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他に「独立行政法人等の保有する個人情報の保護に関する法律」に基づき,開示請求する方法がありま す。この場合,請求手数料00円が別途必要となります。

3年

3 他に「独立行政法人等の保有する個人情報の保護に関する法律」に基づき,開示請求する方法がありま す。この場合,請求手数料00円が別途必要となります。

問合せ先は,新潟大学総務部総務課 電話(025)262-6025です。

B. 質的向上のための水準にかかわる自己評価

現状では、実態に即した入学許可への疑義に対応するシステムはすでに採用されている 行っている。

と考える。不合格者のみでなく合格者にも成績開示を

C. 現状改良に向けた提言

クレーマーと呼ばれる人々が増えていることから、今後は入学許可の決定への疑義が増 現れることが予想される。

加してくるものと予想され、実際に抗議を行う受験生が

D. 問題改善に向けた提言

入学試験の点数のみ開示する現状のシステムから、入学許可の決定への抗議、訴訟など 大学で全学的に 学全体に提案す に速やかに対応することができる専門委員会の設置などのシステムを新潟

構築することの有用性を医学科入学試験委員会で検討し、中・長期的に大 ることを検討していきたい。

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注釈:

・ [入学方針]は、国の規制を厳守するとともに、地域の状況に合わせて適切なものにする。

医科大学・医学部が入学方針を統制しない場合は統制する組織との関係性を説明し、結 果(例:採用数と教育の能力との不均衡)に注目することで責任を示すことになる。

・ [学生の選抜プロセスの記載]には、高等学校の成績、その他の学術的または教育的経験、

医師になる動機の評価を含む入学試験と面接など、理論的根拠と選抜方法の双方が含ま れる。実践医療の多様性に応じた選抜法を選択することも考えられて良い。

・ [身体に不自由がある学生の入学の方針と対応]は、国の法規に準じる必要がある。

・ [学生の転入]には、他の医科大学・医学部からの医学生や、他の学部からの学生が含ま れる。

・ [地域や社会の健康上のニーズ]には、経済的・社会的に恵まれない学生やマイノリテ ィのための特別な募集枠や入学に向けた指導対策などの潜在的必要性など、性別、民族 性、およびその他の社会的要件(その人種の社会文化的および言語的特性)に応じて、

採用数を検討することが含まれる。

日本版注釈:

・ 一般選抜枠以外の入学枠(推薦枠、指定校枠、付属校枠、地域枠、学士入学枠など)に ついても、その選抜枠が必要とされる理由とともに入学者選抜過程が開示されてもよい。

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4 . 2 学生の受け入れ

基本的水準:

医科大学・医学部は

・ 学生の受け入れ数を確定し、プログラムの全段階でその教育能力と関連づけなければな らない。(B 4.2.1)

ら 学生の受け入れ数を確定し、プログラムの全段階でその教育能力と関連づけなければな ない。(B 4.2.1)

A. 基本的水準にかかわる点検

体で

段階的に定員を増やし、現在の入学定員は 127 名である。その内訳は、一般入試の定員が 20 名、地域枠 15 名(地域枠 A 5 名、地域枠 B 10 名)、二

師、准教授、教授あわせて 273 名を擁し、初期研修医 30 名、後期研修医(61 名+非常勤 た臨床実習の場である新潟 大学医歯学総合病院には、歯科も含めて 33 の診療科、825 床の病床数、約 700 名の入院患 者、1 日約 1550 名の外来患者があり(2012 年度)、また県内の基幹病院を始め、卒業生の 地域医療教育の場となる医療施設が約 100 か所登録されている。定員増と教育方法の変化

(少人数教育、共用試験 OSCE や CBT の導入等)にともない、講義室や実習室の机・座席・

顕微鏡等の教育資源は拡充されてきた。

資料 B4.2.1.A-1:医学科教員数(助教、講師、准教授、教授、テニュアトラック教員、

特任教授)ただし、脳研究所教員数は含まない(2013年10月1日現在)

教授 准教授 講師 助教

新潟大学医学科の入学定員は新潟大学が、社会からの要請と、行政からの要望を参考に 教育キャパシティーを考慮して決定する。新潟大学医学科の入学定員は 2007 年度までは全 100 名であったが、医師不足に対する行政からの要請に基づき、2008 年度入学者から

