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れの ロー

目標

年度に卒業生が出る新カリキュラムでは、6 つの教育成果(アウトカム)のそれぞ 到達目標(コンピテンシー)を達成しているかどうか学年進行で評価するアウトカム・

ドマップを 5 年以内に策定する。

とする教育成果を学生が達成(B 3.2.2)

A. 基本的水準にかかわる点検

れについて以下のとおり評価を実践して 新潟大学医学科が目標とする教育成果のそれぞ

(1) 豊かな人間性と高い倫理性を備え、全人的医療に貢献できる人材の育成

(2) 高度の専門性を持つ医療チームの一員として貢献できる人材の育成

4 年次の臨床実習入門では、レポートなどによって、

医療チームの一員として参加することについての知識や態度を評価する。5・6 年次の 度について観察し、高度の専門性を持つ医療チームの

1 年次の「医学論文を読む」では、少人数グループでの抄読会を通じて、4 年次の医 い視野と高い向学心を有す る医学研究者・教育者となり得るための学問的知識、技能や態度を評価している。

いる。

1 年次における教養教育、2 年次の医学概論および 4 年次の医療倫理の筆記試験やレ ポートなどを通じて、人間性および倫理性の基礎をなす学問的知識を学生が獲得して いることを評価する。5・6 年次の臨床実習では、教員による学生の技能や態度の観察 を通じて、豊かな人間性と高い倫理性を備え、全人的医療に貢献できることを評価す る。

1 年次の早期医学体験実習および

臨床実習では、教員は技能や態

一員として貢献できることを評価している。

(3) 広い視野と高い向学心を有する医学研究者・教育者となり得る人材の育成

学研究実習では、教員の指導下での医学研究を通じて、広

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(4) 保健、医療、福祉、厚生行政に貢献できる人材の育成

4 年次の公衆衛生学において、講義のほかに保健所実習を行ない、保健、医療、福祉、

よって、技能や態度

材の育成

において、地域医療に関する基 礎的知識、態度をレポートにより評価している。5・6 年次の臨床実習ならびに 5 年次

、地域の医療に貢献する技能や態度について教員の観察によ

ラブ )」における教員との英文論文の抄読 会の実施、交換留学を含むグローバル人材育成推進事業における、国際的に医療で活 国外から招聘し講演会の開催、ミネソタ大学との交換留学に

の医学概論、3・4 年次の臓器別統合コースでのグ ループ学習、4 年次の医学研究実習、5・6 年次の臨床実習と、主体的に学習あるいは 教員の観察などによってその状況は評価さ 厚生行政に貢献できるための知識についてレポート、筆記試験に

については教員の観察によって評価している

(5) 地域の医療に貢献するとともに、国際的に活躍できる人 1 年次の早期医学体験実習(EME)、2 年次の医学概論

の地域医療実習において り評価している。

1 年次の「医学論文を読む(ジャーナルク

躍している優れた講師を

よって、国際的に活躍するための知識、技能や態度を評価している。

(6) 探究心、研究心、自ら学ぶ態度を生涯持ちつづける人材の育成 1 年次の早期医学体験実習、2 年次

診療に携わることが求められ、レポートや

れ、探究心、研究心、自ら学ぶ態度を生涯持ちつづける態度を評価している。

B. 基本的水準にかかわる自己評価

る。2014 年 度開始の新カリキュラムでは

C. 現状改良に向けた提言

目標とする教育成果を学生が達成していることを適切に評価していると考え 6 つの教育成果(アウトカム)を定めた。

6 つの教育成果(アウトカム)のそれぞれに評価可能な到達目標(コ 新カリキュラムでは

ンピテンシー)を 2014 年度までに作成する。

D. 問題改善に向けた提言

年度に卒業生が出る新カリキュラムでは、6 つの教育成果(アウトカム)のそれぞ

(コンピテンシー)を達成しているかどうか学年進行で評価するアウトカム・

5 年以内に策定する。

2020 れに到達目標 ロードマップを

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学生の学習を促進(B 3.2.3)

A. 基本的水準にかかわる点検 学生

ト、

る学 間学業成績優秀者を顕彰するととも

も 2 年次以上の各 学年の

学生 生の

「私の勉強法」、「動物実験学」などの企画を行っている。

参考 新潟

「旭

B. 基本

の学習を促進するため、多くのカリキュラム単位で、出席状況、小テスト、レポー 本試験などによる総合評価が行われている。また新潟大学医学科では、在学生の更な 業成績の向上と学生の活力の醸成を図るため、年

