〔解 説〕
1 指定給水装置工事事業者は、配水管等より給水装置の分岐取出しを行う場合は、
施工日時の概ね7日前までに市担当者に連絡をしなければならない。
その折には、着手前の現場写真に掘削線を記入したものを2部提出すること。
(連絡及び施工は、休庁日を除く。)
2 申込時に断水が明確な時は、断水の工法等を市担当者と協議し、施工の概ね10 日前までには道路管理者と日程・方法等を調整し、工事の最低7日前には関係住民 に広報すること。
3 指定給水装置工事事業者は、配水管等より給水装置分岐のための仕切弁の操作を 市担当者が行うため、操作を必要とする場合、施工の10日前までに市担当者に連 絡し、日時等の調整を行うこと。
4 指定給水装置工事事業者は、配水管等より給水装置の分岐取出し工事等を施工す る場合、必要に応じて市担当者の現場立会による指導等を受けることとする。
また、この立会いの日程については、事前(施工の10日前まで)に市担当者に 連絡し、日時等の調整を行うこと。
(連絡調整)
第27条 指定給水装置工事事業者は、配水管等より給水装置の分岐取出しを行 う場合は、事前にその工事施工日について管理者に連絡を行うこと。
2 指定給水装置工事事業者は、仕切弁の操作を必要とする場合、又は断水と なる場合等について管理者と調整を行うこと。
3 管理者は、分岐取出し時等においては必要に応じて現場立会により指導等 を行うこととする。
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〔解 説〕
1 配水管等からの給水管の分岐に当たっては、送水管、ガス管等の配水管以外の管 との誤接続を防止するため、標示テープ、消火栓、仕切弁等の位置の確認及び音聴、
試験掘削等により、当該配水管であることを確認した後、施工すること。
2 給水装置の分岐位置は、給水装置相互間の流量への影響防止及び給水管の取出し による管体強度劣化の防止のため、また、配水管の維持管理を考慮して、他の給水 装置取出位置及び継手類の端面から 30cm 以上離すこと。
3 分岐口径は、給水管内の水の停滞による水質の悪化を防止する観点から、当該給 水装置による水の使用量に比し著しく過大にしないこと。
(給水装置の分岐)
第28条 給水装置の分岐は、送水管以外の配水管等から行うものとする。
2 分岐に際しては、水道以外の管との誤接続(クロスコネクション)を行わな いよう十分な調査を行わなければならない。
3 分岐位置は、他の分岐及び継手類から 30 ㎝以上離さなければならない。
4 分岐する給水管は、当該給水装置による水の使用量に比し、著しく過大で ないこと。
5 給水引込管は、配水管及び官民境界線に対して原則、直角に行うものとする。
6 分岐の基本は、不断水工法にて施工するものとし、分岐工法材料としては、
サドル分水栓又は割T字管を使用するものとする。また分岐工法においては、
次によるものとする。
(1)穿孔機は確実に取付け、その仕様に応じたドリル・カッターを使用し なければならない。
(2)粉体塗装又はモルタルライニングされたダクタイル鋳鉄管における穿 孔は、内面塗膜面等に悪影響を与えないように行うとともに、密着コア を挿入しなければならない。
7 断水を伴う分岐工法を採用する場合は、分岐工法材料として差込継手等を 使用するものとする。ただし、口径φ40mm 以下の給水代表管からの分岐材料 としては、チーズ継手を使用するものとする。
8 管の穿孔及びチーズ取出しの場合の管切断は、はく脱等により通水が阻害 されないよう施工しなければならない。
9 分水器具の取付けにおいてのボルトの締付けは、片締めにならないよう均 一に締付けなければならない。
10 分岐工法及び分岐材料は、承認されたもので行わなければならない。
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4 分岐引込管の施工は、原則、配水管及び官民境界線に対して直角に行うこと。
5 給水装置の分岐に当たっては、断水等による地域住民への影響を最小限とするこ とを基本として、給水管の口径に応じて次表を参考にすること。
