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が_:挽+菰

ドキュメント内 敷き詰め模様の分類:平面運動からの考察 (ページ 58-62)

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図4.4:直線m上の点であるとき

定理4.5壁紙群Wついて,Wが向きを変える運動を含むとき,次のどちらかが成り立つ。

1.yrは長方形のunit ceUを持ち,直線Zはその辺に平行である。

 2.Wはひし形のunit cellを持ち,直線Zはその対角線である。

証明 Wが対称変換を含む場合は証明済みである。yゾが対称変換を含まず映進砺寸をもつ

ときを考える。直線Zを不変にするWの運動から成る部分群をFとすると,Fは映進と平行

移動から成り,回転移動を含まない。もしも、そのような回転移動が存在するならば,その回 転移動は,」上に回転の中心乃を持つ町である。このとき,岬。亀を考える。乃(助=B

とおくと,

犀。R叉(ム)=B,が。R叉(β)=孟

が成り立つ。よって,0ア。町は向きを変える運動で2点孟,Bを入れ替える運動であるか ら,対称変換である。すなわち,Fが直線Zを不変にするような回転移動を含む場合,自ず と対称変換を含む。

 以下,Fが回転移動を含まない場合について考える。

 Fの運動のうち,最も平行移動部分の短い映進を7とする。

点謬十七:嫌雅蒙まず就醐上臨を斯癖とし・

1.ッ2=%諺=編より,任意の平行移動η∈.Fに対して,適当な整数mを用いて  ッ2%壕=騙となる点0を線分β β上におくことができる。0≠且のとき,7島。ッ

 はッより短い映進(もしくは対称変換)となり矛盾となる。よって,0=、4であり,

 均=7−2mが成り立つ。つまり, Fに含まれる平行移動は,整数mでッ2mと表される。

 2.任意の映進0河∈Fに対して,防寂

       07は平行移動なので,先述より,整数鵠を用い

  て,評・ツー弾と表せる.よって,評一7・漏としてよい。

従って,Fはッによって生成される。以下がの代わりに7について考える。

 点Aを直線ご上の点とする。点Aを通って直線Zに垂直な直線をαとし,直線糀,p,点P を次のように定める。7(α)=m,72(α)=p,ッ2(紛=Pが成り立つ。

 聯は直線Zに沿ったWに含まれる平行移動のうち最小の平行移動であるから,補題4.3 より,点Dを〈7》,Tお〉=防となるようにとれる。このような点Dに対して,適当な整

数πを用いて,7訪・(㌃)η=7虚となる点D を直線α,p間(直線α上を含み, p上を含 まない)に考えることができる。(図4.5参照)

D

α

P

P

・・戟E・

D

図4.5:D の取り方

 このとき〈7》,7諭〉=〈㌃,7訪〉であるので,以下,この点α,p間の点D を改めて点D

とおく。

 1.点Dが直線α上の点であるとき:%,7》は肪を生成し,AD, APを一辺とする長

  方形はunit cellになり,直線Zは辺を含む。

 2.Dが直線m上の点であるとき:θ1(D)=Eとすると,隔=70脇。ッー1∈Wから,

  ㌃=7お07抽より,7訪,隔は肪を生成し,unit cellとしてひし形、4DPEをと

  ることができ,直線Zはひし形の対角線を含む。

 3.点Dが直線α,m間かm,p間(直線α,m,p上を含まない)にあるとき:点E=5 (D)

  に沿った最短の平行移動であったから,隔+諺=7》とならざるを得ない。

  商醗密密雅課ll霧膿ξ鷹1餓竜空潔準螺

  に矛盾する。

以上より,Wは長方形のunit cellを持ち,直線Zはその辺に平行,もしくは, Wはひし形 のunit cellを持ち,直線Zはその対角線である。      麗

定理4.6壁紙群Wに格子を不変にする映進防マが存在すれば,Wは対称変換8mを含む。

証明 仮定から,0ブは格子の点を格子の点に移すので,平面上の点鼻と,点五によって決

まる格子の点Pがあって,0ア(孟)=Pとする。このとき,7》∈Wより,隔。防才∈W

である。7揚。がは点孟を動かさずに向きを変える運動であるから,対称変換である。よっ て,Wは対称変換を含む。      召

次に,壁紙群に含まれる回転移動について考える。

補題4.7Wを壁紙群とすると,任意の回転移動瑚∈Wの回転角は,πの有理数倍である。

慧講礫欝幾懲驚1 衆論蟹〜蔓ノ諺蟹魁鷲繍漂黙

すると,瑚で共役化することにより,吸Rス)耐∈肪,(乞∈Z)が成り立つ。よって,四rによ

る任意の点0の軌道防0は,0を中心とする,ある1っの円上の無限個の点を含む。する

と,補題3.18より,肪が離散的でなくなる。一方,p1型の肪は離散的であることから,

これは矛盾。よって,壁紙群に含まれる回転移動は璃2π(η,ん∈z)の形で書くことができ る。       璽

   もガ       ガ

 砺『∈Wに対して,π,たを互いに素とすれば,何度か合成することによってRス「という 回転移動になる。

定義4.8 (η一centerと軸)壁紙群Wと点Pについて,点Pを中心とする回転移動がWに

含まれていて,Wに含まれる点Pを中心とした回転移動の最も小さい回転角が誓(ηは自然 数)であるとき,点PをWのπ一centerという。(回転移動の中心を,単にcenterというこ

