイルのオープンまたはクローズのための項目などのファイル・レベルの項目を使用 できます。 また、システムは、明示的にジャーナルされるアクセス・パスの項目、 SMAPP 項目、コミッ トメント制御の項目など、ユーザーが決して表示したり使用したりしない項目も書き込みます。
ジャーナル・レシーバー・サイズを大きくする機能:
ジャーナル管理とともに使用可能ないくつかのオプション機能を使用する場合、これによって補助記憶装置 所要量がかなり増えます。
変更前イメージと変更後イメージの両方をジャーナル処理するよう選択できます。変更前イメージと変更後 イメージの両方を選択すると、システムが使用するストレージが増えます (必ずしも 2 倍になるわけでは ありません)。アクセス・パスをジャーナル処理する場合には、データベース・ファイルが更新されたとき に、変更前イメージと変更後イメージがジャーナル・レシーバーに書き込まれます。データベース・ファイ