Pg乳5
θ P ・. 騨●げ る
Q R Q
ピコ .。E図4.7:(左)π=5(右)η>6の場合
補題4.11Wを壁紙群とする。 W が4−centerを持つならば, Wは3,6−centerを持たない。
ぬ エ証明 Wが4−center,3−centerを持つとき,平面上の異なる2点丑Qを用いて, Rβ,Rδ∈W
ぜ か
と表せる。このとき,砺一τoR8∈Wは平面上のある点を中心とした豊の回転移動であ
り,Wが12−centerを持つことになり,定理4.10に矛盾する。同様に,Wが4−centerと6−centerを含む場合も, Wが12−centerを持つことになり,定理
4.10に矛盾する。 1
上記3つの定理と補題を受けて,定理4.9の証明をもう少し細かく見ると,実際にそれぞ れのη一center間の取りうる距離についての条件が得られる。これは今後,壁紙群を分類をす
る上で役立つ。
補題4.12Wを壁紙群とし,肪の最小のベクトルによる平行移動を乃,「引=オとする。
平面上の異なる2つのπ一center、4,m−centerPに対して,2点乃, P間の距離はη, mの値によっ て次のようになる。
1.η=鴇のとき:
(1)η=m=2のとき:1、4Pl≧垂。
(2)π・=m=3のとき:1、4PI≧毒。
(3)η=7η=4のとき:レ4Pl≧毒。
(4)π=m,=6のとき:卜A馴≧f。
2.π=2,m=4のとき:1.API≧彦。
3.η=3,m=6のとき:IAPI≧毒。
4.π=2,m=6のとき:レ4.列≧垂。
証明
(1)π二鵬=2のとき:しん4 1=2凶Plより,2障Pl≧オからi.4.Pl≧者が成り立つ。
(2)η=㎜=3のとき:1.4.4 1=〉雪i、4Plより,1、4.4 1≧オから〉!5LAPI≧オとなる。
よって,1,API≧毒が成り立つ。
(3)π=m=4のとき:レ4、4 1=〉互レ4Plより,レ4.4 1≧孟から〉優レ4.Pl≧舌となる。
よって,レ4別≧毒が成り立つ。
(4)η=m=6のとき:1ん4 1=凶Plより, IAA 1≧孟からIAPI≧孟が成り立つ。
2.π=2,m=4のとき:4−centerを中心とした回転移動は誓の回転移動を含むので,
ηニm=2の場合に従って,μPl≧巷となる。
3.η=3,m=6のとき:6−centerを中心とした回転移動は警の回転移動を含むので,
η=m=3の場合に従って,凶Pl≧毒が成り立つ。
4.π=2,mニ6のとき:6−centerを中心とした回転移動は誓の回転移動を含むので,
π=m=2の場合に従って,円刑≧圭が成り立つ。
墨
定義4.13Gを運動群とする。 Gに含まれる向きを保つ運動のみから成る運動群をσ+とし,
また,σ一=σ一σ+とする。
σ+集σで0+が分かっているとき,σ+からσへ拡張することを考える。
命題4.14σを運動群とする。σi≧0+で,0−0+∋ノならば,(7=〈σ+U{!}〉が成り
立つ。
証明 σに含まれる任意の向きを変える運動gに対して,!一1・gは向きを保つ運動である。
!『10g=ん∈0+とおくと, g=!・んとなる。よって,σの任意の向きを変える運動gは,
!とσ+に含まれる運動で生成される。 1
命題4.15W を壁紙群とする。 W=肌,平行四辺形ABDOをWのunit ce11とする。
運動∫を向きを変える運動とし,W =〈肌U{ア}〉とする。ノについて次が成り立つとき,
呪=罪+が成り立つ。
1,ノは肌のη一centerを肌のη一centerに移す。
2.爾とπ輌は紹桶記(購は整数)の形で表される.
3,!2∈肌が成り立つ。
証明 W の元はWの元α1,α2,_,αmを用いて,α1。!士1。α2・!土10...・!士10αmと表さ れる。(α1,α2,_,αmのいくつかは恒等変換でもよい。)このように表されるW の元のうち,
向きを保つ元は合成された!±1の個数が偶数のときであるので,
α、・!士1・α、・_・!±1・α2鳶+、=α、。(!±1。α、・ノ士1)。α、。(!±1・α、。!±1)。_。(!±1・α2海。!土1)・α、、+、
と表される。よって,今,呪.=肌であるには,!±10偽。!土1Q=1,2,_,2た!がW+の 元であればよい。!±10α。井1(α∈W)について,次のいずれかの場合が考えられる。
1.!・α・!=(!。α。!一1)。ノ2
2.が・α。!一1=!一2・(!。α・!一1)
3.!一1。α・!ニ∫一2・(!・α。!一1)。ア2
いずれの場合も,!土・α。!士(ασのは!・α・∫一1と!2の合成で表されることから,以 降,∫0αO∫一1について考える。
1.α∈肪のとき,偽=Tm周覧記(m,ηは整数)と表せる。このとき,
!・α・!1一!。㌃崩.。驚・ノー1 (4・1)
一㌃禰.。π輌 (42)
一掴(,崩+t記).。(,崩.,記) (4・3)
定理1.35より,(4.1)から(4.2)への変形ができ,これは仮定より,整数3,オ,p,gを用い て(4.3)の右辺のように表せる。よって,ノ。αo!一1は肪に含まれる。
2.αが点Pをcenterとする回転移動であるとき,ノ。αo∫一1は定理1.37より,!(P)を中 心としたαと逆向きで同じ大きさの角度の回転移動である。今,仮定1.より,点Pが y匹のπ一centerならば,!(P)も叫のπ一centerであることから,!oαo!一1は琳.の 元である。
3.!2∈肌は仮定に含まれている。
よって,呪⊂肌が成り立つ。呪⊃肌は自明なので,呪=肌が成り立つ。
■
4.2 6−centerをもつ壁紙群
向きを変える運動を含む場合,回転移動を含む場合,それぞれに様々な制限を持つことを 示した。この制限を用いて,centerに着目して壁紙群を分類をしていきたい。
定理4.16Wを壁紙群とする。 Wが6−centerをもつならば,次が成り立つ。6−centerを筆戦
とする。
1.Wに4−centerは存在しない。
2.点Aに最も近いcenterとなる点Mは2−centerである。
3.点五を中心とし,2−centerMを辺の中点にするような正六角形を考える。このとき正 六角形の頂点は3−center,辺の中点は2−center,中心は6−centerである。
4.3.の正六角形を敷き詰めた際の,正六角形の辺の中点,頂点,中心は全て,それぞれ 2,3,6−centerであり,逆にWのcenterはこれらに限る。
ア げ て ガ ガ げ
5.点σをR万oE吾=R;丁を満たす点とすると,叫=〈R万,R葺,瓦勇となる。(図
4.9参照)
証明
1.補題4.11で証明済み。
げ ぜ
2.点五に最も近いcenterを点Mとおく。点Mが3か6−centerのとき, R石=(R蕩)2よ