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第7章 結論

7.5 将来研究への示唆

今後の研究に関して引き続き検討を行う必要があると考えられる点としては以下 のようなものが考えられる。

本研究では、調査対象を限定して分析を行ったが今後拡張可能なものについて継続し て分析を行っていきたい。具体的には、今回、調査対象は国内外の6社に限定してい るが6社以外についても、本理論が適用可能かの確認を行いたい。また、今回評価の 対象外としたPCクラスタに関してもシェアの大きさからも何らかの評価が必要と考 えられる。評価方法を変えるなどして分析を行う事で新たな知見が得られるかどうか を検証したい。

また、今回Top500に登録されたエントリされたもののみを評価の対象にしたが、相 関関係はあるもののスーパーコンピュータ(HPC)市場全体を分析したとは必ずしも 言えない。実際のHPC市場との差分の有無についての検証方法を検討したい。

また、今回は開発状況を技術の関連性を中心に分析したが、イノベーションは人が生 み出すものであるから、イノベーションに関わる人に着目した分析も今後検討してい きたい。

さらに、本研究は、スーパーコンピュータの開発に限定した議論になっている。本理 論を、他の先端大規模技術開発へも適用可能か、またさらに大規模ではない先端技術 開発、や技術開発全般にも拡張可能かについても検証していきたい。

参 考 文 献

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謝辞

本研究では、主指導教官の井川康夫教授をはじめ、副テーマを指導頂いた、奥和田 久美客員教授、およびゼミ等でご指導を頂いた小坂満隆教授、國藤進教授、梅本勝博 教授、吉田武稔教授、神田陽治教授、近藤修司客員教授、遠山亮子客員教授、永田晃 也客員教授、平澤泠先生をはじめ、杉原太郎助教、白肌邦生助教ほか多くの先生方の ご指導を頂きここまでたどり着くことができました。また、貴重な講義をして頂いた、

野中郁次郎先生、Hugo Tschirky先生、Robert Phaal先生ほか多く講師の方々には、

多くの刺激と新たな知識をいただきました。心より感謝申し上げます。

開発状況分析のために実施したインタビューに快く対応していただいた、理研の渡 辺貞プロジェクトリーダー、横川三津夫グループディレクター、富士通の堀田耕一郎 様、地球シミュレータセンターの古井利幸様には貴重なお話を聞かせていただきまし た。ありがとうございました。科学技術政策研究所の野村稔様には最新の海外 HPC の状況など貴重な情報をいただきました。また、次世代スーパーコンピュータシステ ム開発でともに仕事をさせていただいた日立製作所の皆様にも知識を共有させてい ただいたことに深く感謝します。

本論文執筆中(2011 年 11 月)に26年勤めた NEC を退社することになりました。

25年に渡るスーパーコンピュータ開発の経験のおかげで本論文を作成することが できました。NEC でご指導いただいた諸先輩方、並びにともに苦楽をともにした同 僚諸兄に深く感謝いたします。また新たな職場の(財)高度情報科学技術研究機構の 平山俊雄神戸センター長にはご配慮をいただき論文を完成することができました。今 後はよりユーザーサイドでスーパーコンピュータのイノベーションに携わっていき たいと考えております。

さらに、MOT/MOSコースの多くの仲間と年齢を超えてさまざまな熱い議論と情報

共有が出来たことは忘れがたい経験になりました。またこのような貴重な場を整備し ていただいたサテライト・キャンパス事務の方々にお礼申し上げます。

最後にこの度の学生生活を認め、支えてくれた妻と娘たちに心から感謝します。