以下のトピックでは、ジャーナル・レシーバーの構成の計画について説明しています。これらのトピックで は、ジャーナル・レシーバーに関して選択できる各オプションについて説明しています。
ジャーナル・レシーバー用のディスク・プールの割り当て:
ジャーナル処理済みオブジェクトと異なるディスク・プールにジャーナル・レシーバーを入れると、パフォ ーマンス・ボトルネックを防ぐことができます。
ジャーナル・レシーバーをライブラリー基本ディスク・プールに置きたい場合、最初にディスク・プールに ジャーナル・レシーバーのライブラリーを作成しなければなりません。
独立ディスク・プールがライブラリー対応の場合にのみ、ジャーナル・レシーバーを独立ディスク・プール に置くことができます。切り替え可能独立ディスク・プールにジャーナル・レシーバーを置く場合は、ジャ ーナルおよびジャーナル処理対象のオブジェクトと同じディスク・プール・グループ内にジャーナル・レシ ーバーを置く必要があります。ディスク・プールについては、ディスク・プール内のディスク装置の管理に 詳しく記載されています。「独立ディスク・プール」トピックに独立ディスク・プールについての詳細があ ります。
ジャーナル・レシーバーの作成 (CRTJRNRCV) コマンドを使用してジャーナル・レシーバーを作成する場 合は、ASP パラメーターを使用して、ジャーナル・レシーバーを割り当てたライブラリーとは異なるディ スク・プール (ASP) のジャーナル・レシーバーにストレージ・スペースを割り振ることができます。ディ スク・プールが基本非ライブラリー・ディスク・プールの場合にのみ、この割り振りを行ってください。
関連概念:
独立ディスク・プールの管理 独立ディスク・プール 関連資料:
ジャーナル・レシーバーの作成 (CRTJRNRCV) コマンド ジャーナル・レシーバーのためのライブラリーの割り当て:
ジャーナル・レシーバーを作成するとき、レシーバー用のライブラリーを含む修飾名を指定します。 その ライブラリーは、ジャーナル・レシーバーを作成する前に存在していなければなりません。
System i ナビゲーターの「新規ジャーナル」ダイアログまたはジャーナル・レシーバーの作成
(CRTJRNRCV) コマンドを使用して、ライブラリーを割り当てることができます。
ユーザーのジャーナルおよびジャーナル・レシーバーは、異なるライブラリーに入れることができます。そ の場合、ジャーナル・レシーバーを入れるライブラリーが、ジャーナルを復元する前に必ずシステムに存在 しなければなりません。この点を徹底すれば、ジャーナルが復元されるときにのみジャーナル・レシーバー が作成されるため、ジャーナル・レシーバーを希望のライブラリーに作成することができます。 システム にすでに存在しなければならないのは、ライブラリー内のジャーナル・レシーバーではなく、ライブラリー のみです。 また、オブジェクトの保管を記録するすべてのジャーナル項目がメディア上に存在するよう、
ジャーナル・レシーバーが入れられたライブラリーは、最後に (ジャーナル処理されたすべてのオブジェク トを保管した後に) 保管するようにします。
その他の考慮事項については、以下の『ジャーナル処理済みオブジェクトを回復するための正しい順序』の リンクを参照してください。
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90ページの『ジャーナル処理済みオブジェクトを回復するための正しい順序』
据え置きジャーナル処理のサポートを使用しない場合は、ジャーナルとそれらの関連オブジェクトを正しい 順序で復元する必要があります。
関連資料:
ジャーナル・レシーバーの作成 (CRTJRNRCV) コマンド ジャーナル・レシーバーの命名規則:
System i ナビゲーターまたはジャーナル・レシーバーの作成 (CRTJRNRCV) コマンドを使用してジャーナ ル・レシーバーを作成するとき、ジャーナル・レシーバーに名前を割り当てます。
System i ナビゲーターまたはジャーナルの変更 (CHGJRN) コマンドを使用して現行のジャーナル・レシー
バーを切り離し、新しいレシーバーを作成して接続するとき、ユーザーが名前を割り当てるか、またはシス テムに名前を生成させることができます。システムのジャーナル・レシーバー管理を使用する場合、システ ムはレシーバーを切り離し、新しいレシーバーを作成して接続するときにその名前を生成します。
