第 5 章 TAMA300
5.5 検出系
64 第5章 TAMA300 Fabry-Perot-Michelson干渉計
stand-off
図5.9: mirrorへの stand-oの接着。接着にはvacsealを使用。
5.5. 検出系 65
5.5.2 Photo detector
Clear Pulse 社製TAMA300仕様のphoto detector[30]を用いた。
photo diodeには浜松フォトニクス社製の G3476-05が用いられている。
最大入力レンジは一台あたり約 100mW程度。そのためTAMA300ではBeam Splitterを用い
て光をいくつかにわけることによって多くの光を得るようにしている。
量子効率については = 0:74[W=A]以上という値が得られている。
5.5.3 Phase shifter
復調位相の調節のために demodulatorに local信号として入れるRFの正弦波の位相を動かし てやる必要がある。そのためにPhase Shifterを用いる。
length制御用にはminicircuit社製のSPH-16使った自作機をもちいた。
5.5.4 Demodulator
干渉計の lock acquisitionのためには各armに入れられた pick o mirrorから採った光を用い
る。pick o mirrorからの光を復調するのにはminicircuit社の TUF-3LHを用いて作った自作器
を用いた。
anti-symmetric portおよびsymmetric portからえられるlengthの信号には日本通信機製I&Q demodulaterを用いた。
I&Q demodulaterはある復調とそれに対して 90度復調位相をずらした信号が両方常にえられ る仕組みになっている。また、PLLを用いるてlocal信号をシンセサイザーからの入力にlockす
ることによって I-phaser, Q-phaseと呼ばれる 90度異なる復調位相の直交性について安定度の高 い安定性がえられている3。
5.5.5 photo detector の noise 測定
clear pulse 社製のTAMA仕様Photo Detector、日通機製I&Q demodulatorを用いた時の検
出系の暗電流(Idet)とゲイン(gdet)について調べた。
測定には photo detectorに光を入れたときのdemodulatorの雑音[V/pHz]は
V =gdetp2e(iDC+idet) (5.3)
とかける事を利用した。photo detectorに入れる光の量を変化させてそのときの photo diodeに
流れる電流idetとdemodulatorの出力雑音[V/pHz]をplotして、(5.3)式でフィッティングする 事によってidet;gdetを得た。
3PLL(phase locked loop)については[31, 32]参照
66 第5章 TAMA300 Fabry-Perot-Michelson干渉計 phase Idet[A] gdet[]
Q 1:6410,2 2:07103 I 8:77410,3 2:32103
表 5.3: clear pulse社製の photo detectorと日本通信機社製I & Q demodulatorの Idet および
gdet 。
5.5.6 Wavefront Sensor
本節での測定結果等については[33]より引用。
概略図は4.5の様になっている。
quadrant photo detector
wave frontsensor では位相の波面における空間分布を見るので 、TAMA では 4 分割 photo detectorを用いる。
TAMA300仕様 quadrant photo detector。photo diode には EG&G 社製の 4-element diode, YAG-444A-4を使用している
phase shifter
TAMA300仕様phase shifter。
LO入力に 15.25MHz 0dBmの信号を入力したとき、phase shifterからの出力信号の振幅変化 は 1.5dB - 1dB程度。
demodulator
TAMA300仕様demodulator。
wavefront sensor用のquadrant photo detectorを用いて暗電流を測定したところ回路の暗電流 換算雑音は 5.6mA。これに対して仕様は、7.2mAに相当する散射雑音が見えることである。
5.5.7 Gouy phase telescope
Gouy phase telescopeに関しては、理想的な waistの位置などから計算した設計して、それら を実際に配置した上でさらに信号がよくとれる位置に動かして信号が分離される位置に最終的にお いた。lensの位置などは 図5.11, 5.12参照。