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比 較

内部境界層発達によるフュミゲーション発生時の 1 時間値予測結果と環境基準等と の比較は、第 44 表のとおりである。

3. 大気環境(振動)

3.2 予測及び評価の結果

3.2.2 発電所運転開始後の関係車両による道路交通振動

③ 予測結果

リプレース前後の発電所関係車両(定常運転時及び定期検査時)の小型車換算台数の 予測結果は、第 61 表のとおりである。

第 61 表(1) 予測地点における発電所関係車両の 小型車換算台数(定常運転時)

予測地点 路線名

小型車換算台数(台/日)

増加率 既設稼働時 (%)

(現 状)

新設稼働時

(将 来)

① ② (②-①)/①

a

(夫婦橋交差点付近) 一般国道134号 1,602 1,434 -10.5 b

(大浜交差点付近) 県道212号久里浜港線 3,702 3,506 -5.3 注:予測地点の位置は、第 32 図のとおりである。

参考:工事関係車両の小型車換算台数は、予測地点 a が 4,060 台、予測地点 b が 10,112 台で ある。

第 61 表(2) 予測地点における発電所関係車両の 小型車換算台数(定期検査時)

予測地点 路線名

小型車換算台数(台/日)

増加率 既設稼働時 (%)

(現 状)

新設稼働時

(将 来)

① ② (②-①)/①

a

(夫婦橋交差点付近) 一般国道134号 2,452 2,190 -10.7 b

(大浜交差点付近) 県道212号久里浜港線 5,844 5,374 -8.0 注:予測地点の位置は、第 32 図のとおりである。

参考:工事関係車両の小型車換算台数は、予測地点 a が 4,060 台、予測地点 b が 10,112 台で ある。

④ 評価の結果

a. 環境影響の回避・低減に関する評価

資材等の搬出入に伴う道路交通振動の影響を低減するため、以下の環境保全措置を講 じる。

・発電所関係者の通勤においては、公共交通機関の利用や車両の乗合等に努め、発電 所関係車両台数を低減する。

・定期検査工程等の調整による発電所関係車両台数の平準化により、ピーク時の発電 所関係車両台数を低減する。

・定期的に会議等を行い、上記の保全措置を発電所関係者や定期検査関係者へ周知徹 底する。

これらの措置を講じること及び既設稼働時(現状)より車両台数(小型車換算台数)

の低減が図られることから、資材等の搬出入に伴う道路交通振動の影響は、実行可能な 範囲内でできる限り低減されているものと評価する。

なお、車両の通行ルート等の運用については、実交通量や地元自治体等の意見を踏ま え適切に対応する。

b. 環境保全の基準等との整合性

工事用資材等の搬出入に伴う道路交通振動の予測結果(第 59 表)によると、工事関 係車両による振動レベルの増加は 0~2 デシベルであり、要請限度を下回っている。

発電所関係車両台数(小型車換算台数)は工事関係車両台数(小型車換算台数)より 少ないため、資材等の搬出入に伴う道路交通振動の影響は、工事中の資材等の搬出入に 伴う道路交通振動の影響よりも小さくなることから、資材等の搬出入に伴う振動は要請 限度を下回ると考えられる。

以上のことから、環境保全の基準等の確保に支障を及ぼすものではないと評価する。