システムに複数のジャーナルを設定する予定であれば、各ジャーナルとそれに関連するレシーバーとを結び 付けるような命名規則を使用してください。
回復を単純化して混乱を避けるためには、各ジャーナル・レシーバー名をライブラリー内で固有ではなく、
システム全体で固有のものとしてください。 異なるライブラリーに同じ名前を持つ 2 つのジャーナル・レ シーバーがあり、その両方とも損傷を受けた場合、ストレージ再利用操作によって QRCL ライブラリーに 置かれるときに両方のジャーナル・レシーバーが QRCL ライブラリーに置かれるときに名前が変更されま す。 QRCL ライブラリー内のジャーナルまたはジャーナル・レシーバーに対してオブジェクトの移動
(MOVOBJ) コマンドを使用すると、オブジェクトを QRCL ライブラリーから元のライブラリーに戻すこと
ができます。 ジャーナルまたはジャーナル・レシーバーの名前を変更することはできません。
レシーバーをジャーナルから切り離し、新規のレシーバーを接続するときには、直前のレシーバー名を増分 することによって、新しいレシーバーの名前をシステムに生成させることができます。 システムのジャー ナル変更管理を使用する場合、ジャーナルに MNGRCV(*SYSTEM) を指定すると、システムはジャーナ ル・レシーバーを変更するときに新しいレシーバー名を生成します。ジャーナルの作成 (CRTJRN) コマン ドのデフォルトは、システム変更ジャーナル管理の使用です。
次の表では、新しいレシーバー名を生成するためにシステムが使用する規則を示しています。 システムは 表示されている順序でこれらの規則を適用します。
現在の名前 システム処置 例
最後の 4 文字は数値。 1 を加えます。 DSTR0001 から DSTR0002 最後の文字は数値ではない。 必要なら、6 文字で切り捨て、0001
を連結します。
DSTRCVR から DSTRCV0001
最後の文字は数値。 最後の非数値文 字は 5 文字目以内。
1 を加えます。 DSTR01 から DSTR02
最後の文字は数値。 最後の非数値文 字は 6 文字目以降。
必要なら、6 文字で切り捨て、0001 を連結します。
DSTRCVR01 から DSTRCV0001
ジャーナルをシステムに復元する場合、システムは新しいジャーナル・レシーバーを作成してそれをジャー ナルに接続します。 システムはジャーナルが保管された時に接続されたジャーナル・レシーバーの名前に 基づいて、新しいジャーナル・レシーバーの名前を生成します。次の表には、ジャーナルを復元するときに 新しいレシーバー名を作成するためにシステムが使用する規則が示されています。
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現在の名前 システム処置 例 最後の 4 文字以上が数値。 数値部分の左端の数字に 1 を加えま
す。
DSTR0001 から DSTR1001
最後の文字は数値ではない。 必要なら、6 文字で切り捨て、1000 を連結します。
DSTRCVR から DSTRCV1000
最後の数値部分は 4 桁未満。 4 桁の接尾部を作成するために、数値 部分の左方部分にゼロを埋め込みま す。 左端の数字に 1 を加えます。
DSTRCV01 から DSTRCV1001
システムによって生成される名前が、すでにシステム上にあるジャーナル・レシーバーの名前と同じである 場合、システムは、重複しない名前ができるまでその名前に 1 を加え続けます。 例えば、ジャーナルが保 管されたときに、 RCV1 という名前のジャーナル・レシーバーが接続されたと仮定します。 ジャーナル が復元されると、システムは RCV1001 という名前の新しいジャーナル・レシーバーを作成しようと試み ます。 その名前がすでに存在する場合、システムは RCV1002 という名前を試みます。
次の表は、システムが新しいレシーバー名を生成する方法の例を示しています。
システムに認知されている最後のジャ ーナル・レシーバー 1
ジャーナルの変更によって作成される
2 ジャーナルの復元によって作成される
A A0001 A1000
ABCDEF ABCDEF0001 ABCDEF1000
ABCDEFG ABCDEF00013 ABCDEF10003
ABCDEF1234 ABCDEF1235 ABCDEF2234
