• 検索結果がありません。

比 較

内部境界層発達によるフュミゲーション発生時の 1 時間値予測結果と環境基準等と の比較は、第 44 表のとおりである。

③ 予測結果

2.2.2 発電所運転開始後の関係車両による道路交通騒音

① 予測方法

リプレース前後の発電所関係車両(定常運転時及び定期検査時)の小型車換算台数を 算出し、リプレース前後の比較を行った。

② 予測条件

a. 発電所関係車両の交通量

予測地点における発電所関係車両の交通量は、第 51 表のとおりである。

第 51 表(1) 予測地点における発電所関係車両の往復交通量(定常運転時)

予測地点 路線名

交通量(台/日)

既設稼働時(現状) 新設稼働時(将来)

小型車 大型車 合 計 小型車 大型車 合 計 a

(夫婦橋交 差点付近)

一般国道134号 328 98 426 238 92 330 b

(大浜交差 点付近)

県道212号久里

浜港線 816 222 1,038 594 224 818 注:1.予測地点の位置は、第 32 図のとおりである。

2.発電所関係車両の交通量は、定常運転時における 24 時間の往復交通量を示す。

3.既設稼働時(現状)の発電所関係車両台数は、既設の設備構成等より算出した。

第 51 表(2) 予測地点における発電所関係車両の往復交通量(定期検査時)

予測地点 路線名

交通量(台/日)

既設稼働時(現状) 新設稼働時(将来)

小型車 大型車 合 計 小型車 大型車 合 計 a

(夫婦橋交 差点付近)

一般国道134号 476 152 628 422 136 558 b

(大浜交差 点付近)

県道212号久里

浜港線 1,190 358 1,548 1,058 332 1,390 注:1.予測地点の位置は、第 32 図のとおりである。

2.発電所関係車両の交通量は、定期検査時における 24 時間の往復交通量を示す。

3.既設稼働時(現状)の発電所関係車両台数は、既設の設備構成等より算出した。

③ 予測結果

リプレース前後の発電所関係車両(定常運転時及び定期検査時)の小型車換算台数の 予測結果は、第 52 表のとおりである。

第 52 表(1) 予測地点における発電所関係車両の 小型車換算台数(定常運転時)

予測地点 路線名

小型車換算台数(台/日)

増加率 既設稼働時 (%)

(現 状)

新設稼働時

(将 来)

① ② (②-①)/①

a

(夫婦橋交差点付近) 一般国道134号 766 649 -15.2 b

(大浜交差点付近) 県道212号久里浜港線 1,808 1,595 -11.8 注:予測地点の位置は、第 32 図のとおりである。

参考:工事関係車両の小型車換算台数は、予測地点 a が 1,467 台、予測地点 b が 3,646 台である。

第 52 表(2) 予測地点における発電所関係車両の 小型車換算台数(定期検査時)

予測地点 路線名

小型車換算台数(台/日)

増加率 既設稼働時 (%)

(現 状)

新設稼働時

(将 来)

① ② (②-①)/①

a

(夫婦橋交差点付近) 一般国道134号 1,155 1,030 -10.9 b

(大浜交差点付近) 県道212号久里浜港線 2,790 2,542 -8.9 注:予測地点の位置は、第 32 図のとおりである。

参考:工事関係車両の小型車換算台数は、予測地点 a が 1,467 台、予測地点 b が 3,646 台である。

④ 評価の結果

a. 環境影響の回避・低減に関する評価

資材等の搬出入に伴う道路交通騒音の影響を低減するため、以下の環境保全措置を講 じる。

・発電所関係者の通勤においては、公共交通機関の利用や車両の乗合等に努め、発電 所関係車両台数を低減する。

・定期検査工程等の調整による発電所関係車両台数の平準化により、ピーク時の発電 所関係車両台数を低減する。

・急発進、急加速の禁止及びアイドリングストップ等の励行により、騒音の低減に努 める。

・定期的に会議等を行い、上記の保全措置を発電所関係者や定期検査関係者へ周知徹 底する。

これらの措置を講じること及び既設稼働時(現状)より車両台数(小型車換算台数)

の低減が図られることから、資材等の搬出入に伴う道路交通騒音の影響は、実行可能な 範囲内でできる限り低減されているものと評価する。

なお、車両の通行ルート等の運用については、実交通量や地元自治体等の意見を踏ま え適切に対応する。

b. 環境保全の基準等との整合性

工事用資材等の搬出入に伴う道路交通騒音の予測結果(第 50 表)によると、工事関 係車両による騒音レベルの増加は 0~1 デシベルであり、環境基準に適合している。

発電所関係車両台数(小型車換算台数)は工事関係車両台数(小型車換算台数)より 少ないため、資材等の搬出入に伴う道路交通騒音の影響は、工事中の資材等の搬出入に 伴う道路交通騒音の影響よりも小さくなることから、資材等の搬出入に伴う騒音は環境 基準に適合すると考えられる。

以上のことから、環境保全の基準等の確保に支障を及ぼすものではないと評価する。