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変成器を含む回路の計算

ドキュメント内 c 2009 i (ページ 176-182)

第 9 章 変成器 167

9.2 変成器を含む回路の計算

A

B

A'

B' V1

I1 I2

V2

(a)

A

B

A'

B' V1

I1 I2

V2

L1 L2

M

(b)

A

B

A'

B' V1' I1'

I2'

V2'

L1 L2

M

(c)

図9.8問題9.7

(1) 図9.8 (c)の回路のV10,V20,I10,I20の間の関係を変成器の基礎式を用いて表せ。

(2) 図9.8の(b)および(c)を比べることで、I10,I20I1,I2の関係を記せ。

(3) 図9.8の(b)および(c)を比べることで、V10,V20V1,V2の関係を記せ。

(4) 図9.8 (b)の回路のV1,V2,I1,I2の間の関係式を求めよ。

9.2 変成器を含む回路の計算

【例題9.2

図9.9の回路に関して以下の問に答えよ。

図9.9例題9.2

(1) 図中の変成器の基礎式を記せ。

(2) I1I2の関係を求めよ。

(3) 一次側から見たインピーダンスZを求めよ。

〔解答9.2

(1)

V1= jωL1I1+ jωM I2 (9.9) V2= jωM I1+ jωL2I2 (9.10) (2) V2=−RI2と式(9.10)より、

I2= jωM R+ jωL2

I1 (9.11)

(3) 式(9.9)を式(9.11)に代入して、

V1= jωL1I1+ jωM I2= jωL1I1+ jωM

( jωM R+ jωL2

) I1

=ω2(

M2−L1L2

)+ jωL1R

R+ jωL2 I1 (9.12)

これより

Z =V1

I1 =ω2(

M2−L1L2

)+ jωL1R

R+ jωL2 (9.13)

J

問題9.8

図9.10の回路に関して以下の問に答えよ。

E

M

L1 L2

I1 I2

図9.10問題9.8

(1) 閉路電流I1,I2に対する閉路方程式を示せ。

(2) I1,I2を求めよ。

問題9.9

図9.11の回路において図の左の回路と右の回路は等価であるものとし、以下の手順でI1,I2,I3を 求めよ。ただし、計算を簡単にするためjωをsとおき、sをそのままにして計算せよ。

(1) 右の回路にキルヒホッフの電流則を適用した結果を記せ。

(2) 右の回路にキルヒホッフの電圧則を適用した結果を記せ。

9.2 変成器を含む回路の計算 °c大豆生田利章2009 173

図9.11問題9.9

(3) 左の回路と右の回路が等価であることから、左の回路中の変成器の基礎式を用いて、E2,E3に 関して成り立つ関係式を示せ。(電流の向きに注意せよ。)

(4) (1)、(2)および(3)の結果を用いて、左の回路におけるI1,I2,I3を求めよ。

問題9.10

図9.12の回路の電源から見たインピーダンスZおよび共振周波数ω0を求めよ。

L1 C L2 M

図9.12問題9.10

問題9.11

図9.13の回路に関して以下の問に答えよ。ただし、L1L26=M2であるとする。

V

1

V

2

I

1

I

2

L

1

L

2

M C

1

図9.13問題9.11

(1) V1V2I1I2に関する方程式を記せ。

(2) 二次側を開放したときの一次側からみたインピーダンスV1/I1を求めよ。

(3) V1/I1=となる角周波数ωを求めよ。

問題9.12

図9.14のように変成器の一次側と二次側を接続した。極性に注意して、それぞれの場合の合成イン ピーダンスを求めよ。

図9.14問題9.12

問題9.13

図9.15の回路はCampbellブリッジと呼ばれる回路である。この回路に関して以下の問に答えよ。

C L1 L2

M

E

I1 I2

A

図9.15問題9.13 (1) 図中の電流I1I2を求めよ。

(2) 電流計の指示がゼロになる条件を求めよ。

問題9.14F

図9.16の回路に関して以下の問に答えよ。電源の各周波数はω(6= 0)とする。

(1) 回路の閉路方程式を示せ。

(2) 閉路方程式を解いて電源から見た回路のインピーダンスZ(=E/I1)を求めよ。

(3) Z=となる角周波数ωを求めよ。

(4) Z= 0となる角周波数ω0を求めよ。

(5) ω0ωおよび結合定数kを用いて表せ。

9.2 変成器を含む回路の計算 °c大豆生田利章2009 175

E C

I1 I2

L1 L2 M

図9.16問題9.14

問題9.15F

図9.17の回路に関して以下の問に答えよ。ただし、L1L26=M2であるとする。

C

2

M

V

1

V

2

I

1

I

2

L

1

L

2

図9.17問題9.15 (1) V1V2I1I2に関する方程式を記せ。

(2) 一次側と二次側の電圧比V2

V1

を求めよ。

(3) 角周波数がω1= 1

√L2C2

のときのV2

V1

を求めよ。

(4) V2

V1

=となる角周波数ω0を上記設問のω1および結合定数kを用いて表せ。

問題9.16F

図9.18の回路に関して以下の問に答えよ。電源の角周波数はω(6= 0)とする。

図9.18問題9.16 (1) 回路の閉路方程式を示せ。

(2) 閉路方程式を解いてI1I2を求めよ。(分母が複素数のままの答えでよい。)

数)と書ける。]

問題9.17F

図9.19の回路において電圧V が0になる条件を求めよ。ただし、電源電圧Eと角周波数ωはど ちらも0でないものとする。

図9.19問題9.17

問題9.18F

図9.20の回路に関して以下の問に答えよ。

図9.20問題9.18

(1) 電圧V と電流Iの関係式を記せ。

(2) 回路の合成インピーダンスZを求めよ。

(3) 電圧V と電流Iが同相になる角周波数ω0を求めよ。

問題9.19F

図9.21の回路に関して以下の問に答えよ。

(1) 回路のインピーダンスZを求めよ。

(2) 回路の共振周波数ω0を求めよ。

(3) 回路のQを求めよ。

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