17. その他
17.7. 分類コード指定ファイル
重複の面積が小さい場合リストアップしない
重複している部分の面積が指定された値より小さい場合、リストアップしません。隣接する建物の線がピッタリ一 致していない場合、微小な重複を検出することがあります。このようなケースを除外するために使用します。
建物A 建物B 建物A 建物B
建物Aの点と同じ点が建物Bに無いため、微小なずれがある
ポリゴンが他のポリゴンを完全に含んでいる場合は対象外
下図のように、ポリゴンが完全に他のポリゴンの内側にある場合をリストアップの対象外とします。
図形区分が31から35は対象外
図形区分の値が31(中庭線),32(棟割線),33(階層線),34(外付階段),35(ポーチ・ひさし)の要素はチェックの対象外と します。
ポリゴン確認用のTINを表示する
ポリゴン確認用のTINを作成し、表示します。データパネルのTINノードに「ポリゴン確認」を追加します。ここ で、TINが削除できます。
建物に一部が図郭線で切れた場合、内側の線(E2)はチェックの対象外となります。
図郭線
図郭線 +
重複があれば[チェックリスト]パネルに表示します。
8.20. 交差チェック
http://www.geocoach.co.jp/help/DMIntersectionDialog.pdf
面(E1)、線(E2)の線、注記(E7)の文字列を囲む矩形の交差および接触を検出します。要素が2次元か3次元を区別し ないで、XY座標についてチェックを行います。等高線と等高線、等高線と建物(3001,3002,3003,3004)、真幅道路(2101) と道路橋(2203)の組み合わせ、注記(8110-8198)と注記および任意の組み合わせでチェックします。等高線と等高線、
等高線と建物、真幅道路と道路橋の組み合わせについては注記(E7)は対象外です。また、真幅道路と道路橋の組み合 わせについては、道路橋で図形区分が表現補助データ(99)になっているものは対象外です。
組み合わせ指定ではチェックする要素の分類コードと、参照する要素の分類コードを指定してください。
同一分類コードで、かつ点列の端点同士が同じ座標の場合、交差としません。
注記(E7)は対象外
注記(E7)はチェックの対象外にします。
組み合わせをCSVファイルに保存
対象と参照の分類コードの組み合わせをファイルに保存します。内容は「15.6.組み合わせファイル」を参照してく ださい。
対象と参照(組み合わせCSVファイル指定)
指定されたCSVファイルでの対象と参照の分類コードについて、交差チェックを行います。CSVファイルの内容 は「15.6.組み合わせファイル」を参照してください。
点列の端点での交差は除外
対象要素あるいは参照要素の点列の始点あるいは終点で接している場合、交差としてリストアップしません。[端点 までの距離]が0.0の場合、DMの精度で判定します。[端点までの距離]が0.0より大きい場合、交点と端点の距離が それより小さい場合にリストアップします。微小なオーバーシュートをエラーとしてリストアップしたくない場合、
[端点までの距離]を指定してください。
要素B 要素A
交差としてリストアップしません
交差点での標高値が同じなら除外
交差する要素の交差点での標高値が全て同じ場合、リストアップしません。河川と細流などの合流点でのZ値が一 致していない場合などを検出できます。
垂直な面の中なら除外
垂直な法面を通る等高線のように、XY座標では重なりZ値が異なる垂直な面にを想定し、交点がその面内にある 場合、リストアップしません。下図で、XY面では点AとBで等高線は交差していますが、AとBは等高線がなす垂
面・線要素の線分について、XY座標について近接している線分あるいは重複している線分を検出します。Z値には関 係なく計算するので、3次元要素と2次元要素が近接しているケースもリストアップします。確認の際には、ツール バーの鉛直方向のスケールを小さくして、擬似的な2D表示の方が有効です。
【線分と線分の隙間】線分と線分の間の距離がこれより小さい場合をリストアップします。
【重複する線分は対象外】XY座標で重なっている線分はリストアップの対象外とします。
【隙間の最小値を設定する】線分と線分の距離がこれより大きい場合をリストアップします。
【隙間が大きい順からリストアップする】対象線分の中点からの垂線の足の距離が大きい順からリストア ップします。OFFの場合、検出順にリストアップします。
近接していることの判定条件は以下の3個です。
3. 中点からの垂線の足が、参照の線分上にある 参照の線分
対象の線分 1. 対象の線分と参照の線分間の角度は5°以下 2. 対象の線分の始点、終点、中点から参照の線分がなす
直線への垂線の足の長さが全て指定より小さい
等高線など
等高線など
A B
X Y
Z
垂直な面
「隙間の最小値を設定する」がOFFの場合の例です。○がリストアップの対象になります。
隙間の最大値
× ○ ○ × 参照する線
「隙間の最小値を設定する」が ON の場合の例です。対象の線分の始点・終点・中点の3点すべてが、隙間の最小値 より近い場合リストアップしません。○がリストアップの対象になります。
隙間の最大値
× 隙間の最小値 × ○ ○
参照する線
