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1}・1潔蕊馨
葵 嚢
磯 ぜ嚇
舞 へ。窮三
一
・並べたものを見て名前をつけなさい
妥一・・k.・
黒板と白墨 天秤棒と桶 杵と日 水道のネヂ 槌 瓦斯燈 釣瓶 魚 傘ヲ広ゲタルト:m 凧 人と舟 旗 竹馬 油ヲバカル桝 車ノ下ノ方ニアル燈 肩掛と紐 垂 神輿
態
隔饗蕊鴇轟鞭
◇ 驚
蜜小鴨寄欝
繍
マトヒ 建札 傘 風船 雪カキ 三味線 提灯 金:
帆カケ舟 帽子 汽車レール 杓 金槌 杵 汽車 汽 太鼓と太鼓ヲタ』ク棒 前
〈第二段階〉
教具の提示 保育指導項目 遊び方の指示をする
指示の通り進んでい るかを確認する
立体の構成も:喜んで 作業したか確認する
正方形の板二:枚、三寸の箸
推測のできる言葉かけ
・さっきはうまく出来たね。今度はもう一枚、板をあげるから、
重ねたり、立てたりしてごらん。
・立てると何に見えるかな。名前をつけなさい。
車 薪ヲ割ル台と薪ヲ割ルモノ
騨義慮鰺禽
或釜 鵬二贈
戸ニツ)・.カイ棒
以上のように、二殺階に分けた活動の形態も従来では全くみることはできない保育形態
である。
このような二段階に分けた活動の形態から、東の「続出は面的発表の材料であるからと 云ってどうしても平面上に排べさせねばならぬ箸も環もキシャゴも皆其通り排べさせねば ならぬ、之を立てたり、立て\種々積木や何かと一所に交ぜて用みるのはいけないと云っ て之を非常にやかましく制限すると申すことは甚iだ判らぬ次第であります」5。〉との疑義を 具体化した実践の展開を行ったのである。「保育要項」にあるように、附属幼稚園は「理 論の完全なる適用を研究する所とす」51)と述べられていることから、松村のこの実践はそ
の方針に添った保育実践であったといえる。
③保育指導の評価
松村が実践した保育評価の観点は「保育要項」に記載される観点から評価できよう。
「恩物は諸種に区分せらるるといへとも其使用に際しては一律の形式に拘泥することな からんため、各種必しも常に別々に使用せしむるを要せす、便宜相混用せしめ或は其取扱 ひを多方的ならしむること」52)
とする観点からの評優である。この観点から松村の活動をみると、子ども達の作晶が従
来と同様の命名ではなく移方的」な命名であることにひとつの意味がある。また、「便 宜混用せしめ」とあるように、松村の実践の意図は単なる三物の枠を越えたものであるだ けでなく、板を二枚与え、立体化させたところに従来の保育ではみられない斬新さがあっ たことにも評価の意味を持つことができよう。
このような評価の価値は、松村が導入でfこれであそべといひつけました」という「あ そべ」の意味が板と箸を一度に与えたことで、初めて「あそぶ」との意味を捉えることが できたのである。もし、板と箸を別々に与えて「あそべ」としても、従来と岡じ使用法で あるがために、このような遊びを作り出すことは不可能であるといえるであろう。子ども 達が板と箸を使って、このように多種に葺る作品を作りだし、その作品を通して松村が述 べた魂胆の考の中には、どういふものがあるか。又忌物のどういふところが、深く印象 して居るか。又幼児の創造力は、強いものである」53)との感想は拗児をして自ら思考想 像のカによりて活動せしむることは教育上必要なる354>との条件を満たすものである。
(2)清水田鶴の実践「紙因み」
清水田鶴(以下f清水」という)も松村と岡様に東京女子師範学校を卒業後、附属幼稚 園保母になり、フレーベル会設立の際、幹事と共に問題調査委員として東と名を連ねてい
る。
「はきよせ」は盛人と子ども」誌(第1巻第2号)に掲載されている。これは附属幼 稚園保母の清水が自分の実践から得た感想を「はきよせ」と題して保育雑感風にまとめた ものであり、囲物のひとつである「紙富み」の実践から教材内容の工夫についても触れて
いる。
また、「手技」についても、当時幼稚園で製作された作贔は「おみやげ」と称して家庭 に持ち帰ることが慣例化しており、本来、子どもが製作すべき作品をその製作の過程で保 母が大半を作ってしまい、出来上がりの美しさと細工の細かさを競うことからくる弊害を 指摘している。
(一)獲りに複雑なるものを好み簡易なる仕事に満足せざること
(二)真の快楽を知らしめず且つ徒に手技の困難を感ぜしめ勤勉の念を閉塞すること
(三)想像力の発育を妨げ独立心の{申長を害すること
(四)保母にありては徒に手技の準備に忙しく従って知らず識らず必要なる研究を疎にな すの嫌を生ずるに至るべし55>
以上が「はきよせ」の内容であるが、ここでは東の手技のかたちの裏付けをとることを 意図して、「はきよせ」に記載されている「紙摺み」及びFおみやげ保育的手技からくる 弊害」の二面から東の手技のかたちを推測することにする。
