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目標設定には大きく分けて、次の2つの方法があります。

①組織目標、上司からの目標のブレイクダウン

上位の職員Aが業務計画に基づいた目標を設定し、その提示を受けた直属の部下職員Bが職員A の目標を達成するために自己の目標を設定、職員Bの目標の提示を受けた職員Cが職員Bの目標を 達成するために自己の目標を設定。

以上のように上位の職員が掲げた目標を下位の職員の目標に連鎖させる方法。

②ボトムアップ

部下職員が、まず自らの業務内容を踏まえて目標を立て、上司が自らの目標等との整合性を チェックする方法。

いずれの方法をとった場合でも、組織目標や組織のさらなる発展を常に念頭に置きながら、市全 体の中での自分の位置関係や役割をしっかりと認識することが重要です。

したがって目標の設定に当たっては、先ずは各部課の組織目標である業務計画の中で自分の目標 が立てられないか、つまり①の方法を第1として考え、その次に②ボトムアップの方法を検討する という手順とします。目標は、達成度判定を行いやすくするために具体的に記載し、評価者と被評 価者との間で到達点に対する共通認識を持っておくことが重要です。

どちらの方法をとって目標を定めたとしても、目標管理におけるコミュニケーションの役割が重 要です。目標設定の場、中間面談、期末面談の場で、上司と部下が話し合いを通して、また上司の 支持的・支援的態度によって、組織の満足と個人の満足の双方を同時に達成することが、目標管理 が本来目指すところになります。

○ブレイクダウンの考え方

(1)目標設定

部の業務計画・課の業務計画等を参考にし、組織の目標を確認した上で自分のチャレンジシート の「目標項目」「達成水準・達成方法・スケジュール」欄に記述します。部長級職員は、原則、部 局の業務計画・部内の課の業務計画、課長級職員は、原則、課の業務計画の優先順位に沿って目標 を設定します。(業務計画上1つの目標であってもチャレンジシート上複数の目標に分けることも 可能です。)課長補佐級以下の職員については、課の業務計画の達成、または業務改善につながる 項目等を設定します。

目標設定は、できるだけ明確に記載し定量化できるようにしてください。定量化することが困難 なものについても、極力、具体的な表現を用いて設定する必要があります。曖昧な水準設定をして おくと、評価のときに、達成度評価が困難になるからです。また、半期毎の評価になっているため 中間評価は9月30日までにどこまで進めるかを明記してください。

総 合 計 画

職員個人の目標=業績評価の目標

① 業務計画に掲げる事項 ② 議会答弁

③ 市長指示事項 ④ チャレンジ課題(新しい課題)

⑤ 自発的な業務改善 ⑥ その他懸案事項 業績評価

(目標管理)

中間評価(10月)

◆1次評価者と面談

◆上半期の振り返り

◆下半期の取り組みに向け た指導

★上記の過程において職員 を育成

目標達成に向けた活動

期末評価(3月)

◆1次評価者と面談

◆通年の振り返り

◆次年度の取り組みに向け た指導

★上記の過程において職員 を育成

基本構想

•計画期間:10年度

• 中長期の展望に基づいて、総合的かつ計画的な行政運営の指針

を示す。

実施計画

•計画期間:3年度

• 基本構想に定めた都市像・目標を実現するために3年間で進める べき具体的事業内容を示す。

業務計画

•計画期間:単年度

• 部の経営方針及び課の業務方針を定め、当該年度において、ど のように計画的に事業を進めていくかを示す。

【目標設定項目】

職名 目標設定項目

行政職

(1)

理事~主幹 部長は原則、部局の業務計画・部内の課の業務計画、課長か ら主幹は原則、課の業務計画の優先順位に沿って目標を設定 課長補佐~担当主査 原則、課の業務計画の達成につながる項目または、業務改善

につながる項目とするが、ボトムアップ方式で業績評価の目 標設定を行うことも可能

主査~主事 行政職

(2) 全職員

原則、課の業務計画の達成につながる項目または、業務改善 につながる項目とするが、ボトムアップ方式で業績評価の目 標設定を行うことも可能

医療職

(1)

院長~副科部長 ・科全体の医療レベルの向上に対する目標

・病院経営に対しての貢献に関わる目標 医長 ・個人の知識及び技術の向上に対する目標

・科に対しての貢献に関わる目標

医療職

(2)

6級以上 ・科全体の医療レベルの向上に対する目標

・病院経営に対しての貢献に関わる目標 5級以下 ・個人の知識及び技術の向上に対する目標

・科に対しての貢献に関わる目標 医療職

(3) 全職員

・原則、業務計画の達成につながる項目または、業務改善に つながる項目とするが、ボトムアップ方式で業績評価の目標 設定を行うことも可能

*目標設定の考え方

業務は必ずしも数値化、定量化できるものばかりではありません。目標設定が難しいとされる ルーティン業務については、「やって当たり前」の事務なので目標にはしないという考え方があり ますが、ルーティン業務が大半を占める場合には、目標として取り上げることが必要です。ただ し、単に決められたとおり事務を遂行するのか、課題や留意事項をきちんと把握してより高いレベ ルでの業務遂行を目指すのかによって、総合的な品質に違いが生じます。従って、ルーティン業務 の目標は、迅速正確な遂行のみを目標とするのではなく、効率化や業務改善などの重点事項や留意 事項等も併記した設定となるようにします。