検出結果を[チェックリスト]パネルにリストアップします。
8.22. 3Dチェック
3次元地図データについてダイアログで示す項目を検査します。結果は、[レポート]パネルに表示し、[チェックリス ト]にリストアップします。[チェックリスト]の項目をクリックと、その点が参照点となります。
等高線の交差は、以下の【交差部にノードがある】、【標高値の許容誤差】の設定にかかわらず、リストアップします。
等高線の陰線(間断区分=1)は対象外
等高線で間断区分が1(間断する)をチェックの対象外とします。砂防基盤地図の三次元 DM のチェックを二次元 DMの段階で行うためのオプションです。
交差部にノードがある
3次元の線分と線分の交差している箇所には必ずノードがあるとしてチェックします。
標高値の許容誤差が0の場合に違いが出てきます。ノードがあるとした場合、線分と線分の交点での標高値のずれ がなくても、交差部分にノードがなければ、つまり線分の端点でなければリストアップします。ノードがないとした 場合、交点の標高値のずれがなければリストアップしません。
ON 交点が同一標高値で、かつ線分の端点での交差の場合、リストアップしない OFF 交点が同一標高値の場合、リストアップしない
垂直な面がある
異なる標高値をもち、XY平面では重なっている線分を垂直な面とみなし、チェック対象から除外します。
レポートパネル出力
チェック状況を[レポート]パネルにも表示します。検出される項目が増えると、表示に時間がかかってしまいます。
[レポート]パネルでは、表示しているテキストをクリップボードにコピーできます。GeoCoach3Dの機能です。
標高差の許容値
点や交点の標高値の差が指定した値より小さい場合、リストアップしません。但し、【交差部にノードがある】が 指定されている場合、ノードがない交差はこの指定にかかわらずリストアップします。
点と点・線分
線(E2)の各頂点などのZ値について、参照する線(E2)などの頂点のZ値や、線分上のZ値を調べる際の許容値です。
線分と線分
線(E2)の各線分などについて、参照する線(E2)などの各線分との交差位置でのZ値を調べる際の許容値です
チェックリストに対応する箇所をマゼンタ色の点で表示。
8.23. 3Dチェック(近傍)
上記の「3Dチェック」は、同一XY座標で複数のZ値があるケースを想定していますが、この「3Dチェック(近接)」
では同一XY座標ではないものの、Z値が大きく異なるケースの検出を行います。例えば、等高線が真幅道路のZ値 手前で切れていて、等高線のZ値と真幅道路のZが大きく異なる場合などです。
対象
チェックする対象の面(E1)・線(E2)の分類コードを指定します。
参照
参照する面(E1)・線(E2)の分類コードを指定します。
対象の端点と参照とのずれ
等高線などの対象のポリラインの端点について、近くの要素(真幅道路など)上の最も近い位置のZ値と比較します。
指定した距離以下、かつ、標高差が指定した値より大きい場合をリストアップします。
○2点で閉じる ○3点で閉じる ×4点以上で閉じる ×複数の要素で閉じる
【9999の線上は除外】道路縁線の端の検出で、端の点が分類コード9999にある場合、リストアップしま せん。真幅道路を閉じている要素の9999と異なり、単純に端点が9999の線上に乗っているかで判定して います。
【垂直方向の角度】真幅道路の点列について、Z方向に指定した角度より小さい角をなす点をリストアッ プします。角度はZ値の差とXY平面上での距離から計算します。点列の端点が他の真幅道路の 端点と一致している場合、その端点で繋がっているとみなして角度を計算します。Z 値が未定義 あるいは-999.0以下の場合は計算の対象外です。角度が小さい順からリストアップします。点列 の角度が小さい場所では、TIN作成で道路に段差が現れることがあります。
線分のXY平面での距離
Z値の差
【短い線分(XYZ)】指定された長さより短い線分をリストアップします。線分の長さは3次元で計算します。
短いほうから順に[チェックリスト]パネルに表示します。上記の角度のチェック同様、短い線分 で勾配が大きい場合、TIN作成で道路に段差が現れることがあります。
【庭園路等(2105)を含む】, 【道路端(2203)を含む】, 【石段(2214)を含む】上記のチェックは 真幅道路について行いますが、他の要素についても道路縁線の一部として処理したい場合 指定しください。図形区分が表現補助データの場合、対象外です。
【間断区分ありを含む】間断区分が設定された真幅道路および道路橋も道路沿線の一部として 処理したい場合指定してください。
9.2. 河川チェック
河川(5101)と細流(5102)についてダイアログで示す項目を検査します。
【逆バンク】勾配が逆バンクになっている箇所を[チェックリスト]パネルにリストアップします。要素の点のな らびに沿って、勾配が下りから上り、あるいは上りから下りに変わった点の座標をリストアップします。
【レポートパネル出力】[チェックリスト]パネルに表示している内容を[レポート]パネルにも表示します。
[レポート]パネルでは、表示しているテキストをクリップボードにコピーできます。
逆バンクになっている箇所をマゼンタ色の点(チェックリストの点)で表示