87 名、推薦入試の定員が一般枠

年次編入学(学士入試)の定員が 5 名である。

新潟大学医学科、及び臨床講義・臨床実習教育に関わる医歯学総合病院の教員数は助教、

10 名)が在籍し、教育に携わる人的リソースは豊富である。ま

医学部医学科 39 39 16 72

医歯学総合病院* 4 12 30 61

計 43 51 46 133

*:臨床講義・臨床実習教育に関わる

B. 基本的水準にかかわる自己評価

現在の入学定員は、教員対学生数比、臨床および基礎教育資源からも適正と評価するこ とができる。定員増となってからも、教育の質を低下させずに教育が行われていることは

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定員増が行われた 2008 年度以降も新卒者の医師国家試験の合格率が 90%以上と良好に保た ていることから、学生受入数に見合った教育能力が担保されていると考える。新潟県の 人、人口 10 万人に対して 191.2 人で全国 42 位と下位である(平成 22 年総 指向に対して総合医が少ないための医療効率、高機能病院あるいは

要 しているため、新潟大学医学科が定員を増やすことで対応してい

。学生定員増は直ちに医師不足を解消することにはならないが、社会的要請を受けて、

(TBL)へ、見学型臨床実習から診療参加型臨床実習へ、等の医学教育プ ログラムの変化に連動して、そのような医学教育を受けるべき学生の資質・適性の評価を 見直しながら、適正な入学者数を検討していく必要がある。

資料 B4.2.1.B-1:医師国家試験合格率

合格率(現役のみ) れ

医師数は 4,540

務省)。医師の専門医

診療科による労働負荷に対する医師の診療科偏在、都市と地方での医師の地域偏在などの 因で医師不足が顕在化

教育の質を維持できる最大規模まで入学定員を増やした。今後は、少人数グループ学習か らチーム基盤型学習

年度 合格率

2008 93.3% 98.1%

2009 89.7% 92.9%

2010 89.8% 91.8%

2011 90.8% 95.5%

2012 93.8% 97.1%

C. 現状改良に向けた提言

新潟県の医療の実情と将来を見据えながら、一方で医学教育の改革とリンクして適正な 入学定員数について入学試験委員会、教授会議を中心に検討を継続していく。

D. 問題改善に向けた提言

2020 年に新カリキュラムの卒業生が出るまでに、入学試験委員会、教授会議を中心に検 討して適切な学生数を確定したい。

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質的向上のための水準:

医科大学・医学部は

・ 学生の受け入れ数と特性については定期的に見直して他の関連教育の協働者との協議 し、地域や社会の健康上の要請を満たすように調整すべきである。(Q 4.2.1)

学生の受け入れ数と特性については定期的に見直して他の関連教育の協働者との協議し、

地域や社会の健康上の要請を満たすように調整すべきである。(Q 4.2.1)

A. 質的向上のための水準にかかわる点検

入学定員、選抜については入学試験委員会で方針を決定後、教授会議の審議を経て、最 終的に大学の入学試験実施委員会で承認を受ける。また、社会全般からの要請などは、県 内関連病院長会議、全国医学部長病院長会議、国立大学医学部長会議などで厚生労働省、

文部科学省、国民の意向、他大学の動向に関する情報交換が行われ、学部長、医歯学総合 病院長、教授は大学に持ち帰り、入学者選抜、および地域医療教育の今後の指針のための 情報リソースとなる。編入学生、地域枠を含む推 学試験委員会が学 務委員会、総合医学教育センターと連携して入学後の ついて成績などの資料を収集 して追跡調査を行い、地域への若手医師の定着状況な みて、入学試験問題の改善を 図るための検討を続けている。(資料 B4.1.1.A-1:入学定員の推移 参照)

B. 質的向上のための水準にかかわる自己評価

薦入試については、入 学生に

ども鑑

入学者選抜方法、入学定員については、入学試験委員会から教授会議、大学の入学試験 実施 り適切なプロセスを経て適切に決定されている。またそれまでの過程で、

、行政(文部科学省、厚生労働省、県)、社会など様々な教育 の協

なす基 学研究を志す学生の減少が問題となっている。医学研究への適性のある人材を広く入 めに学士編入学の制度を継続するとともに、医学マインドを涵

端の医学研究に従事する医学研究実習においては、

年度開始の新カリキュラムでは、より長い期間医学研究に携わってもらうため、現在 4 年次から 3 年次に前倒しして実施する。臨床医と基礎医学研究者の育成を関 育協働者と協議しつつ着実に行い、地域や社会の健康上の要請を満たすように努力し く方針である。新潟大学医学科では地域や社会の健康上の要請に応えて、学生数の受

C. 現状改良に向けた提言 委員会によ

外部(地域の関連病院長)

働者(ステークホルダー)の参画がある。地域枠の設置と入学定員増に積極的に取り 組んできた。臨床医育成の業績を順調に高めてきた一方で、臨床分野と表裏一体を 礎医

学させ、学生の質を保つた

養するための多様な施策を立案・実施しなければならない。基礎系を中心とする学内の講 座や海外を含めた学外の研究室にて最先

2014 行っている 連教 てい

入数と特性について定期的な見直しを適切に行っていると考える。

入学要件については毎年検討を行い、制度を見直してきた。今後も、毎年、地域や社会 143