• 検索結果がありません。

1.都市づくりの目標

2. 将来都市構造

(1)都市機能拠点

都市機能拠点として次の6つを設定します。

(2)都市軸

都市軸として次の4つを設定します。

商 業・ 業 務 拠 点

◦既成市街地内のJR駅周辺部や主要幹線道路周辺部において、

既成商店街や大規模な店舗・事務所が集中しているところを「商 業・業務拠点」とします。既成拠点の機能増進を図るとともに、

片岡駅西地区や矢板地区の新市街地ゾーンの整備を推進し、新 たな機能の拡充を図ります。

工 業 拠 点 ◦早川町地区の「矢板工業団地」及びこぶし台地区の「矢板南産 業団地」を「工業拠点」として、立地企業の活動支援を行うと ともに、周辺道路の整備など、地区内の利便性の向上を図ります。

交 通 拠 点

◦JR矢板駅、片岡駅及び東北自動車道の矢板インターチェンジ 周辺部を「交通拠点」とします。また、東北自動車道に設置を 推進しているスマートインターチェンジを「交通拠点」とします。

◦公共交通機能の利便性向上のため、積極的な整備推進を図ると ともに、より一層の機能拡充のため、新規施設の設置を検討し ます。

シ ビ ッ ク 拠 点 ◦市役所、文化会館等の立地する地区をシビック拠点として位置 づけ、行政サービスなどの利便性の向上を図ります。

スポーツ・レクリ エ ー シ ョ ン 拠 点

◦長峰公園、矢板運動公園及び川崎城跡公園といった大規模公園 をスポーツ・レクリエーション拠点として位置づけ、市民の余 暇活動やスポーツ活動等による憩いの場として活用します。

観 光・ 交 流 拠 点

◦(主)矢板那須線バイパス沿道の「道の駅やいた」を「観光・交 流拠点」として北部の「自然・歴史・文化多目的交流ゾーン」

と連携を図るとともに、本市の産業活性化のために情報を発信 する場として積極的に活用します。

◦県民の森や八方ヶ原などを観光の中心拠点とするとともに、小 学校の統廃合による学校跡地などを積極的に活用し、さらなる 活性化を図ります。

広域都市間交流軸 ◦東京圏や東北地方との連携・交流を図るためのもので、東北自 動車道や国道 4 号で構成します。

地域都市間交流軸 ◦主に県都宇都宮市や近隣市町との連携・交流を図るためのもの で、JR宇都宮線、国道 461 号、(主)矢板那須線、(主)塩谷喜 連川線等で構成します。

市 街 地 形 成 軸 ◦市街地内の利便性向上を図る道路で、(都)木幡通りや片岡駅周 辺道路等で構成します。

水 と 緑 の 軸 ◦矢板市に居住・来訪する全ての人が、豊かな自然と交流を図る ためのもので、内川、宮川及びこれら河川の河岸で構成します。

(3)土地利用

土地利用として次の6つを設定します。

既 成 市 街 地

ゾ ー ン

◦現在、都市計画法に基づく「用途地域」が定められている地域 とします。

◦市街地として機能的な土地利用を行うため、建築物の用途・容 積率・建ぺい率などのルールを定めています。

◦地域内に整備された道路や公園、公共下水道等の既存ストック の有効活用を推進するとともに、市役所や学校、鉄道駅が立地 する環境を活かし、生活利便性の高い、良好な居住環境の維持・

形成を図ります。

◦地域内には、「商業・業務・工業機能」や「交通機能」の拠点を 有しています。

 (矢板地区、片岡地区、矢板南産業団地 約 700ha)

新 市 街 地

ゾ ー ン

◦既成市街地の隣接部において、計画的に市街化への転換を図っ ていく地域とします。

◦主に、整備が完了した主要幹線道路の周辺部において、自然環 境に調和したゆとりある市街地の形成を検討します。

◦計画的な転換を図るため、都市計画法に基づく「地区計画制度」

や「開発許可制度」を適正に活用するとともに、必要に応じ「用 途地域」の指定を行います。

◦地区内には、「道の駅やいた」を核とする「農業振興」及び「観 光・交流拠点」を有しています。

北 部 生 活 拠 点

ゾ ー ン

◦泉地区の集落周辺の地域とします。

◦地域住民の利便性・安全性向上を図るとともに、「自然・歴史・

文化多目的交流ゾーン」の主要拠点として、周辺の観光・交流 拠点と一体となり、観光や都市との交流などを図るための地域 とします。

自 然 環 境 保 全

ゾ ー ン

◦県民の森や八方ヶ原周辺部の森林地帯とします。

◦美しい自然環境を大切に保全しながら、観光・交流のための主 要拠点として、機能の増進を図ります。

自然 ・ 歴史 ・ 文化 多 目 的 交 流

ゾ ー ン

◦県民の森や八方ヶ原、小学校跡地を活用した郷土資料館などの

「観光・交流拠点」や泉地区の集落地域である「北部生活拠点ゾー ン」、民間の歴史・文化施設などを含む矢板市北部一帯の区域を、

観光・交流・体験など多目的に活用するゾーンとし、市民はも とより市外から訪れる人たちの憩いの場所として、積極的な活 用を図ります。

田 園 集 落

ゾ ー ン

◦既存集落及び周辺部のまとまった農地を含む地域とします。

◦既存集落及び周辺部においては、地域住民の利便性の向上を図 るとともに、周辺の自然環境と調和した居住環境の形成を図り ます。

◦まとまった農地においては、良好な田園景観を保全するととも に、農業生産基盤の整備を図ります。

33 第2章 . 将来都市像

1

2

3

4

5

【将来都市構造図】