給水管取出しの分岐工法
給水管 配水管 給水管
φ13 ㎜ φ20 ㎜ φ25 ㎜ φ30 ㎜ φ40 ㎜ φ50 ㎜ φ75 ㎜ φ100 ㎜ φ20 ㎜
φ25 ㎜ φ30 ㎜ φ40 ㎜ φ50 ㎜ φ75 ㎜ φ100 ㎜ φ150 ㎜ φ200 ㎜
(注)φ100 ㎜以上の分岐については、協議のうえ決定する。
6 分岐工事上の注意点
(1) サドル分水栓による分岐
① 管肌を清掃し、管種及び口径にサドルがあっているかどうか確かめること。
② サドル分水栓をビニル管に取付ける場合は、締め過ぎると破損するおそれが あるので注意すること。
③ 穿孔に当たっては、サドル分水栓を管に水平方向にしっかりと取付け、ボル ト、ナットはトルクレンチを使用して、次に掲げる標準締付トルクで、対角線 上に交互に締め付け片締めにならないよう、十分注意すること。
標準締め付けトルク(JWWA B 117 規格品) (単位:N・m)
取 付 管 の 種 類
標 準 取 付 ト ル ク ボ ル ト の 呼 び
M16 M20
DCIP(ダクタイル鋳鉄管) 60 75
HIVP
(耐衝撃性硬質塩化ビニル管) 40
注 DCIPφ200 ㎜以上が M20 となる。
チーズ管
配水管
メーター 引込管
民地 民地
民地 公道
M M
M
道路境界線 配水管 90°
90°
割T字管 サドル分水栓
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④ サドル分水栓に穿孔機を取付けた後、栓が開いている事を確認し、切り粉を 流すために穿孔機の排水コックを開くこと。
⑤ 送りハンドルの送りは、穿孔ドリルの食い込みの程度に合わせて静かに行う こと。穿孔が終わったら、送りハンドルを逆回転し、穿孔ドリルをもどして栓 を閉め、穿孔機を取外すこと。
⑥ 穿孔する場合は、分岐箇所の管の損傷、分岐孔内側のライニング部のはく脱 等により、通水を阻害されることのないよう施工すること。
⑦ 粉体塗装又はモルタルライニングされたダクタイル鋳鉄管における穿孔後 は、密着コアを挿入し防錆性能を十分に発揮するよう施工すること。
(2) 割T字管による分岐
① 不断水式穿孔機は、平素の整備点検を行うこと。
② 管肌を清掃し、管種及び口径に割T字管が一致しているかどうかを確かめる こと。
③ 割T字管は、片締めにならないよう締付けること。なお、締め付けの最中に 割T字管をずらすと、パッキンがはみ出し、漏水の原因となるので注意するこ と。また、割T字管を取付けた後に漏水がないことを確認し、0.98MPa に加圧 し3分間の耐圧検査を実施すること。
④ 穿孔機の取付は、割T字管の穿孔用バルブが開いていることを確認してから 行うこと。なお、穿孔機を固定するため受台などを設けること。
⑤ 水コックを開き、穿孔を開始する。この場合、送りは手動であるので穿孔ド リルの食い込みに合わせて静かに行うこと。
⑥ 穿孔の最中に切り粉が排水コックなどにつまることがあるので注意すること。
⑦ 孔終了後、穿孔ドリルを完全にもどして、穿孔用バルブを閉じ、穿孔機を取 外すこと。なお、穿孔ドリルのもどし方が不十分であるとバルブを損傷し、失 敗する例がよくあるのでもどし方に注意すること。
(3) 切り取り工事による分岐
① 切り取り工事に当たっては、切管部分より、汚水、土砂等が流入しないよう 水替工、土留工等を十分に行い、チーズ管取付前に取付口及びチーズ管の内部 を清掃して 施工すること。
② この工法は断水を必要とするため断水区域を調査し、断水・赤水対象の使用 者に戸別訪問等により事前に知らせ、慎重かつ迅速に作業を行わなければなら ない。
7 配水管等からの給水管分岐の判断基準
配水管は本来、水道使用者又は給水装置の所有者に対し安定して給水供給するこ とが可能な管であることがが前提である。したがって、給水管の口径決定に当たっ ては、分岐しようとする配水管の最小動水圧において、その所要水量を十分に供給 できるもので、かつ、著しく過大な口径であってはならない。