A0001 A0002 A1001
A1 A2 A1001
A9 A10 A1009
ABCDEF7 ABCDEF00013 ABCDEF10073
ABCDEF9999 エラー 4 ABCDEF0999
A1B15 A1B16 A1B1015
注:
1 ジャーナルがシステム上に存在する場合、システムに認知されている最後のジャーナル・レシーバーは、現在接続 されているジャーナル・レシーバーです。 ジャーナルが存在しない場合、システムに認知されている最後のジャーナ ル・レシーバーは、ジャーナルが保管されたときに接続されたジャーナル・レシーバーです。
2 ユーザーが JRNRCV(*GEN) を指定して CHGJRN コマンドを出すときか、ジャーナルがシステムのジャーナル変更 管理によって変更されるときのどちらかです。
3 現行名が 6 文字を超えているので、最後の文字は切り捨てられます。
4 ジャーナルが MNGRCV(*SYSTEM) として設定されている場合、レシーバー名は 0 を循環します
(ABCDEF0000)。 ジャーナルが MNGRCV(*USER) として設定されている場合、 9999 に 1 を加えるとオーバーフロ ー条件が生じるため、エラーが発生します。
関連概念:
46ページの『ジャーナル・レシーバーの手動管理とシステム管理』
れかを選択できます。
ジャーナル・レシーバーのしきい値 (ディスク・スペース):
System i ナビゲーターまたはジャーナル・レシーバーの作成 (CRTJRNRCV) コマンドを使用してジャーナ ル・レシーバーを作成する場合には、システムに警告を出させる時、または処置を取らせる時を示すディス ク・スペースしきい値を指定します。
CHGJRN コマンドで、ジャーナル・レシーバーしきい値 (THRESHOLD) パラメーターと JRNRCV(*GEN) パラメーターを併用して指定すると、次のレシーバーのしきい値を変更できます。
レシーバーがそのしきい値に達すると、システムはジャーナルのレシーバーの管理 (MNGRCV) パラメー ターで指定される処置をとります。 デフォルトのストレージしきい値は 1 500 000 KB です。
ストレージしきい値を指定するときは、使用可能なスペースの量と、ジャーナル・レシーバーを頻繁に変更 するために使用する追加のシステム・リソースとのバランスを取る必要があります。
関連概念:
50ページの『ジャーナルのレシーバー・サイズ・オプション』
ジャーナル・レシーバーは、ユーザーが回復のために使用できるジャーナル項目およびシステムが回復のた めに使用できるジャーナル項目を保持します。 例えば、データベース・レコード変更などのレコード・レ ベルの項目、およびファイルのオープンまたはクローズのための項目などのファイル・レベルの項目を使用 できます。 また、システムは、明示的にジャーナルされるアクセス・パスの項目、 SMAPP 項目、コミッ トメント制御の項目など、ユーザーが決して表示したり使用したりしない項目も書き込みます。
46ページの『ジャーナル・レシーバーの手動管理とシステム管理』
System i ナビゲーターまたはジャーナルの作成 (CRTJRN) コマンドを使用してジャーナルを作成する場 合、システムによるジャーナル・レシーバー管理またはユーザーによるジャーナル・レシーバー管理のいず れかを選択できます。
関連タスク:
30ページの『ジャーナル・レシーバーのサイズを見積もる方法』
ジャーナル・レシーバーが補助記憶域に与える影響を見積もることができます。
関連資料:
ジャーナル・レシーバーの作成 (CRTJRNRCV) コマンド サイズを使用可能な補助記憶装置によって決める:
このトピックでは、使用可能な補助記憶装置スペースの容量に基づいて、レシーバーしきい値を決めるため に必要なステップを示します。
サイズを使用可能な補助記憶装置によって決める。
1. ジャーナル・レシーバーのユーザー ASP で使用可能な補助記憶装置スペースの容量を計算する。
2. レシーバーしきい値をそのスペースの 75 から 80% に割り当てる。
ジャーナル・レシーバーの変更頻度に基づいたサイズの決定:
このトピックでは、ジャーナル・レシーバーに必要な変更の頻度によって、レシーバーしきい値の決定に必 要なステップを示します。
どれくらいの頻度でジャーナル・レシーバーを変更したいかによって、サイズを決める。