以下のトピックでは、ジャーナルの構成の計画について説明しています。 これらのトピックでは、ジャー ナルに関して選択できる各オプションについて説明しています。
ジャーナルのためのディスク・プールの割り当て:
ジャーナルをライブラリー基本ディスク・プールに置きたい場合、最初にディスク・プールにジャーナル用 のライブラリーを作成しなければなりません。ライブラリー基本ディスク・プールを使用する場合、ジャー ナルおよびジャーナル処理対象のすべてのオブジェクトは、同じライブラリー基本ディスク・プールになけ ればなりません。
独立ディスク・プールがライブラリー対応の場合にのみ、ジャーナルを独立ディスク・プールに置くことが できます。切り替え可能独立ディスク・プールにジャーナルを置く場合は、そのジャーナルに関連付けられ ているジャーナル・レシーバーと同じディスク・プール・グループ内にジャーナルを置く必要があります。
ディスク・プールについては、ディスク・プール内のディスク装置の管理に詳しく記載されています。独立 ディスク・プールについては、「独立ディスク・プール」トピックに記載されています。
ジャーナルを非ライブラリー基本ディスク・プールに置きたい場合は、最初にシステム・ディスク・プール にジャーナル用のライブラリーを作成しなければなりません。 ジャーナルが非ライブラリー基本ディス ク・プールにある場合、そのジャーナルの対象となっているすべてのオブジェクトはシステム・ディスク・
プールになければなりません。
ジャーナルの作成 (CRTJRN) コマンドを使用してジャーナルを作成する場合は、ASP パラメーターを使用 して、ジャーナルを割り当てたライブラリーとは異なるディスク・プール (ASP) のジャーナルにストレー ジ・スペースを割り振ることができます。ディスク・プールが基本非ライブラリー・ディスク・プールの場 合にのみ、この割り振りを行ってください。
関連概念:
独立ディスク・プールの管理 独立ディスク・プール 関連資料:
ジャーナルの作成 (CRTJRN) コマンド ジャーナルのためのライブラリーの割り当て:
ジャーナルを作成するとき、ジャーナルのライブラリーを含む修飾名を指定します。 そのライブラリーは ジャーナルを作成する前に存在していなければなりません。
System i ナビゲーターまたはジャーナルの作成 (CRTJRN) コマンドを使用して、ライブラリーを割り当て
ることができます。
関連資料:
ジャーナルの作成 (CRTJRN) コマンド ジャーナルの命名規則:
System i ナビゲーターまたはジャーナルの作成 (CRTJRN) コマンドを使用してジャーナルを作成すると き、ジャーナルに名前を割り当てます。システムに複数のジャーナルを設定する予定であれば、各ジャーナ ルとそれに関連するレシーバーとを結び付けるような命名規則を使用してください。
回復を単純化して混乱を避けるため、各ジャーナル名をライブラリー内で固有ではなく、システム全体で固 有なものとしてください。同じ名前を持つ 2 つのジャーナルが別々のライブラリーにあり、それらが両方 とも損傷した場合、ストレージの再利用操作では、両方のジャーナルが QRCL ライブラリーに置かれると きに名前が変更されます。QRCL ライブラリー内のジャーナルに対してオブジェクトの移動 (MOVOBJ) コ
マンドを使用すると、ライブラリーの名前を元のライブラリー名に戻すことができます。ジャーナル自体の 名前を変更することはできません。この場合、ジャーナルの名前が変更されているため、QRCL からジャ ーナルを回復することはできません。
復元順序を確保するための命名規則
オブジェクトを正しい順序で確実に復元するために、ジャーナル、オブジェクト、およびジャーナル・レシ ーバーのライブラリーに名前を付けてください。命名規則により、システムが復元操作後にジャーナル処理 を自動的に開始できるようになります。ジャーナル処理が自動的に再開されるようにするには、復元中のオ ブジェクトのジャーナル処理の据え置きが指定されていない限り、ジャーナル処理対象のオブジェクトより 前にジャーナルを復元する必要があります。(ジャーナルおよび関連するオブジェクトが同じライブラリー にある場合、システムは正しい順序でオブジェクトを自動的に復元します。)
ジャーナルのライブラリー名の先頭に #、$、または @、などの特殊文字を使用すれば、システムは、オブ ジェクトのライブラリーの前にジャーナルのライブラリーを復元します。これは、通常のソート順序では、
特殊文字は英字の前に来るためです。
ジャーナルと関連オブジェクトが別々のライブラリーに入っている場合は、ユーザー自身がオブジェクトを 正しい順序で復元しなければなりません。