ここに記載された「紙摺み」の内容は、「折り細は子どもにとって複雑で難易度の高 いものであるとされていた見方即ち「幼児にはむつかしといふ人ありされど必ずしも困難 を忍びで教ふるを要せず幼児の想像力は甚だ盛なるものにして唯一の紙を与ふれば自ら種 々様々のものを造る」f其の工夫する所実に広くして大人の遠く及ばざる所なるべし」56)と 従来の見方を転換させ、子どもの想像力、工夫する力は大人より勝っていることを指摘し、
子どもの能力の高さを十分に認識していることの記述となっている。
このような指摘も貼る大人の心を以て解釈して居る事が多い」57>保育法からの変革を 図るための要因とみれよう。
①曙み紙」の実践
清水の憾み紙」は実践報告として掲載されたものではなく、清水が保育についての感 想を述べた「はきよせ」と題する記事の中で語られているものである。ここでは「唱歌」
を歌わせる際の留意点、「噛み紙」教授の留意点と、子ども達の工夫した作品の紹介、霞 み紙用の紙の染色法、そして、手技作爪を家に持ち帰らせることの利害について述べた内 容の記事となっている。「踏み紙」については次のような書き出しで始まっている。
「紙を摺みて鶴香箱等を造るとは昔より広く行はれし遊びにして最も面白きものなれど 其の摺み方複雑なるもの多く幼児にはむつかしといふ人あり戸8)
という指摘を受けて、清水が実際に幼児に紙を与えて、そこから得た子どもの想像力の 豊かさを具体的に示した実践報告である。また、この一文に見られる「滋雨緬とはf折 鶴」「折り箱」を指している。
この中で、清水は「摺み紙」について、従来のように「折り方」を教え、「必しも困難 を忍びで教ふるを要せず3というように作品を造ることは必ずしも必要ではないとし、教 えることよりもむしろ紙を一枚与え、子ども自身のIIIII夫に委ねてみると子どもらしい作品 ができることを報告している。この実践は次のように今Hの指導案風にしてまとめること
ができる。
『摺み紙』
【題材】
色々な摺み紙
【内容】
悔み方を習得させ、自分なりの摺み方を工夫させて摺み紙を教える 【内容の取り扱い】
高度な摺み方は教授せず、工夫に重点を置く
【留意事項】
この単元では摺み方にこだわらず、工夫して摺んだ作品を評価する 【活動の具体化】
目標の設定 材料の準備 指導上の留意点 習得した温み方を基に工夫して摺み→千代紙または摺み紙→伝統的な扱い方をま 紙を教える ねるのではなく、子 どもに工夫させて紙 を折らせ、それらし い摺み紙を作らせる
【普段の摺み方の活動】
教具の提示 保育指導の展開 摺み方を教える 見立てたものを発表
させる
円み方の数を増やす 摺み方を工夫し作品 を作らせる
指示通りに活動して
保母が染色した正方形の千代紙
推測できる言葉かけ
・紙を折ると立ちます。これは何でしょう?
・本のようになった紙を見せ、名前を発表させ、作り方を教え
る
・もう一回折ると何かな?
屏風を見せ、同じように指導する
折り方を六回、七園、・・と教え、徐々に複雑な折り方に進 む
・色んな折り方を覚えたね。今度は自分で考えて自由に折りな
いるか観察する
忌み紙が理解できた か確かめる
さい
総身∴議轄癒
弊
・折ったものが何か名前をつけなさい
家 不二山 舟 蝶或は雁 疑斗 兜 郵便箱
②臨み細にみる教材の意味
喉育要項」に記載される手技配当表では、「紙たSみ」は年少組三歳児の第一期から 行うようになっている。これは明治17年の保育子目改編の際に掲げられているヂ眼と手を 熟し美麗を愛し勉強の心を発し発明のカを添えて全ての業の階梯となる」ものと捉えられ ていることによる。そして、「工夫の力を養う」「配色の方法を知る」F想像の力を養う」
という目的を達成するための教材に位置付けられ、「手本若くは実物を示してなさしむる 方法を用ふるに当りても強て幼兜の興味に反し、其活動を抑制せさらんことに注意するも のとす」59>を受けての実践であるといえる。
清水があえて、折り紙の伝統的手法に触れず、法難を忍びで教ふるを要せず」6。)として いることはそれまでの教える保育から江嘱する所実に広くして大人の遠くおよばざる所 なるべし」6 )と述べるように、子どもの想像力の豊かさを活動に活かそうとする意図をみ ることができる。清水にとって、教材とは伝統的な工芸品等を作らせることではなく、あ くまでも、子どもの持つ工夫力や想像力よって作られる作品を意図する保育活動を理想と しているのである。
清水は前述のように手技冒的を工夫力や想像力の伸長に置いた。しかし、当時の幼稚園 界を巡る状況は清水の理想とは全く異なった展開をみせている。
「はきよせ」で捲摘されるように9手技」の一般的な傾向は輪みやげ」と称されるよ うに、幼稚園で行う手技作晶を家に持ち帰ることが当たり前のようになっている現状であ った。その弊害は、幼児の作品の大半を保母が作り、また、美麗と細工の細かさを競う余 り、幼箆に不適当な仕事をさせ、そのことによる影響が「狸りに複雑なるものを好み簡易 なる仕事に満足せざること。真の快楽を知らしめず且つ手技の困難を感じぜし勤勉の念を 閉塞する。想像力の発育を妨げ独立心の伸長を害すること162>にあらわれていることを憂