十周年記念シンポジウム パネルディスカッションの様子
特
集
活動 報告 事業 の目 的と 概況
協力 の形 態
運営
・管 理・ 評価
資料 編
活動報告:様々な事業の取り組み
今日、国際協力の現場では、高度化、多様化して いく援助ニーズに的確に対応できるプロフェッショナ ルが求められています。JICAでは、こうしたニーズに 迅速に対応するため、人材養成・人材確保事業として、
さまざまな取り組みを行っています。
2012年度の実績
名称 実績(2013年3月現在)
国際キャリア総合情報サイト
PARTNER 国際協力人材登録者 8,902名
人材養成
1.ジュニア専門員 新規5名 継続38名 2.専門家養成個人研修 18名
3.公募型インターンシップ 28名 4.研修
(1)専門家等赴任前研修 年12回 298名
(2)能力強化研修 全12コース 255名
(3)UNHCR連携安全管理研修 全3コース4回 98名
(4)その他 事務所員赴任前研修、
ナショナルスタッフ研修等 人材確保
1.国際協力専門員 81名
2.特別嘱託 21名
将来に向けた人材の養成
1. ジュニア専門員 ̶JICA専門家を目指して
国際協力人材が不足する分野における中長期的な 人材育成を念頭に、2012年度から新制度に改編しま した。一定の実務経験に基づく専門性を有し、将来の JICA専門家など
を目指す若手人 材を対象に、 主 にJICA本部にお ける人材養成研 修を通じて、 国 際協力の仕組み を学びます。
2. 専門家養成個人研修 ̶新たな開発課題への対応 開発途上国における高度化・多様化する新たな開発 課題に対応するため、海外の大学や国際機関等での短 期研修の機会を提供します。2012年度はマイクロファ イナンス研修や気候変動対策研修等を実施しました。
3. 公募型インターンシップ
̶JICA専門家等将来の国際協力人材の裾野拡大
国際協力に関連する研究を行い、将来この分野で 活躍することを志望する大学院生を対象に、国内外の JICA機関で1〜4
カ月の実習を行い ます。 2012年度 は前年度に引き続 き若手医師に門戸 を広げました。
即戦力となる人材の育成 1. 専門家等赴任前研修
̶派遣直前のスキルアップとオリエンテーション
赴任前の専門家等に対して、JICAの協力方針、業 務内容、最新の援助動向、効果的な技術移転手法な どについての研修を行います。
2. 能力強化研修
̶即戦力人材の能力アップを図る公募型短期集中研修 特定の専門分野での技能や知識、語学力を有し、
近い将来、専門家等として開発途上国への派遣が予 定される方を対象に公募し、援助動向に関する知識 や実践的なスキルを身につける機会を提供しています。
環境社会配慮、平和構築・復興支援(事業評価)等の他、
最近の援助ニーズを踏まえ、2012年度は試行的に公 共財政管理セミナーを実施しました。
3. 安全管理研修
̶UNHCRと連携して実施する安全管理面に特化した研修 平和構築支援・復興支援分野のみならず安全配慮 が特に求められる業務に従事する人を対象に、UNHCR
(国連高等難民弁務官事務所) e-Centreと連携して 安全管理研修を実
施しています。
セネガル教育改善プロジェクト先の学校を視察している ジュニア専門員
海外からの研修員に同行した国内センター受入の 大学院生インターン
スピーチするUNHCR駐日事務所代表と熱心に耳を 傾ける参加者
─ 将来の国際協力を担う人材を育て、
必要な人材を確保する
人材養成・確保
■ PARTNERとは
「PARTNER」は、JICA国際協力人材センターが企画・運営する「国際協力人材キャリア総合情 報サイト」です。PARTNERは、海外でのさまざまな開発支援事業での活躍を目指す方々に、豊 富な求人情報を提供しています。この求人情報は、JICAのみならず、国際機関や政府関係機関、
NPO/NGO、民間開発コンサルタント、さらに、近年では海外進出を目指すわが国企業から も多数の求人が寄せられています。一方、9千人近い人材がこのPARTNERにおいて人材登録 を行い、海外の「開発の現場」からの声がかりを待っています。これまでにも数多くの団体・企業 が、PARTNERに登録されている人材にアプローチし、海外の開発の現場における「即戦力」や「次 代のリーダー」をリクルートしています。海外での飛躍を目指す人材と、そのような人材の獲得 を目指す団体・企業が一堂に会するマーケットプレイス――――それがPARTNERです。
着実に拡大するPARTNER
2012年度は3,356件の求人情報、