独立ファイル・システム・オブジェクトはライブラリーの中に存在しないため、復元処理では、オブジェク トが必ず正しい順序で復元されるようにしなければなりません。つまり、ジャーナル処理の対象となってい た独立ファイル・システム・オブジェクトを復元する前に、そのジャーナルを含んでいるライブラリーを復 元する必要があります。
関連概念:
91ページの『復元中のオブジェクトのジャーナル処理の据え置き』
ジャーナル処理の据え置きのサポートを使用すると、復元後のオブジェクトのジャーナル処理の再確立を、
システムが管理するようにできます。
関連資料:
ジャーナルの作成 (CRTJRN) コマンド ジャーナルとジャーナル・レシーバーの関連:
ジャーナルを作成するとき、それに接続するジャーナル・レシーバーの名前を指定しなければなりません。
ジャーナルの作成 (CRTJRN) コマンドを使用してジャーナルを作成する場合は、ジャーナルを作成する前 に、ジャーナル・レシーバーが存在していなければなりません。
接続するレシーバーは、別のジャーナルにすでに接続されていたり、いずれかのジャーナルとの接続中に遮 断されたものであってはなりません。 最大 2 個のジャーナル・レシーバーを指定できますが、システムは 2 番目のレシーバーを無視します。
System i ナビゲーターでは、単にジャーナルを作成するだけです。 ジャーナルを作成する場合、System i
ナビゲーターは 「新規ジャーナル」ダイアログで指定されたライブラリーにジャーナル・レシーバーを作 成します。
関連資料:
ジャーナルの作成 (CRTJRN) コマンド
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ジャーナル・メッセージ待ち行列:
ジャーナルを作成または変更するとき、ジャーナルと関連があるメッセージの送信先を指定することができ ます。 さらに、このメッセージ待ち行列をモニターし、ジャーナルと関連があるすべてのメッセージを処 理するためのプログラムを作成することができます。 遠隔ジャーナル機能に関連するメッセージも、この メッセージ待ち行列に送信されます。
このメッセージ待ち行列の一般的な使用法は、しきい値メッセージの処理です。 ジャーナル・レシーバー を作成するとき、ストレージしきい値を指定できます。ジャーナル・レシーバー自体を変更する場合、ジャ ーナル・レシーバーがそのストレージしきい値を超えるときにシステムがメッセージを送信する送信先を指 定することができます。 この目的のために特殊なメッセージ待ち行列を作成し、そのメッセージ
(CPF7099) のメッセージ待ち行列をモニターするためのプログラムを作成することができます。 例えば、
そのメッセージを受け取ったとき、そのプログラムはそのレシーバーを切り離して保管するといったことが できます。
ジャーナル・レシーバーをシステムが管理するように指定した場合、システムはしきい値メッセージを送信 しません。 その代わりとして、システムがジャーナル・レシーバーを自動的に変更するときに、システム はメッセージ CPF7020 を送信します。このメッセージは、システムがジャーナル・レシーバーを正常に切 り離したことを示します。
このジャーナル・メッセージ待ち行列には、ジャーナルの作成 (CRTJRN) コマンドのレシーバーの削除
(DLTRCV) オプションの処理に関連した他のメッセージも送られます。
IBM Navigator for iの場合、「ジャーナル・プロパティー」ダイアログでメッセージ待ち行列を選択しま す。文字ベースのインターフェースの場合、ジャーナルの作成 (CRTJRN) またはジャーナルの変更
(CHGJRN) コマンドを使用してメッセージ待ち行列を選択することができます。
関連概念:
41ページの『ジャーナル・レシーバーのしきい値 (ディスク・スペース)』
System i ナビゲーターまたはジャーナル・レシーバーの作成 (CRTJRNRCV) コマンドを使用してジャーナ ル・レシーバーを作成する場合には、システムに警告を出させる時、または処置を取らせる時を示すディス ク・スペースしきい値を指定します。
46ページの『ジャーナル・レシーバーの手動管理とシステム管理』
System i ナビゲーターまたはジャーナルの作成 (CRTJRN) コマンドを使用してジャーナルを作成する場 合、システムによるジャーナル・レシーバー管理またはユーザーによるジャーナル・レシーバー管理のいず れかを選択できます。
関連タスク:
84ページの『ジャーナル・レシーバーの削除』
ジャーナル・レシーバーは、多量の補助記憶域スペースを急速に使用する可能性があります。したがって、
重要なジャーナル管理タスクは、ジャーナル・レシーバーが不要になった後でそのジャーナル・レシーバー を削除することです。
関連資料:
ジャーナルの作成 (CRTJRN) コマンド ジャーナルの変更 (CHGJRN) コマンド