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第 6 章 第 3 期特定健康診査等実施計画策定にあたって

3 特定保健指導の実施状況

特定保健指導には、「積極的支援」と「動機付け支援」の 2 種類があります。

それぞれの支援内容や支援形態については厚生労働省が定める基準に基づいて、市では支援内容 として実施します。

「積極的支援」とは、積極的支援対象者が、定期的・継続的な支援のもとで、自分自身の健康状 態を自覚し、生活習慣を振り返り、その改善のための行動目標を立てて、それを生活の中で実践する ことを目的とし、以下の要件を満たす保健指導のことです。

① 支援対象者が、医師、保健師または管理栄養士の面接による指導のもとに行動計画を立て ること。

② 医師、保健師、管理栄養士などの生活改善に関する知識・技術を持つ専門家が、支援対象 者に対し、生活習慣の改善のための取組に資する働きかけを相当な期間継続して行うこと。

③ 支援対象者及び生活改善に関する知識・技術を持つ専門家が、行動計画の進捗状況に関す る評価を行い、行動計画を立ててから3か月または6か月経過後に、当該行動計画の実績 に関する評価を行うこと。

「動機づけ支援」とは、動機づけ支援対象者が、自分自身の健康状態を自覚し、生活習慣を振り 返り、その改善のための行動目標を立てて、それを生活の中で実践することを目的とし、以下の要 件を満たす保健指導のことです。

① 支援対象者が、医師、保健師または管理栄養士の面接による指導のもとに行動計画を立て ること。

② 医師、保健師、管理栄養士などの生活改善に関する知識・技術を持つ専門家が、支援対象 者に対し、生活習慣の改善のための取り組みに係る動機づけに関する支援を行うこと。

③ 支援対象者及び生活改善に関する知識・技術を持つ専門家が、行動計画を立ててから 3カ 月後に、当該行動計画の実績に関する評価を行うこと。

3 特定保健指導の実施状況

特定健診と特定保健指導は、図表 3(第 9 章)に示した流れで実施します。また、特定健診における 健診実施に係る業務や一部の特定保健指導に係る業務などについては、外部委託により効率的かつ 効果的な指導の実施を図ります。

第7章 特定健康診査及び特定保健指導の分析

1 特定健康診査の受診状況

(1)特定健康診査の受診率の推移

項目 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度

目標受診率(%) 46.3% 49.8% 53.3% 56.6%

対象者数(人) 13,049人 12,878人 12,626人 12,111人 受診者数(人) 6,083人 6,031人 6,081人 5,974人

受診率(%) 46.6% 46.8% 48.2% 49.3%

山梨県受診率(%) 39.5% 40.6% 42.6% 42.6%

資 料 : 法 定 報 告 値

(2)性別・年齢階級別の特定健康診査受診率(平成28年度)

資 料 : 法 定 報 告 値

特定健康診査の受診率については、平成25年度以降、年々上昇傾向にあります。平成28年度の特定健 診の受診率は49.3%と、山梨県平均の42.6%を大きく上回ってはいるものの、計画目標 値の 56.6%に は達 していません。受診率を向上させるための取組を継続して行っていく必要があります。

平成28年度における特定健康診査の受診率を性別にみると、男性は女性と比較して受診率が低くなっ ています。年齢階級別にみると、40~44歳で男性が28.5%、女性が40.4%と最も低くなっています。男女 と も に 、 お お む ね 年 齢 階 級 が 低 く な る に つ れ 受 診 率 が 低 下 し て い ま す 。 特 定 健 診 受 診 率 向上 のた めに は、比較的若年世代、男性に対する受診意識向上のための働きかけが必要と考えられます。

13,049人 12,878人 12,626人 12,111人

6,0836,0316,0815,974

46.3% 49.8% 53.3% 56.6%

46.6% 46.8% 48.2% 49.3%

39.5% 40.6% 42.6% 42.6%

0.0%

10.0%

20.0%

30.0%

40.0%

50.0%

60.0%

05,00010,00015,00020,00025,000

平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度

対象者数(人) 受診者数(人) 目標受診率(%) 受診率(%) 山梨県受診率(%)

