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第 9 章 特定健康診査・特定保健指導の実施方法

3 特定保健指導の実施方法

① 総合健診受診者

図表 6 に示した会場(平成 29 年度実施会場)において実施します。

また、結果説明会において特定保健指導を受けることができない場合は、随時対応します。

なお、効率的な実施や市民の利便性などを考慮して随時見直しを行っていきます。

図表6 特定保健指導の実施場所

対象地区 会場

竜王会場 竜王保健福祉センター 敷島会場 敷島保健福祉センター

双葉会場 双葉保健福祉センター、双葉公民館

② 人間ドック受診者

特定保健指導の実施が可能な指定医療機関においては、それぞれの医療機関が指定する場 所で実施します。

受診した医療機関において特定保健指導を実施していない場合は、市で対応します。

(2)特定保健指導実施時期

① 総合健診受診者

・ 6 月~翌年 3 月

・ 原則として健診の結果説明会と同時に初回面接を実施します。

② 人間ドック受診者

・ 4 月~翌年 6 月 (3)特定保健指導の案内方法

① 動機づけ支援レベル

⇒対象者に個別に通知します。

② 積極的支援レベル

⇒対象者に個別に通知します。

-63- (4)委託について

厚生労働省が示す基準「標準的な健診・保健指導プログラム(平成 30 年度版)」(平成 30 年度 厚生労働省健康局)に基づき、以下の基準により、市民の利便性、保健指導の効果などを考慮し て、個別契約または集合契約により委託します。

・ 人員に関する基準

・ 施設又は設備等に関する基準

・ 保健指導の内容に関する基準

・ 保健指導の記録等の情報の取扱いに関する基準

・ 運営等に関する基準

なお、実施状況やその内容については、随時確認を行い、内容の充実等を図っていきます。

(5)特定保健指導対象者の抽出と重点化

特定保健指導の対象者は、国で示した基準に基づき、抽出します。

原則として、抽出された対象者全てに対して特定保健指導を実施しますが、図表7で示した 優先順位に基づいて重点化を行います。

また、特定健診の対象外である以下の対象者についても働きかけを行っていきます。

① 40 歳未満の国民健康保険被保険者

健診受診を促し、特定健診対象者になる以前から、メタボリックシンドロームの予備群 や該当者とならないよう、早期段階の行動変容を促します。

② 特定健診を受診した結果、情報提供に該当する被保険者 結果説明会等を通じて、保健指導を実施していきます。

図表 7 特定保健指導対象者の重点化

優先順位 選択項目 優先基準 理由

1

保健指導の利 用希望

利用希望の ある人

利 用 希 望 のあ る 人 の 方が 効 果 的 ・効 率的であるため

2

行動変容 ステージ

準備期・実行期 にある人

行 動 変 容 ステ ー ジ 準 備期 ・ 実 行 期の 人の方が効果的・効率的であるため 3

生活習慣改善 の必要性

生活習慣改善の 必要性の高い人

生 活 習 慣 改善 の 必 要 性の 高 い 人 の方 が効果的であるため

4 健診項目 HbA1c の異常

糖 尿 病 は 高額 の 医 療 費を 必 要 と する 生 活 習 慣 病の 基 礎 疾 患と な っ て いる こ と が 多 いの で 、 早 期の 保 健 指 導に よ る 改 善 ・悪 化 防 止 効果 を 期 待 でき るため

5 健診項目 血圧の異常

生 活 習 慣 病の 中 で 最 も受 診 件 数 が多 く 、 高 額 の医 療 費 が かか る 疾 病 の合 併 症 に も なっ て い る ので 、 早 期 の保 健 指 導 に よる 改 善 ・ 悪化 防 止 効 果が 期待できるため

6 性別・年齢

男性及び 60 歳未満

40~50 歳代に検査値の悪化があり、

50 歳代の異常者の割合が高率である た め 、 若 い年 代 に 指 導を 行 う こ とが 効果的であるため

-65- (6)支援レベル別の保健指導計画

支援レベルは、「積極的支援」、「動機づけ支援」、「情報提供」に階層化します。各支援レベル における保健指導の内容は図表 8 のとおりです。

図表 8 支援レベル別の保健指導の内容

支援レベル 保健指導の内容

積極的支援

初回時に面接による支援を行い、その後3か月または6か月以 上の継続的な支援を行う。初回面接時に行動計画を作成し3か 月または6か月経過後に実績評価を行う。自らの身体に起こっ ている変化を理解できるように促し、具体的に実践可能な行動 目標について対象者と一緒に考え、対象者自身が選択できるよ うに支援し、行動を継続できるよう定期的かつ継続的に介入す る。積極的支援終了時には改善した行動が継続できるよう意識 づけを行う。

<具体的内容>

・ 初回面接

・ 個別支援、集団健康教室等

動機づけ支援

面接による支援のみの原則1回の支援。初回面接時に行動計画 を作成し3か月経過後に実績評価を行う。特定健康診査の結果 並びに生活習慣の状況を踏まえ、自らの生活習慣の改善すべき 点を自覚し、自ら目標を設定し行動に移すことができるよう支 援する。

<具体的内容>

・ 初回面接

・ 必要に応じて個別支援、集団健康教室等

情報提供

特定健康診査を受診した者全員を対象に年1回、健診結果説明 と同時に実施する。特定健診結果の提供にあわせて、個人の生 活習慣やその改善に関する基本的な情報の提供をする。

<具体的内容>

・ 資料による情報提供

健診結果の見方

運動施設や各種教室のお知らせ等

・ 病態別生活習慣病の予防・改善に関する指導等

(7)専門職員の充実

特定保健指導を中心となって実施していく市の保健師、管理栄養士などの専門職員のスキル、

ノウハウを活かすと同時に更なる資質向上のため、研修等の機会を積極的に利用します。

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