①クレー『イェルク』に関して 観点からのグラフ化
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く』『かせきにされた人』などを含めると、84.6%とほとんどを占めている。
小6においては、60.0%が、入物の様態に着眼している。その中でも「何か(花 を)もっている」(40.0%)、「見ている」などの行動に着眼している。ちなみに小3 では26.9%で、「もっている」は、1L5%とわずかである。さて、行動への着眼が多 いと当然として行為の対象としての「花(植物)」(33.3%)などへの着眼も多くな
る。
中3においても同じようなことが言え、様態への着眼は52.9%と多い。しかし小 6と比べると、「もっている」(26.4%)という行動ばかりでなく、「がっしりしてい る」「〜に似ている」といった容姿を取り上げている者が26.4・/oいる。ちなみに、小 6で容姿を取り上げているのは10%で、小3では0.0%である。
また、中心の人物以外でみていくとき、小3では「むかし」といった時間的な要 素が、関係ありそうな「かせき」を併せると19.3%にもなる。小6では6.7%、中3
では2.9%。
小6では、「赤い羽」、「ほとんど赤系の色で・・」というふうに色(20.0%)や、「2 つの芽」、「1人」といった数量(20.◎%)に着眼している者が他学年に比べて多い。
小3では11.5%と0.0%、中3でも14.7%と0.0%。
小3では、人物そのもの対する題名の付け方がほとんどだが、他の学年ではどう だろうか。まず小6では60%。しかしひとまとめに人物といっても、小3にみられ た『はつめいおじさん』『インディアン』といった人物命名型は10%で、50%の子 が『花をもつ人』『ひとりぼっちの男の人』『巨大な人iとVつた人物説明型である。
その他、『二つの明かり』『人の心を動かす花』『赤い羽』といった人物以外の対象に 対して付けているのが20%。中3では、人物命名型は29.4%。しかし、「羽をつけ ているから『インディアン』」とか「モアイ像に似ているから『モアイ』」といった 外観に比重がおかれるものの他に、「お父さんのように強そうだから『お父さん』」
とか「感じが父のようだから『父』」といった内面からせまっている子どもが8.8%
みられるところが他の学年と違う。人物説明型は20.6%、入物以外のものからは 14.7%、人物とそれ以外を並列しているのは8.8%。
さて、小1だが、5名の回答が得られた。その内2名が人物に着眼し、2名が色に
着眼している。一番情報の多い記述は「あかいへんなふくをきているから『たいよ うのおう』」であり、あと『かべのかお』『ぐちゃぐちゃ』『こども』『ひのたま』の 題をつけている。この絵に関しては、色などの全体的なところがらとらえており、
小3で半分近くをしめた人物の細かな部分に目をむけた者は5名の中にはいなかっ
た。
各学年にみられる特徴
上までで行らた分析、考察をもとに、クレーの「イェルク」に関してみられる各 学年の特徴をまとめると、次のようなことがいえる。
全体中心の人物に着眼した者が多いのは、描かれた対象物が少ないので当然では あるが、その人物の何に対する着眼点や関心には以下のような学年差が見られた。
小1では、色などによって印象的な部分から捉えた者が多く、人物の細かな部分 に目をむけた者はいない。
小3では、「ひげ」「ぼうし」「ふく」など人物にともなっているものに目がいきや すい。また描かれた人物への興味が高く、作者個人に対しての質問が素直にだされ
る。
小6では「〜を持っている」「見ている」など行為をとらえようとする。そのため 行為の対象物へも目がいきやすい。人物がどのような状態にあるかに意識がむき、
人物以外の対象を中心にとりあげようともする。絵というものに対しての質問がみ られる。色や絵の中に描かれているものの存在への疑問をもつ
中3では、「がっしりしている」「〜に似ている」など、容姿をとりあげる者が多 くなる。絵の中の文字、手にもっているのもは何かを探るような質問が多く、絵の 中の意味を探ろうとする疑問が多かったり、外観から人物の内面に迫っていこうと するところが他学年とは異なる。
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参考図版
「私と村」
マルク・シャガール(1887〜1985年)
1911年制作,油彩, カンヴァス,191.O×151.5㎝
ニューヨーク近代美術館所蔵
②シャガール『私と村』に関して 観点からのグラフ化
着眼点・シャガール(学隼別〉
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95001落 9000蛎
85 OO%
8000賜
75 OO%
70 oe%
65 OO%
60 OO%
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50 OO%
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