3. プロジェクト実施方式の検討
3.4 各参加機関の概要、実施体制、準備段階で認識している課題の共有
3.4.8 独立行政法人 物質・材料研究機構
33
34
・研究プロジェクト連絡担当:河野健一郎
JAEA をはじめとする研究プロジェクト参加機関との連絡・交渉を行う。
・プロジェクト進行総括担当:谷藤幹子、サンヨト フェニー 本プロジェクトの全体の進行管理を行う。
また、研究データ登録に用いるアプリケーションであるセルフアーカイブ システム "imeji""PubMan" については、開発元の Max Planck Digital Library と 協力し、追加機能の開発や運用を行う。
表 3-4-8-2. 想定される主な検討課題
運用フロー 取りまとめ 機関につい て
福島の除染に関するデータは社会的な影響が大きいので、取り下げる可能 性がないものに限って DOI 登録を予定している。様々なデータが存在する 中で、社会的にも広く共有される価値があり、取り下げる可能性がないよ うなデータのみに対して、DOI 付与を予定している。
アクセスの 持続性の保 証
① 有期のプロジェクトで保有するデータの扱いについて
② DOI 登録後のデータ取り下げの取り扱いについて
DOI 登録す
る対象デー タの粒度に ついて
以下の種類のデータのエントリーを予定している。
(1) 福島で撮影した写真。 imeji で管理予定 (http://imeji.org) 。写真をまとめた アルバム単位で管理する。
(2) 線量率を地図上に表示したデータ。 imeji で管理予定。ため池ごとなどの アルバムで管理予定。
(3) 日本語で書かれた、除染で発生した土壌の減容化の手法のマニュアル。
pubman で管理予定 (http://pubman.mpdl.mpg.de/) 。
DOI のラン
ディングペ ージの要件 の検討につ いて
保存・配信するデータフォーマットが多様になると思われるため (JSON, XML, テキスト、…) 、 HTTP での Content-Negotiation の対応は必須になる と考える。
また、フォーマットが明示的に指定されなかった場合、どのようなファイ
ルフォーマットでの取得を希望するかをたずねるインターフェースが必要
35
になる。
研究データ の種別ごと の取り扱い の検討につ いて
データの量については、社会的な影響等を考慮して厳選したデータのみを 登録予定なので、問題となるほど多くない予定。またデータの追加につい ても発生しないように、注意をする予定。
表 3-4-8-3. プロジェクト計画に対する意見等
事務連絡をもっとしっかりしてもらいたい。
・キーパースンには確実に連絡すること。
・日時の変更がある場合は、どのように変更されたか、確実にわかるようにすること。
黙って変更された時間のみを連絡するのはだめです。
36
ドキュメント内
目次 1. 概要 公募による参加機関募集 公募予告 公募説明会 公募 選考 プロジェクト実施方式の検討 プロジェクトの体制 プロジェクト計画のレビュー... 5
(ページ 36-39)