28.5%

30.1%

32.3%

32.8%

40.6%

51.4%

54.8%

44.4%

40.4%

42.5%

42.0%

44.6%

57.0%

58.7%

57.7%

54.0%

70.0% 50.0% 30.0% 10.0% 10.0% 30.0% 50.0% 70.0%

4044454950545559606465697074歳 全体

男性 特定健診受診率 女性 特定健診受診率

2 健診受診者の健康状況

(2)腹囲

資 料 : 国 保 デ ー タ ベ ー ス ( KDB)「 厚 生 労 働 省 様 式 ( 様 式 6 - 2 ~ 7 ) 」 ( 平 成 28年 度 )

資 料 : 国 保 デ ー タ ベ ー ス ( KDB)「 厚 生 労 働 省 様 式 ( 様 式 6 - 2 ~ 7 ) 」 ( 平 成 28年 度 )

平 成 28 年 度 の 特 定 健 診 受 診 者 の 腹 囲 の 有 所 見 者 ( 男 性 85cm 以 上 、 女 性 90cm 以 上 ) を み る と 、 男 性 の 44.8%、女性の14.7%が有所見に該当しており、男性は山梨県よりやや低く、女性はほぼ同水準となって います。

性 別 、 年 齢 階 級 別 に み る と 、 男 性 は 女 性 に 比 べ 有 所 見 率 が 高 く 、 ほ ぼ 全 て の 年 代 で 4 割 を 超 え て お り、特に55歳以上で顕著に高くなっています。女性は45~49歳及び、70~74歳で若干高くなっています が、年齢による顕著な変動は見られませんでした。

【図表2-(2)-①腹囲 有所見者割合(平成28年度)】

【図表2-(2)-②性別・年齢階級別 腹囲 有所見者割合(平成28年度)】

44.8%

14.7%

27.9%

46.9%

14.5%

29.2%

50.1%

17.3%

31.5%

0.0%

10.0%

20.0%

30.0%

40.0%

50.0%

60.0%

男性 女性 全体

甲斐市 県 国

34.7%

44.5%

38.9%

48.1% 47.2% 46.9%

44.2%

10.8%

17.7%

13.1% 14.4%

11.3%

13.8%

17.9%

0.0%

10.0%

20.0%

30.0%

40.0%

50.0%

60.0%

40~44歳 45~49歳 50~54歳 55~59歳 60~64歳 65~69歳 70~74歳

男性 女性

(3)収縮期血圧

資 料 : 国 保 デ ー タ ベ ー ス ( KDB)「 厚 生 労 働 省 様 式 ( 様 式 6 - 2 ~ 7 ) 」 ( 平 成 28年 度 )

資 料 : 国 保 デ ー タ ベ ー ス ( KDB)「 厚 生 労 働 省 様 式 ( 様 式 6 - 2 ~ 7 ) 」 ( 平 成 28年 度 )

平成28年度の特定健診受診者の収縮期血圧の有所見者(130mmHg以上)をみると、男性の37.2%、女性 の28.0%が有所見に該当しており、山梨県より低い水準となっています。

性別、年齢階級別にみると、男性は女性に比べ有所見率が高く、男女ともに年齢階級が高くなるにつ れ有所見者割合が高くなっています。

【図表2-(3)-①収縮期血圧 有所見者割合(平成28年度)】

【図表2-(3)-②性別・年齢階級別 収縮期血圧 有所見者割合(平成28年度)】

37.2%

28.0%

32.1%

43.0%

34.8%

38.5%

49.2%

42.7%

45.5%

0.0%

10.0%

20.0%

30.0%

40.0%

50.0%

60.0%

男性 女性 全体

甲斐市 県 国

15.3%

23.1%

29.0%

33.1%

37.2%

39.5%

43.2%

5.1%

13.4% 13.1%

15.4%

25.9%

31.6%

35.8%

0.0%

10.0%

20.0%

30.0%

40.0%

50.0%

40~44歳 45~49歳 50~54歳 55~59歳 60~64歳 65~69歳 70~74歳

男性 女性

(4)拡張期血圧

資 料 : 国 保 デ ー タ ベ ー ス ( KDB)「 厚 生 労 働 省 様 式 ( 様 式 6 - 2 ~ 7 ) 」 ( 平 成 28年 度 )

資 料 : 国 保 デ ー タ ベ ー ス ( KDB)「 厚 生 労 働 省 様 式 ( 様 式 6 - 2 ~ 7 ) 」 ( 平 成 28年 度 )

