• 検索結果がありません。

緊急輸送活動

ドキュメント内 Microsoft Word - HP掲載用_表紙・目次.docx (ページ 111-114)

第2章 災害応急対策

第7節 緊急輸送活動

第1 主旨

本計画では、緊急輸送の実施について定める。

緊急輸送は、地震災害時における市民の生命の安全を確保するための輸送を最優先に行うことを原則 に、交通関係諸施設などの被害状況及び復旧状況を把握し、被災者の避難及び災害応急対策等の実施に 必要な要員及び物資の輸送を復旧の各段階に応じて的確に行う。

第2 実施体制

被災者、災害応急対策要員の移送及び災害救助応急対策用資機材の輸送は、それぞれの機関において 行う。

ただし、実施機関が地域内で処理できないときは、市長は、南予地方局を通じて県に車両の応援等を 要請する。

第3 緊急輸送路の確保

市は、県が選定した緊急輸送路につながる市道の啓開を最優先で実施し、緊急輸送路の確保に努める。

第4 緊急輸送体制の確立 1 緊急輸送体制の確立

輸送施設や交通施設の被害状況及び復旧状況のほか、人員、機材、燃料の確保状況、必要輸送物資の 量等を勘案し、状況に応じた緊急輸送体制を確立する。

(1)陸上輸送道路の確保

ア 道路管理者、警察及び自衛隊は、連携して、道路施設の被害、復旧見込み等緊急輸送計画作成に 必要な情報を把握するとともに、県災害対策本部に連絡する。

イ 県災害対策本部長(災害警戒本部長)は、道路施設被害等の情報に基づき緊急輸送ルートを選定 する。

ウ 道路管理者、警察及び自衛隊は、連携して選定された緊急輸送ルートの確保に努める。

エ あらかじめ指定している緊急輸送道路の確保を最優先に、応急復旧や代替道路の設定等を実施す る。

(2)海上輸送路の確保

ア 港湾及び漁港の管理者、市、自衛隊並びに海上保安部は、連携して利用可能な航路、港湾等の施 設の被害、復旧見込み等緊急輸送計画作成に必要な情報を把握するとともに、県災害対策本部に連 絡する。

イ 県災害対策本部長(災害警戒本部長)は、港湾施設の被害等の情報に基づき海上輸送ルートを定 める。

ウ 港湾及び漁港の管理者、自衛隊並びに海上保安部は、連携して定められた海上輸送ルートの確保 に努める。

2 緊急輸送にあたっての配慮事項

輸送活動を行うにあたっては、次の事項に配慮して行う。

(1)人命の安全

(2)災害の拡大防止

(3)災害応急対策の円滑な実施 3 緊急輸送の対象

緊急輸送の対象とする人員、物資等は、次のものである。

(1)災害応急対策要員として配備される者、又は配置替えされる者

(2)医療(助産)救護を必要とする者

【地震災害対策】災害応急対策 第7節 緊急輸送活動

(3)医療品、医療資機材

(4)食料、飲料水等の救護用物資

(5)応急復旧資機材

(6)公共施設、生活関連施設等の災害防止用及び応急復旧用資機材

(7)死体の捜索及び処理のための輸送

(8)埋葬のための輸送

(9)その他市長が必要と認めるもの 4 緊急輸送の段階別対応

(1)被災直後(第1段階)

被害の拡大防止のための人員及び資機材、災害応急対策要員及び災害応急対策に必要な医療従事者又 は医療品、無線中継基地、無線局の点検・保守のために必要な人員及び資機材等を中心に輸送する。

(2)被災後6日程度の間(第2段階)

第1段階の輸送を続行するとともに、緊急措置を必要とする負傷者、食料等生命の維持に必要な緊急 物資、輸送道路確保のための必要な人員及び資機材、旅行者等を輸送する。

(3)被災後7日目程度以降(第3段階)

