応用撮影ゾーンでは、シャッター 速度や絞り数値を選択したり、露出 を自分の好みに変えるなど、カメラ の設定を思いどおりに変えること で、さまざまな撮影ができます。
● ページタイトル右のMマークは、応用撮影ゾーン(d、s、
f、a、F)限定の機能であることを示しています。
● シャッターボタンを半押ししたあとで指を離しても、タイマー の働きにより、表示パネルとファインダー内に露出値が約4秒 間(0)表示されます。
● 応用撮影ゾーンで設定できる機能は、『各撮影モードで設定で きる機能一覧』(p.276)を参照してください。
応用撮影ゾ ーン
被写体の明るさに応じて、カメラがシャッター速度と絞り数値を自動的に 設定します。これをプログラムAEといいます。
*〈d〉は、Program(プログラム)の略です。
* AEは、Auto Exposure(オートエクスポージャー)の略で自動露出のことです。
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モードダイヤルを〈d〉にする2
ピントを合わせる● ファインダーをのぞいて、選択した AF フレームを被写体に合わせ、シャッター ボタンを半押しします。Bピントが合うと、ピント合わせを行った AF フレームが赤く光り、ファインダー 内右下に合焦マーク〈o〉が点灯します
(ワンショットAF時)。
Bシャッター速度と絞り数値が自動的に 決まり、ファインダー内と表示パネルに 表示されます。
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表示を確認する● シャッター速度と絞り数値が点滅して いなければ、適正露出です。4
撮影する● 構図を決め、シャッターボタンを全押し します。d: プログラムAE撮影
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d: プログラム AE 撮影
●シャッター速度の「30"」と小さな絞り数値が点滅すると きは、被写体が暗すぎます。
ISO感度を上げるか、ストロボを使用してください。
●シャッター速度の「8000」と大きな絞り数値が点滅すると きは、被写体が明るすぎます。
ISO感度を下げるか、減光用のNDフィルター(別売)を 使用してください。
〈d〉と〈1〉(全自動)の違いについて
〈1〉では、失敗を防ぐために、AF モードやドライブモード、内蔵ストロボな ど、多くの機能が自動的に設定され、変更できる機能が限定されています。それ に対して〈d〉では、自動的に設定されるのはシャッター速度と絞り数値だけで、
AFモードやドライブモード、内蔵ストロボなどの機能は自由に設定することがで きます(p.276)。
プログラムシフトについて
●プログラムAEのときは、自動的に設定されたシャッター速度と絞り数値の組 み合わせ(プログラム)を、同じ露出のままで自由に変えることができます。
これをプログラムシフトといいます。
●プログラムシフトは、シャッターボタンを半押ししてから、希望するシャッ ター速度、または絞り数値が表示されるまで〈6〉を回します。
●プログラムシフトは、撮影すると自動的に解除されます。
●ストロボを使用するとプログラムシフトはできません。
シャッター速度を設定すると、被写体の明るさに応じて、カメラが適正露 出に必要な絞り数値を自動的に設定します。これをシャッター優先AEとい います。シャッター速度を速くすると、動きの速い被写体の瞬間をとらえる ことができます。逆にシャッター速度を遅くすると、流動感を表現すること ができます。
*〈s〉は、Time value(タイムバリュー)の略で時間量のことです。
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モードダイヤルを〈s〉にする2
シャッター速度を設定する● 表示パネルを見ながら〈6〉を回しま す。
3
ピントを合わせる● シャッターボタンを半押しします。B絞り数値が自動的に決まります。
4
表示を確認して撮影する● 絞り数値が点滅していなければ適正露 出です。
s: シャッター速度を決めて撮る
動きを止めた写真
(速いシャッター速度:1/2000秒)
流動感のある写真
(遅いシャッター速度:1/30秒)
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s: シャッター速度を決めて撮る
●小さな絞り数値が点滅するときは、露出アンダー(露出不 足)です。
絞り数値の点滅が止まるまで〈6〉を回してシャッター速 度を遅くするか、ISO感度を上げます。
●大きな絞り数値が点滅するときは、露出オーバー(露出過 度)です。
絞り数値の点滅が止まるまで〈6〉を回してシャッター速 度を速くするか、ISO感度を下げます。
シャッター速度の表示
「8000」から「4」までは分数の分母を表しています。例えば「125」は1/125秒 を表しています。また、「0"5」は0.5秒を、「15"」は15秒を表しています。
絞り数値を設定すると、被写体の明るさに応じてカメラが適正露出に必要 なシャッター速度を自動的に設定します。これを絞り優先AE といいます。
絞り数値を大きくする(絞りを閉じる)と、ピントの合う範囲が前後に広く なります。逆に絞り数値を小さくする(絞りを開く)と、ピントの合う範囲 が狭くなります。
*〈f〉は、Aperture value(アパーチャーバリュー)の略で開口量のことです。
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モードダイヤルを〈f〉にする2
絞り数値を設定する● 表示パネルを見ながら〈6〉を回しま す。3
ピントを合わせる● シャッターボタンを半押しします。Bシャッター速度が自動的に決まります。
4
表示を確認して撮影する● シャッター速度が点滅していなければ 適正露出です。
f: 絞り数値を決めて撮る
背景をぼかした写真
(小さい絞り数値:F5.6)
背景にもピントの合った写真
(大きい絞り数値:F32)
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f: 絞り数値を決めて撮る
絞り込みボタンを押すと、そのとき設定 されている絞り数値でレンズの絞り込みが 行われ、ピントの合う奥行き(被写界深度)
をファインダーで確認できます。