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2 課題を踏まえた対策の方向性

ジェネリック医薬品に関する啓発、理解の促進により、ジェネリック医薬品の普及率の向上と、薬 剤費の適正化を図ります。

5 章 ま で の 現 状 分 析 か ら 把 握 で きた 健康 課題 を改 善す るた めに 、下 記の 3点 を本 計画 の重 点項 目と し、

各種保健事業を推進します。

適正受診による疾病予防・重症化予防

糖尿病重症化予防

ジェネリック医薬品の使用促進

適正な医療機関の受診を促すことで、予防しうる疾患の重症化を防ぎます。

当市において罹患率が高く、慢性腎臓病における予防可能な原因疾患である糖尿病の重症化を防ぎ ます。

3 今後取り組む保健事業計画

現状

課題

対象者 実施期間 事業内容

実施体制・

方法

評価

ストラク チャー

プロセス

アウトプッ ト

アウトカム

評価体制・方法 実施時期

・ 健 診 結 果 ( 糖 代 謝 ) 異 常 値者 の追跡体制の整備

・医療機関との連携

・ 受 診 状 況 の 把 握 や 電 話 追 跡 の 体制を整備する。

・ 医 療 機関 へ報 告、 連絡 を行 い、

対 象 者 の 情 報 を 共 有 し 連 携 をす る。

各年度 事業名:糖尿病性腎症重症化予防対策

1.既存事業  と健康課  題の関係

甲斐市の医療費 、40代から上がりだし60代に 急増しており、糖尿病や腎不全といっ た 重症循環器疾患を じ めと し た 生活習慣病関連疾患が多く含ま れて いる 。高額レセ プトの疾患傾向も同様で、生活習慣病疾患が多くを占めている。特に腎不全 1件あた りの医療費が高く、対策が必要である。

また、健診結果で 血糖、HbA1c の有所見者割合が、国や山梨県と比較して高い。さら に人工透析導入者の起因のほと んどが糖尿病性腎症による ものとな って いる ため、糖 尿病性腎症重症化予防対策が必要である。

・健診結果(糖代謝)異常値放置者や、医療機関受診中断者が一定数存在するため、医 療機関への受診勧奨などの働きかけが必要となる。

・糖尿病性腎症、腎不全に罹患している者 、生活改善により病期の進行の遅延や、重 症化予防が期待できるため、その働きかけを行っていく必要がある。

2.事業目的

健診結果(糖代謝)異常値放置者に受診勧奨を行うことで治療に結びつける。また、医療 機関受診者のう ち 、重症化リス ク の高い者に対し て 主治医の判断により保健指導を実 施し、糖尿病性腎症重症化を予防する。

3.事業企画

・ 受 診 勧 奨 や 保 健 指 導 実 施 者 が 医 療 機関 への 受診 行動 がとれて い る か 電 話 、 再 訪 問 、 レ セ プ ト データを用いて確認する。

・対象者が生活習慣を改善し、重 症化を予防することができる。

短期:各年度 長期:

平成30年度(2018年度)~

平成35年度(2023年度)

・対象者の優先順位の検討

・受診勧奨、保健指導の実施

・ 保 健 指 導 実 施 者 の ス キ ル アップ

・ 健 診 デ ー タ や レ セ プ ト デ ー タ を 用いて医療機関未受診者の状況 を 把 握 し 、 重 症 化 予 防 に 効 果 の 高い対象者の優先順位を決定す る。

・ 対 象 者 に 合 わ せ た 受 診 勧 奨 や 保健指導を実施する。

・ 保 健 指 導 実 施 者 の 研 修 会 、 勉 強会を実施する。

各年度

・保健指導対象者人数

・医療機関からの紹介人数

・手紙、電話、訪問者の人数・

回数

・ 優 先 順 位 の 高 い 対 象 者 へ の 受 診 勧 奨 ・ 保 健 指 導 率 100 % に す る。

・ 実 施 状 況 を ま と め 、 評 価 を す る。

各年度

短 期 : 保 健 指 導 に よ り 適 切 な 受診行動がとれる

長期:新規人工透析者数の減 少

・健康診査およびレセプト等で抽出したハイリスク者 平成30年度(2018年度)~平成35年度(2023年度)

健診結果(糖代謝)異常値放置者に対して受診勧奨を実施する。対象者が自身により適 切な受診行動をとり、合併症を発症しないための生活習慣を身に付けることができるよ うに支援する。

・健診結果及びレセプトデータを用いて対象者を抽出、効果の期待できる対象者の優先 順位を決める。

・手紙や電話、個別訪問を用いた受診勧奨、保健指導を行う。

・電話や個別訪問、レセプトデータを用いて医療機関へ受診行動がで きて いる か、生活 習慣が改善できているかを確認する。

4.評価計画

目標値(評価項目・評価指標)

現状

課題

対象者

実施期間

事業内容

実施体制・

方法

評価

ストラク チャー

プロセス

アウトプッ ト

アウトカム

事業名:ジェネリック医薬品(後発医薬品)普及促進

1.既存事業  と健康課  題の関係

2.事業目的

3.事業企画

平成30年度(2018年度)~平成35年度(2023年度)

