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時間分布の定義

ドキュメント内 ii PHITS (ページ 94-97)

3.6 粒子の表式

4.3.18 時間分布の定義

t-type =で始まる時間分布サブセクションを指定することにより、線源に時間分布をもたせることがで きます。t-type =1,2はそれぞれ矩形分布とGauss分布、t-type =3,4は時間分布を分点と強度分布で与 えます。t-type =5,6は時間に関する強度分布を任意の関数で与えます。また、t-type =100では、エネ ルギーの関数として時間分布の型を指定できます。(D=***)のあるものは、省略可能です。

表59:時間分布パラメータ(1) パラメータ 説明

t-type = 0, 1, 2 (D=0)時間分布 0:時間分布なし。t=0.0

1:矩形分布

2: Gauss分布

t0 = (D=0.0)第1の時間分布の中心時刻(ns)

tw = 時間分布の幅(ns)。矩形分布の場合は全幅。Gauss分布の場合は半値全幅。

tn = 時間分布の数 td = 時間分布の間隔(ns)

tc = (D=10×tw) Gauss分布の場合のcut off時間(ns)

表60:時間分布パラメータ(2)

パラメータ 説明

t-type = 3 時間分点t(i)と各ビンにおけるソース粒子の生成確率の積分値w(i)を与える ことにより、任意の時間分を指定する。統計的にw(i)に比例するように各ビンに 生成する粒子の数を調整し、時間分布を表現する。

ntt = 時間群数。データは自由フォーマットで次のように与える。

(t(i),w(i),i=1,ntt), t(ntt+1)

各ビンに生成される粒子数の積分値はw(i)に比例する。

t-type = 4 t-type=3と同じ時間分布を発生させる。ただし、t-type=3が生成数を調整して 時間分布を表現するのに対し、t-type=4では、全ての時間ビンに同数の粒子を生成 させ、粒子のウエイトの積分値をw(i)に比例して変化させることにより時間分布を 表現する。また、o-type=1とし生成個数比o(i)を与えることにより、各ビンの 生成個数を変化させ、特定の時刻をもつソースの統計量を変化させることが出来る。

ntt = 時間群数。データは自由フォーマットで次のように与える。

(t(i),w(i),i=1,ntt), t(ntt+1)

デフォルト(o-type=0)では各ビンに等しい個数が生成される。

o-type=1でo(i)を設定した場合は、それらの値に各ビンの生成粒子数の積分値は 比例する。

o-type = 0, 1 (D=0)生成個数のオプション

for 0,全てのビンでo(i)=1、以下のデータは無し

for 1,各ビンの生成個数比o(i)を次の行からデータで与える(o(i),i=1,ntt)

表61:時間分布パラメータ(3)

パラメータ 説明

t-type = 5 微分時間スペクトル(dφ/dt)を任意の関数h(t)で与える。

h(x) Fortran形式で書いた関数。xは時刻(ns)を表す。内部変数や定数が使える。

ll 時刻群数

tg1 時間分布のカットオフ最小値(ns) tg2 時間分布のカットオフ最大値(ns)

t-type = 6 t-type=5と同じ時間分布を発生させる。ただし、t-type=5が生成数を調整して 時間分布を表現するのに対し、t-type=6では、全ての時間ビンに同数の粒子を 生成させ、粒子のウエイトの積分値をw(i)に比例して変化させることにより時間 分布を表現する。

また、o-type=1とし生成個数比o(i)を与えることにより、各ビンの生成個数を 変化させ、特定の時刻をもつソースの統計量を変化させることが出来る。

h(x) Fortran形式で書いた関数。xは時刻(ns)を表す。内部変数や定数が使える。

ll 時刻群数

デフォルト(o-type=0)では各ビンに等しい個数が生成される。o-type=1でo(i)を 設定した場合は、それらの値に各ビンの生成粒子数の積分値は比例する。

tg1 時間分布のカットオフ最小値(ns) tg2 時間分布のカットオフ最大値(ns) o-type = 0, 1 (D=0)生成個数のオプション

for 0,全てのビンでo(i)=1、以下のデータは無し

for 1,各ビンの生成個数比o(i)を次の行からデータで与える(o(i),i=1,ntt)

t-type =100を指定し、PHIITSのソースファイルを書き換えることで、任意の時間分布を与えることが できます。この機能を使用する場合は、ソースファイルのひとつsors.fファイルにあるsubroutine tdis01を 書き換えてください。

表62:時間分布パラメータ(4) パラメータ 説明

t-type = 100 エネルギーの関数として時間分布を与える。

詳細は、ソースプログラムに書き込んで実現する。

tg1 時間分布のカットオフ最小値(ns) tg2 時間分布のカットオフ最大値(ns)

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