平 成 28 年 度 の 特 定 健 診 受 診 者 の 拡 張 期 血 圧 の 有 所 見 者 ( 85mmHg 以 上 ) を み る と 、 男 性 の 22.4% 、 女 性 の11.8%が有所見に該当しており、山梨県より低い水準となっています。

性別、年齢階級別にみると、男性は女性に比べ有所見率が高く、55~59歳で最も有所見者割合が高く なり、60歳以上では低下傾向にあります。女性は年齢による顕著な変動はみられませんでした。

【図表2-(4)-①拡張期血圧 有所見者割合(平成28年度)】

【図表2-(4)-②性別・年齢階級別 拡張期血圧 有所見者割合(平成28年度)】

22.4%

11.8%

16.4%

26.1%

14.2%

19.6%

24.1%

14.4%

18.6%

0.0%

10.0%

20.0%

30.0%

男性 女性 全体

甲斐市 県 国

13.3%

23.7% 23.7%

33.1%

28.6%

23.7%

18.6%

3.2%

12.4% 13.1%

8.0%

14.2% 13.6%

10.1%

0.0%

10.0%

20.0%

30.0%

40.0%

40~44歳 45~49歳 50~54歳 55~59歳 60~64歳 65~69歳 70~74歳

男性 女性

(5)血糖

資 料 : 国 保 デ ー タ ベ ー ス ( KDB)「 厚 生 労 働 省 様 式 ( 様 式 6 - 2 ~ 7 ) 」 ( 平 成 28年 度 )

資 料 : 国 保 デ ー タ ベ ー ス ( KDB)「 厚 生 労 働 省 様 式 ( 様 式 6 - 2 ~ 7 ) 」 ( 平 成 28年 度 )

平成28年度の特定健診受診者の空腹時血糖(100mg/dl以上)又は随時血糖(140mg/dl以上) の有 所見 者 を み る と 、 男 性 の 47.2% 、 女 性 の 33.6% が 有 所 見 に 該 当 し て お り 、 山 梨 県 よ り 高 い 水 準 と な っ て い ま す。

性 別 、 年 齢 階 級 別 に み る と 、 男 性 は 女 性 に 比 べ 有 所 見 率 が 高 く 、 男 女 と も 年 齢 階 級 が 高 く な る に つ れ、有所見者割合が高くなっています。

【図表2-(5)-①血糖 有所見者割合(平成28年度)】

【図表2-(5)-②性別・年齢階級別 血糖 有所見者割合(平成28年度)】

47.2%

33.6%

39.6%

43.4%

27.3%

34.6%

27.9%

16.8%

21.6%

0.0%

10.0%

20.0%

30.0%

40.0%

50.0%

男性 女性 全体

甲斐市 県 国

18.0%

31.8% 32.1%

47.4% 47.5%

51.5% 53.1%

9.6%

14.5%

18.6%

23.4%

33.0%

38.2% 39.9%

0.0%

10.0%

20.0%

30.0%

40.0%

50.0%

60.0%

40~44歳 45~49歳 50~54歳 55~59歳 60~64歳 65~69歳 70~74歳

男性 女性

(6)HbA1c

資 料 : 国 保 デ ー タ ベ ー ス ( KDB)「 厚 生 労 働 省 様 式 ( 様 式 6 - 2 ~ 7 ) 」 ( 平 成 28年 度 )

資 料 : 国 保 デ ー タ ベ ー ス ( KDB)「 厚 生 労 働 省 様 式 ( 様 式 6 - 2 ~ 7 ) 」 ( 平 成 28年 度 )

平成28年度の特定健診受診者のHbA1c(NGSP値)の有所見者(5.6%以上)をみると、男性の64.4% 、女 性の66.8%が有所見に該当しており、山梨県よりやや高い水準となっています。

性別、年齢階級別に見ると、40~54歳では男性が、55歳以上では女性の有所見率がやや高くなってい ますが、男女で顕著な有所見率の違いは見られませんでした。男女とも年齢階級が高くなるにつれ、有 所見者割合が高くなっています。