このような目標設定とすることでルーティン業務だからという理由で、難易度が低くなるという ことにはならず、評価もしやすくなります。

よい例)適正な予算執行となるよう、〇月までに〇年度の執行内容について把握・分析し、問題点 の抽出を行った上で、必要に応じて積算の見直しを行い、〇年度の予算要求に反映させる。

よくない例)○月までに予算執行を適正に行う。

(2)ウエイト

ウエイトは、目標間の優先順位、重要度、業務量の違いを反映したもので、目標設定時には固定 となっています。(目標設定後に1つ目標を追加することが可能です。目標を追加した場合は、ウ エイトの再調整をします。詳細は(3)目標追加をご参照ください。)

目標設定項目、目標設定数、ウエイトは次表のとおりです。

【目標設定数とウエイト表】

【行政職】

理事・部長・

担当部長

参事・課長・

担当課長・主 幹

行政職(1)

課長補佐以下

行政職(2)

当初の目標設定数 5項目 4項目 3項目 2項目

ウ エ イ ト

( 目 標 設 定 時

優先順位1位 30% 40% 40% 60%

優先順位2位 25% 30% 35% 40%

優先順位3位 20% 20% 25%

優先順位4位 15% 10%

優先順位5位 10%

ウエイト幅(目標追加時) 30%~10% 40%~10% 40%~10% 60%~10%

【医療職】

医療職全職員 当初の目標設定数 2項目

優先順位1位 60%

優先順位2位 40%

ウエイト幅(目標追加時) 60%~10%

(3)難易度設定

「期首の目標」ごとに、難易度設定表・目標レベル設定基準表に基づき難易度を設定します。目 標の達成に対して環境条件が通常であり、本人の職務に見合っている業務であれば、難易度はBに なります。目標設定した項目について、実際の難易度や業務量が想定と異なった場合は、評価実施 時に難易度変更をすることができます。(詳細については(4)難易度変更を参照)

また、難易度とウエイトの関係ですが、一人の職員の全ての目標をA以上の難易度とすることは、

目標として過度となる恐れもありますので、被評価者と評価者の面談の中で適切な難易度となるよ う努めてください。

*難易度設定表と目標レベル設定基準表

難易度の設定は、原則として難易度設定表と目標レベル設定基準表の2つの基準を組み合わせて 決定します。目標レベル設定基準表は、目標レベルの基準を困難度、貢献度、優先度の3つの視点 から、幅広く適用できる共通のポイントとして、設定したものであり、難易度設定の際の目安とし てください。

したがって、実際の目標設定をする際には、基準表の趣旨を踏まえた上で、その目標の具体の内 容、場面、相手等について想定し、実情に応じて当てはめてください。

*目標レベル設定基準表は、困難度・貢献度・優先度の3つの視点それぞれにおいてのレベルを判 断します。3つの視点の中の分類に照らして、いずれかに当てはまるレベルを各項目のレベルと判 断します。例えば、貢献度の中の分類で財政効果a、その他の項目でbと判断した場合は、貢献度を aとしてみます。

例)困難度:課題→制度の見直しに関する目標→a

貢献度:財政効果→大きな経費節減・事務改善が見込まれる目標→a 優先度:時間的制約→組織目標の達成に対する時間的制約が強い目標→a ⇒難易度A

●難易度設定表

難 易 度

基準 目標レベル設定基準表との関係

S

環境条件がきわめて厳しいことが予想され、か つ、本人の職務としては非常にチャレンジ性が 高く、右の条件に当てはまる。

・目標レベル設定基準表の「困難度」が「s」であ り、かつ「貢献度」「優先度」がいずれも「a」以上

A

環境条件がきわめて厳しいことが予想される。

または本人の職務としては非常にチャレンジ性 が高く、右の条件のいずれかに当てはまる。

・目標レベル設定基準表の「困難度」「貢献度」

「優先度」の中の分類のいずれかの視点が「s」

で、難易度「S」以外

・目標レベル設定基準表のすべての視点が「a」

・その他、上記にあてはまらないが、総合的に勘 案して難易度「A」とすることが相当である場合 B 環境条件は通常であり、かつ本人の職務にほ

ぼ見合っており、右の条件に当てはまる。

・目標レベル設定基準表の視点のいずれかが

「b」以上で、難易度「S」「A」以外。

C

環境条件は良いことが予想され、かつ、本人の 職務では物足りない目標であり、目標レベル設 定基準表の視点のいずれにも該当しない。

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