ともある。)

 壁紙群Wと直線♂に対して,易∈Wであるとき,直線♂をWの軸という。

 補題4.7で述べたことにより,壁紙群に含まれる回転移動の中心は,必ずある自然数ηを 用いてπ一centerと表される。

 点Pが壁紙群Wのη一centerであるとき,!∈Wならば,!(P)もWのη一centerである。

これは,!。雌。声1=・R責},)∈W より,点Pを中心とする角αの回転移動がWに含まれ ることと,ア(P)を中心とする角αの回転移動がWに含まれることが同値なことから,成り 立つことが分かる。

 また,直線εが変換群Wの軸であるとき,g∈Wならば, gのもWの軸である。これは,

g・51。g−1=3g(i)∈Wより成り立つことが分かる。

 壁紙群Wが向きを変える運動を持つときunit cellの形や軸との関係に制限が生じたが,回 転移動を持つ場合も,いろいろと制限が生じる。そこで,η一centerについて考えていく。

定理4.9Wを壁紙群とし,肪の最小のベクトルによる平行移動を均する。平面上の異な

る2つのπ一center.4, Pに対して,21.4Pl≧17iが成り立つ。

     げ       ア       ガ      ガ

証明 E万,R歪∈Wより, R汐。R互7∈Wは定理1.23か月Wに含まれる平行移動であ

    ガ         ザ      ガ      げ       ア      げ

り,R歪oRλτ=埼とおく。よって, R歪=7ヤoR万から, R歪(A)=T㌃oRス「(A)庸、4 とする。このとき,IP刈=IP潤が成り立つ。∠舟)五 =…i旱=π,すなわちπ=2のと

き,点Pは線分ん4 の中点であり,π≠2のとき,△APA は二等辺三角形である。今,

  ガ     ガ

R戸oEλτ=埼∈Wは点.4を点孟 に移す平行移動であるから,レ4、4 1=「ジ1≦2レ4Plで ある。1寸1≧「司より,2レ4Pl≧1ぞiが成り立つ。       1

 この定理より,η一center同士はある距離以上離れていなくてはならないことが分かる。つ まり,η一centerの全体は離散的であり,各η一centerそれぞれに最も近い別のη一centerが存在 できる。このことを使って,壁紙群Wがη一centerを持つとき,πの値が次のように定まる

ことを示す。

定理4.10Wを壁紙群とする。点PがWのη一centerであるとき,ηは2,3,4,6のいずれか

である。

証明 点PをWのη一center,点Qを点Pに最も近いη一centerとする。定理4.9より,そ

      れ

のような点Qは存在する。点RニR5(P)とおく。このとき点RはWのπ一centerであり,

      ガ

lPQI=IQRIが成り立つ。点8二R歪(Q)とおくと,点3はn−centerであり, IRθ1=}R81

が成り立つ。

●πニ2,3,4,6のとき矛盾は生じない。(図4.6参照)

!●

R

3.

/兎

P

q

Pず3

.・・

P

0㊥.,..E.ご  ロコゐ       ロサ 

Q R げ

.,b

図4.6:左から順にπ=2,3,4,6の場合

●π=5のとき,131)1<IP(21より,点Cの取り方に矛盾する。

・η>6のとき,15Pl<IPQIより,点Cの取り方に矛盾する。(図4.7参照)

よって,πは2,3,4,6のいずれかである。      ■

 また,この定理から,Wが同時に持つことのできないη一centerが,次のように決まる。

Pg乳5

θ  P ・. 騨●

 げ       る

Q   R Q

ピコ  .。E

図4.7:(左)π=5(右)η>6の場合

補題4.11Wを壁紙群とする。 W が4−centerを持つならば, Wは3,6−centerを持たない。

       ぬ    エ証明 Wが4−center,3−centerを持つとき,平面上の異なる2点丑Qを用いて, Rβ,Rδ∈W

      ぜ      か

と表せる。このとき,砺一τoR8∈Wは平面上のある点を中心とした豊の回転移動であ

り,Wが12−centerを持つことになり,定理4.10に矛盾する。

 同様に,Wが4−centerと6−centerを含む場合も, Wが12−centerを持つことになり,定理

4.10に矛盾する。      1

 上記3つの定理と補題を受けて,定理4.9の証明をもう少し細かく見ると,実際にそれぞ れのη一center間の取りうる距離についての条件が得られる。これは今後,壁紙群を分類をす

る上で役立つ。

補題4.12Wを壁紙群とし,肪の最小のベクトルによる平行移動を乃,「引=オとする。

平面上の異なる2つのπ一center、4,m−centerPに対して,2点乃, P間の距離はη, mの値によっ て次のようになる。

 1.η=鴇のとき:

   (1)η=m=2のとき:1、4Pl≧垂。

   (2)π・=m=3のとき:1、4PI≧毒。

   (3)η=7η=4のとき:レ4Pl≧毒。

   (4)π=m,=6のとき:卜A馴≧f。

 2.π=2,m=4のとき:1.API≧彦。

 3.η=3,m=6のとき:IAPI≧毒。

 4.π=2,m=6のとき:レ4.列≧垂。

証明

ドキュメント内 敷き詰め模様の分類:平面運動からの考察 (ページ 58-62)

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