1,377件の研修・セミナー情報を掲載し、
年 間 のトップ ペ ー ジ ア ク セ ス 数 は 804,438件に上りました。また、2013 年3月末時点で8,902名の方が人材登録 を行う一方、740を越える団体・企業が 団体登録を済ませて、ともにPARTNER を活用しています。
このほかPARTNERでは、専門の要員 を配置して、人材登録いただいた人材 の方々からのキャリア形成に関する各種 相談を受け付けています。2012年度は メールで113件、面談形式で214件の 相談業務を行いました。
さらに、JICAをはじめ国際機関や NGO、開発コンサルタント、海外に進 出する民間企業などでキャリアアップを 目指す人材登録者を対象に「国際協力人 材セミナー」を実施しています。2012 年度は東京、神戸、福岡で開催し、合 計530名の方々に参加いただきました。
参加者からは「地方でこういったセミナー はほとんどなく、とても貴重な機会だっ た」、「講師のレベルが高く、いろいろな 組織の話を聞くことができて本当に良か った」などの声が寄せられました。
海外進出企業による人材確保への支援 「新興国」をはじめとする開発途上国の
多くが、いまダイナミックな経済発展を 遂げようとしています。 そしてこれらの 国の多くが、官民一体となってインフラ 整備を進めています。このインフラの整 備の進展と相まって、外国からの投資環 境も整備されつつあり、安価な労働力を 活用した製造業での投資が盛んに行わ れています。また、経済の発展とともに 増大する中間層による消費意欲も旺盛で す。 高度な技術力を有するわが国の民 間企業も、開発途上国における新たな 経済の拡大に対応して海外進出を積極 的に推進しています。そしてこのような 民間企業は、開発途上国で活躍できる 人材を強く求めています。PARTNERは、
このような中小企業等民間企業の海外 展開を支援すべく、2012年6月に「簡易 登録団体」制度を新設しました。民間企 業は簡単な登録を行うだけで、人材登録 している人材のプロフィールを閲覧でき、
また個別にコンタクトができるようになり ました。JICAでは、この新しいサービ スをより多くの企業に利用・活用いただ くべく、商工会議所や税理士法人事務所 といった中小企業支援団体のご協力も得 てサービスの利用を呼びかけています。
さらなる利用の推進のために
2013年1月より、海外での活躍を志 向する若年層への呼びかけを強めようと、
PARTNERのFacebookページ(https:
//www.facebook.com/jicapartner)
を立ち上げ、各種セミナー情報や国際 協力人材センターの日々の活動を随時 情報発信する体制を整えたところ、大変 大きな反響がありました。また、東京都 内の公共職業安定所(ハローワーク)や、
国内主要都市の人材銀行にもPARTNER の案内用リーフレットを設置させていた だき、より多くの個人や団体・企業に PARTNERを知ってもらい、継続的に利 用してもらえるよう取り組みを行ってい ます。
PARTNERサービス開始10周年に向けて PARTNERは2013年10月でサービス 開始10周年を迎えます。この10年間で、
わが国も開発途上国も、大きな変貌を 遂げました。これまでPARTNERは「国 際協力」をキーワードとして人材の需要 と供給のマッチングを行ってきましたが、
今後はさらに提供するサービスの「量」
「幅」「質」すべての拡充に向けて、たゆま ぬ改善・強化を進めてまいります。10 周年を迎えるに当たり、まずPARTNER サイト上で求人案件への応募が行えるよ う「Web 応募機能」を新設しました。ま た、Skypeを用いての遠隔キャリア相談 の開始も行います。PARTNERは今後も ますます進化していきます。
開発途上国支援の量・幅・質の拡大を目指して 国際協力キャリア総合情報サイト「PARTNER」
人材の確保
JICAは、途上国での業務経験が豊富で、直ちに国 際協力の現場で活躍できる人材として、国際協力専門
員や、特別嘱託の確保に努めています。特に、国際協 力専門員は、それぞれの専門分野における卓越した知 見を活用してJICA事業の質の向上に貢献しています。
(http://partner.jica.go.jp/) PARTNER 検 索
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活動 報告 事業 の目 的と 概況
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