陸上及び海上からの輸送を中心に災害復旧に必要な人員、資機材、生活必需品等の大量輸送を行う。

第5 緊急輸送の実施 1 輸送車両等の調達

(1)市保有車両の把握

財政班長は、輸送活動に調達可能な市保有車両の状況について把握するとともに、本部長の指示に基 づき、市保有車両を総合的に調整し、配分する。

(2)輸送車両の借上げ

市保有車両で必要な車両を確保することが困難な場合や特殊車両は、あらかじめ緊急輸送に関する運 送業者等との協定を締結するなど、災害時における輸送車両等の運用計画又は調達計画を定めるととも に、車両や燃料等の調達先を明確にして、人員及び物資等の輸送手段を確保する。

(3)市は、緊急輸送の応援が特に必要であるときは、次の事項を明示して、県又は他の市町村に対し、

調達、あっせんを要請する。

ア 輸送区間及び借上期間 イ 輸送人員又は輸送量 ウ 車両等の種類及び台数 エ 集結場所及び日時 2 緊急通行車両の確認等

緊急輸送に当たっては、知事又は公安委員会が発行する標章及び証明書の交付を受け提示又は携行さ せる。

(1)緊急通行車両の標章及び証明書の交付

市は、知事又は公安委員会に対し当該車両が緊急通行車両であることの確認を求め、災害対策基本法 施行規則(昭和 37 年総理府令第 52 号)第3条に規定する標章及び証明書の交付を受ける。

(2)緊急通行車両の確認事務

災害対策基本法施行令(昭和 37 年政令第 288 号)第 33 条に基づく確認事務は、知事に対し実施する ものは県消防防災安全課、公安委員会に対し実施するものは警察本部交通規制課及び宇和島警察署交通 課において行う。

3 緊急輸送の方法

輸送は、災害の程度、範囲により、次のうち最も適切な方法により行う。

(1)車両による輸送

災害の種別、程度により、道路交通が不能となる場合以外は、車両により、迅速確実に輸送を行う。

緊急輸送にあっては、知事又は公安委員会の発行する標識及び証明書の交付を受けて、指示又は携行

【地震災害対策】災害応急対策 第7節 緊急輸送活動

させる。

(2)ヘリコプターによる輸送

地上輸送が不可能な場合は、南予地方局を通じて県に要請し、ヘリコプター輸送を行う。ヘリコプタ ーの離着陸は、あらかじめ定めた場外ヘリポートで行うことを原則とする。

(3)海上輸送

災害応急対策責任者は、陸上輸送により難い場合で、船舶等による輸送が効果的な場合に、船舶等を 借り上げて緊急輸送を実施する。特に緊急を要する場合は、四国運輸局愛媛運輸支局宇和島海事事務所 長の協力により一般船舶を、また、宇和島海上保安部長の協力により巡視船艇の応援を求める。

(4)人力による輸送

災害により、機動力による輸送が不可能な場合は、賃金職員等による人力の輸送を行う。労務の確保 は、本章第 24 節「労働力確保対策」による。

4 ヘリコプターの利用

(1)ヘリコプター利用の基本方針

ヘリコプターは、時期に応じて、次の用途に利用する。

ア 発生直後の利用 (ア) 被害情報の収集 (イ) 重症者の搬送 イ 応急活動時の利用

(ア) 重症者の搬送 (イ) 緊急物資の輸送

(ウ) 災害対策要員及び医療従事者の搬送

(2)ヘリコプターの離着陸場

事前に届出を行っているヘリポート適地の被害状況等に応じて、臨時ヘリポートの開設が可能なとこ ろを選定する。また、市は孤立が想定される地区を中心に臨時ヘリポートの確保に努める。

(3)ヘリコプターの支援要請

要請は、「愛媛県消防防災ヘリコプターの支援に関する協定」に基づいて行う。

≪資料編:愛媛県消防防災ヘリコプターの支援に関する協定≫

≪資料編:飛行場外臨時離着陸場一覧表≫

5 燃料確保対策

(1)自動車の燃料

ア 市有車両の燃料、その他市の災害応急対策を実施するため必要な燃料については、あらかじめ民 間事業者等と締結した協定等に基づき確保に努める。

イ 必要に応じ燃料の緊急輸送を行う。

第6 災害救助法による実施基準

災害救助法が適用された場合は、本章第5節「災害救助法の適用」による。

【地震災害対策】災害応急対策 第8節 交通応急対策

ドキュメント内 Microsoft Word - HP掲載用_表紙・目次.docx (ページ 111-114)