広報・啓発:新年度保険証発送時にジェネリック医薬品希望シールを郵送、新規加入者 に対しても随時配布。

差額通知:4月、6月、8月、10月、12月、翌2月に配布。

要望:県を通じ山梨県医師会に普及促進を要望。

広報・啓発:3月の新年度被保険者証一斉発送時にジェネリック医薬品希望シールを同 封。新規加入者に対して 加入手続きの際に窓口で配布。

差額通知:年6回差額通知書を発送。

要望:要望書を提出。

ジェネリック医薬品普及率 平成29年3月時点で64.6%と、国の示すロードマップにおけ る目標 達成していません。

・指導効果が見込みにくい医薬品を除いても、ジェネリック医薬品に変更することで潜在 的に削減可能な 薬剤費 約1 億円と な っ て おり、依然と し て 削減の余地 大きく、平成 32年度末(2020 年度末)時点で数量シェア80%というロードマップにおける目標達成に向 けて、継続したジェネリック医薬品普及促進の取り組みが必要となります。

ジェネリック医薬品の普及促進により、被保険者の負担軽減や医療費適正化による医 療保険財政の健全化を図るため。

全被保険者

4.評価計画

差額通知の対象範囲の見直し

対象疾病の見直し。

通知対象者を差額500円以上 から300円以上に変更。対象 薬効分類を7薬効から13薬効 に変更

各年度 目標値(評価項目・評価指標) 評価体制・方法 実施時期

被保険者に対し、ジェネリック 医薬品普及促進を行う

後発医薬品に変薬した場合 の差額を被保険者へ通知し、

ジェネリック医薬品の使用促 進につなげる。

各年度

対象者への差額通知発送 対象者への通知率100% 各年度

ジェネリック医薬品普及率(数 量ベース)の上昇

ジェネリック医薬品普及率(数 量ベース)83%

使用率(数量ベース) 平成30年度(2018年度)74%

平成31年度(2019年度)77%

平成32年度(2020年度)80%

平成33年度(2021年度)81%

平成34年度(2022年度)82%

平成35年度(2023年度)83%

1 計画策定の趣旨

(1)背景及び趣旨

急 な少子高齢化、経済の低成長への移行、国民生活や意識の変化など、大きな環境変化の中で 我が国は、国民皆保険のもと、誰もが安心して医療を受けることができる医療制度を実現し、国民 の生涯にわたっての生活の質の維持・向上のために、生活習慣病の重症化、合併症への進行の予防 に重点を置いた取組が重要な課題となっています。

このような課題に対応するため、国民誰もが願う健康と長寿を確保しつつ、医療費の抑制を図る ため「高齢者の医療の確保に関する法律(昭和57年法律第80号)、以下「法」という。」に基づき、

保険者は被保険者に対し、糖尿病等の生活習慣病に関する健康診査及び健康診査の結果により健康 の保持に努める必要がある者に対する保健指導を実施することが義務付けられました。

甲斐市においても、これまで第 1期及び第2期の特定健康診査等実施計画を策定し、特定健康診 査及び特定保健指導に取り組んできました。

第 2 期計画は平成 29 年度が計画の終了年次となるため、第3期特定健康診査等実施計画(以下「第 3 期計画」という。)を策定し、被保険者の健康の保持増進を努めます。

(2)特定健康診査等の対象者

甲斐市国民健康保険に加入する 40 歳~74 歳の被保険者

(3)計画の期間

第3期特定健康診査等実施計画は、平成30年度(2018年度)から平成35年度(2023年度)の6年 間とし、特定健康診査・特定保健指導の成果について、毎年度、評価を行い必要に応じて見直しを 行います。

(4)メタボリックシンドロームに着目する意義

厚生労働省の「新たな健診・保健指導と生活習慣病対策(標準的な健診・保健指導プログラム)(確 定版)」において、メタボリックシンドロームを標的とした対策が有効と考えられる 。3 つの根拠 として「肥満者の多くが複数の危険因子を併せ持っている」「危険因子が重なるほど脳卒中、心疾 患を発症する危険が増大する」「生活習慣を変え、内臓脂肪を減らすことで危険因子のすべてが改 善する」とされています。

平成17年4月に、日本内科学会等内科系8学会が合同でメタボリックシドロームの疾患概念と 診断基準を示しました。

これによると、糖尿病、脂質異常症、高血圧症はメタボリックシンドロームを共通の要因として 引き起こされ、複数の危険因子が重複するほど脳卒中、心疾患を発症するリスクが高くなります。

このため、生活習慣の改善(例えば、適度な運動やバランスのとれた食事の定着など)による糖尿 病などの生活習慣病の予防対策を進め、生活習慣病の発症を予防及び生活習慣の改善に向けての明 確な動機づけができるようになれば、通院患者が減少し、更には重症化や合併症の発症を抑えるこ

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