【図表2-(6)-②性別・年齢階級別 HbA1c有所見者割合(平成28年度)】

【図表2-(6)-①HbA1c有所見者割合(平成28年度)】

64.4%

66.8%

65.8%

61.4% 64.1% 62.9%

55.6% 55.2% 55.4%

0.0%

10.0%

20.0%

30.0%

40.0%

50.0%

60.0%

70.0%

80.0%

男性 女性 全体

甲斐市 県 国

23.3%

41.0%

46.6% 52.6%

62.1%

70.6%

75.0%

20.4%

32.8%

43.4%

55.3%

69.3%

71.9%

78.8%

0.0%

10.0%

20.0%

30.0%

40.0%

50.0%

60.0%

70.0%

80.0%

90.0%

40~44歳 45~49歳 50~54歳 55~59歳 60~64歳 65~69歳 70~74歳

男性 女性

(7)中性脂肪

資 料 : 国 保 デ ー タ ベ ー ス ( KDB)「 厚 生 労 働 省 様 式 ( 様 式 6 - 2 ~ 7 ) 」 ( 平 成 28年 度 )

資 料 : 国 保 デ ー タ ベ ー ス ( KDB)「 厚 生 労 働 省 様 式 ( 様 式 6 - 2 ~ 7 ) 」 ( 平 成 28年 度 )

平 成 28 年 度 の 特 定 健 診 受 診 者 の 中 性 脂 肪 の 有 所 見 者 ( 150mg/dl 以 上 ) を み る と 、 男 性 の 24.8% 、 女 性 の14.2%が有所見に該当しており、山梨県よりやや高い水準となっています。

性 別 、 年 齢 階 級 別 に み る と 、 男 性 で は 40 歳 代 後 半 か ら 50 歳 代 に か け て 有所 見率 が4 割近 くに なっ てい ますが、60歳以上では低下傾向にありました。女性は年齢階級が高くなるにつれて、緩やかに有所見者 割合が高くなっています。

【図表2-(7)-①中性脂肪 有所見者割合の推移(平成28年度)】

【図表2-(7)-②性別・年齢階級別 中性脂肪 有所見者割合(平成28年度)】

24.8%

14.2%

18.9%

24.4%

12.6%

18.0%

28.2%

16.3%

21.5%

0.0%

10.0%

20.0%

30.0%

男性 女性 全体

甲斐市 県 国

23.3%

39.9%

34.4%

40.6%

28.2%

22.6%

19.4%

7.6%

11.3% 13.8% 14.4% 15.5% 15.6%

13.5%

0.0%

10.0%

20.0%

30.0%

40.0%

50.0%

40~44歳 45~49歳 50~54歳 55~59歳 60~64歳 65~69歳 70~74歳

男性 女性

(8)HDLコレステロール

資 料 : 国 保 デ ー タ ベ ー ス ( KDB)「 厚 生 労 働 省 様 式 ( 様 式 6 - 2 ~ 7 ) 」 ( 平 成 28年 度 )

資 料 : 国 保 デ ー タ ベ ー ス ( KDB)「 厚 生 労 働 省 様 式 ( 様 式 6 - 2 ~ 7 ) 」 ( 平 成 28年 度 )

平 成 28 年 度 の 特 定 健 診 受 診 者 の HDL コ レ ス テ ロ ー ル の 有 所 見 者 ( 40mg/dl 未 満 ) を み る と 、 男 性 は 9.6%、女性は2.5%が有所見に該当しており、山梨県よりやや高い水準となっています。

性別、年齢階級別に見ると、男性は特に40歳代から50歳代にかけて有所見者割合が高く、女性は全年 齢階級にわたって有所見者割合が低く、ほぼ横ばいで推移しています。

【図表2-(8)-①HDLコレステロール 有所見者割合(平成28年度)】

【図表2-(8)-②性別・年齢階級別 HDLコレステロール有所見者割合(平成28年度)】

9.6%

2.5%

5.6%

8.8%

1.7%

4.9%

8.7%

1.8%

4.8%

0.0%

10.0%

20.0%

男性 女性 全体

甲斐市 県 国

10.0%

13.9%

9.9% 10.5%

7.0%

9.0%

10.0%

1.3%

2.2%

0.0%

2.7%

1.7% 2.5% 3.4%

0.0%

10.0%

20.0%

40~44歳 45~49歳 50~54歳 55~59歳 60~64歳 65~69歳 70~74歳

男性 女性

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