に、返還を要しない奨学金を支給する制度を実施している。医学科から

3 名ずつが毎年度学業成績優秀者に選ばれている。また、評価の結果が不振である に対しては学務委員会と総合医学教育センターが毎月「旭町クラブ」を開催して、学 学習を促進している。たとえば、「医学の魅力」、「いまでも解ける医師国家試験」、

資料 B 3.2.3.A

大学医学部学士会 有壬記念医学生研究奨励金の選考等に関する内規 町クラブ」ポスター

的水準にかかわる自己評価

くのカリキュラム単位で、出席状況、小テスト、レポート、本試験などによる総合評 行うなど、学生の学習を促進する評価を適切に実践していると考える。2014 年度開始 カリキュラムでは、学生の学習をさらに促進する評価を実践するため、チーム基盤型 多

価を の新

学習(TBL)を行い、学生によるピア評価をはじめて行う。

C. 現状改良に向けた提言

2014 年 1 月に総合医学教育センターが担当して「心臓について」をテーマにした TBL を い、はじめてピア評価のトライアルを行う。ビデオを作成して各講座に配布して、TBL お

てもらう。

よびピア評価導入の参考にし

D. 問題改善に向けた提言

2020 年に新カリキュラムの卒業生が出るまでに、学生の学習を促進するために、ピア評

、ログブックを導入する。

価のほかに、ポートフォリオ

学生の教育進度の認識と判断を助ける形成的評価および総括的評価の適切な配分(B3.2.4)

A. 基本的水準にかかわる点検

新潟大学医学部規程において、「進級」(第 7 条)と「卒業」(第 9 条)に関して定め られている。学生の教育進度の認識と判断を助ける形成的評価および総括的評価の配分は 各講義を担当する教員の裁量に任されているが、現状では総括評価が中心であり、多くの カリキュラム(教育)単位では形成的評価は参考にとどめられていることが多い。

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B. 基本的水準にかかわる自己評価

わる規程は明確に定められている。学生の教育進度の認 識

進級の要件と評価との関連に関

と判断を助ける形成的評価および総括的評価の配分は、大学により一元的に管理されて はおらず、各カリキュラム単位を担当する教員の裁量に任されている。そのため、一部の カリキュラム(教育)単位では形成的評価の配分が少ないなど適切さにばらつきがみられ る。

C. 現状改良に向けた提言

すべてのカリキュラム単位で、学生の教育進度の認識と判断を助ける形成的評価および 総括的評価の適切な配分を達成するため、2014 年度までに医学教育 FD を実施する。

提言 D. 問題改善に向けた

カム)のそれ ンシー)を達成しているかどうか、学年進行に評価するアウト ム・ロードマップを策定する。

2020 年に新カリキュラムの卒業生が出るまでに、6 つの教育成果(アウト ぞれの到達目標(コンピテ

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質的向上のための水準:

医科大学・医学部は

・ 基本的知識と統合的学習の両方の修得を促進するためにカリキュラム(教育)単位ごと の試験の回数と方法(特性)を適切に定めるべきである。(Q 3.2.1)

・ 学生に評価結果に基づいた時機を得た、具体的、建設的、そして公正なフィードバック を行なうべきである。(Q 3.2.2)

基本的知識と統合的学習の両方の修得を促進するためにカリキュラム(教育)単位ごとの 試験の回数と方法(特性)を適切に定めるべきである。(Q 3.2.1)

A. 質的向上のための水準にかかわる点検

基本的知識と統合的学習の両方の修得を促進するためにカリキュラム単位ごとの試験の 回数と方法がシラバスに定められており、基本的知識に加え、個々の学問領域や主題ごと の知識を適切に評価しながら統合的に評価している。教育内容は医学教育モデル・コア・

カリキュラム(2010 年度改定版)を参考にし、過度に専門的とならないようにすることで、

過密なカリキュラムを避けるように配慮している。膨大な量の情報を暗記する学習を避け るように、試験の回数(資料)と方法を定めている。例えば、「人体の構造と機能Ⅰ(組 織学)」では、「講義・実習の出席状況(3 分の 2 以上が必要)と実習態度、実習ノート(総 論と各論)、筆記試験(組織学総論 1 回と各論 2 回)によって総合評価する。その結果、

合格点に満たない場合は、総合評価に対して再試験を一度のみ行う」と定められている。

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