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 ③抽出データによる要旨の分析

 抽出された要旨を、「生涯スポーヅへのアプローチ」ということで捉え、

育成活動に関する部分についての分析をしてみると、波線を引いた部分が、

それに直接関連すると考えられる。それらを抜き出してみると、次のような コンセプトが得られる。

 ア.少人数の学校では、1人の子どもが複数のスポーヅに取り組み、どの   スポーヅに対しても、学校全体を単位として、育成活動に取り組むとい

  うことがあるので、教師が出ていく機会が多いが、児童数の多い学校で   は、それぞれの子どもが、それぞれのスポーヅに取り組むので、自ずと   教師の取り組みも異なってくるということ。

 イ.中山間地域の過疎地においては、何かまとまりのある、子どもの育成   活動を行うとき、地域が学校の存在を無視して、考えることは不可能で   あり、どうしても教師も一緒に活動してほしいということ。

 ウ.地域に根ざしたということを考えると、地域の中で特筆したスポーヅ   ・ソフトテニスを行うことに、学校はもちろんのこと、行政も力を入れ   てもよいし、郡民・町民の多くも、ソフトテニスに関しては協力・連携   体制をとってくれるということ。

 エ.教師も地域の住民の1人であり、学校という組織・体制も、地域の中   の1つの組織・体制であることを考えると、子ども・学校の教師・地域   のおじさんというものが、うまく関連できるようなシステム・制度があ   ってもよいということ。

 オ.ソフトテニスの特色として、小学生から高齢者まで、異年齢同士が、

  共に触れ合いながら、活動をできるということがあり、黒坂で行ってい   るような、人間同士のつながりができる育成活動が、とても重要である。

  また、そうした場に教師が関わり、地域での育成活動の姿を、勉強して   ほしいし、そうしたつながりを学校教育の場に利用してもほしい。

 カ.地域の実態や土壌(特色)を見直し、地域だけで子どもに接するとい   うのではなく、学校だけが子どもと接するというのでもなく、地域と学   校・教師とが、より密接な関わり合いをもち、子どもたちの育成活動に   対して、力・エネルギーを注いでいけば、子どもたちの力をより大きく   伸ばしていけるということ。

 キ.中山間地域の過疎地においては、地域住民も教師も、同じ地域の中の   1人の住民であることを考えると、限られた少ない子どもたちを、共に   手を取り合い、協力して育てていくのだという姿勢が、大事であるとい   うこと。

このように、まず、少人数の学校の教師が、スポーヅに関する地域活動への 関わりをもっことと、多人数の学校での教師の姿勢との違いを認めた上でも、

郡全体・町全体をみた場合、それぞれの学校があるのは、中山間地域の過疎 地であることには変わりなく、そうした地域での子どもの育成活動を行う場 合、地域住民としては、学校の存在・教師の存在を無視することができなく、

やはり活動を共に行ってほしいことを切実に訴えている。また、学校ばかり でなく、地域の中で特筆したスポーヅである、ソフトテニスの活動に、行政 も力を注いでいくことを求め、それに対する協力・連携体制を、地域住民の 多くがとっていくと断言している。次に、郡・町を単位として考えた場合、

教師も地域の1人の住民であり、学校組織・体制も、地域の1つの組織・体 制であるのだから、子どもたちを取り巻く地域住民と学校の教師とが、うま

く関連をして、地域の子どもたちの育成活動を行うシステム・制度があって もよいと、考えていることが分かる。さらに、ソフトテニスというスポーヅ の特色として、子どもから高齢者までの異年齢の者が、一堂に会して活動を 進めることができるという利点があり、幅広い人間同士のつながりができる 育成活動の場に、教師が関わりをもち、そうした地域の育成活動の姿を学び、

そのつながりを学校教育の場にも、利用してほしいと願っていることが窺え る。何れにしても、この中山間地:域の過疎地においては、国全体の基準より も遙かに高齢化・少子化が進んでおり、そうした地域の実態や土壌(特色)

を見直し、地域住民も学校の教師も、もちろん保護者も、みんなが連携・協 力をして、地域の子どもたちを、一緒に育てていくのだという姿勢が、大事 であると考えていることが窺える。これらから、やや一方的ではあるが、地 域住民としての切実な願いや想いが、なかなか学校の教師に伝わっていかな いことに、大きなジレンマを感じていることが察せられる。そうしたやや一 方的と思える姿勢に対して、住民自らが反省をしている部分もあるが、やは り学校が学校という組織・体制を、学校教育の場と社会教育の場という枠組 みの中で、太い線引きをすることによって、頑なに守ろうとしていることも 窺える。そうした学校もある中で、一方では、少人数であるということもあ ろうが、教師が地域活動に関わっている学校もあり、同じ町内の学校である のに、なぜそれだけ学校の姿勢が、異なっているのであろうかという、単純 な疑問をもっても、仕方のないことなのかもしれない。教師の側からみれば、

社会教育と一線を画することは、当たり前であり、全く不当なことではない

のであるが、地域住民からすると、それを当たり前としては捉えられない、

地域の切羽詰まった実態があることも真実である。ここでは、ソフトテニス という、ある意味ではとても偏ったスポーヅに関しての取り組みに、強い情 熱がみられるが、学校と地域とが手を取り合い、力を合わせて、子どもたち

を育成していくのだということについては、そうしたスポーヅに限って考え ているのではなく、何を媒体としてもよいと訴えている。何よりも、学校・

教師が、もっと広く地域に関わりをもち、地域の中での学校を、そして、子 どもたちを、地域と共に育てていくことが大切であるということを訴えてい るように感じる。

4)行政関係者

 ①グラフからの分析

 (グラフー4)から分かるように、行政関係者は、全てのタームを平均的 に用いている。その中でも「関わり」を多く用いており、こうした「育成活 動」に、誰が、どう「関わり」をもつのかということについて、多く語って いることが窺える。ただ、全てのタームの使用頻度が、それほど高くなく、

ある特定の「育成活動」に対しての応答というのではなく、町全体の「育成 活動」の在り方について、語っていることが察せられる。行政としては、ど うしてもある1つの「育成活動」を、特別視することができず、町全体の流 れの中での考え方を、表しているように感じる。

黒坂のソフトテニスクラブの  ものが、 に此から

えてみる 、ソフ テニスというスポーヅ の 付いてきたスポーヅで ると認蓉

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子を ているところだ。黒坂と同じように、それぞれの地域でいろいろなスポーツをして いただくためには、将来的に考えて、まず、  行  しては  慧の   図っていく

一と考えている。 に っ 重 オこと1、施設だけでなく、そうしたス

ポーヅが振興してきた場合、場合によっては、その専門の 師 一だくような   し  .、に  に たっていただくよ》支  し

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と思う。地域に学校の教師に代わるような指導者が存在すれば一番いいのだが、現実的に 考えてみると、この中 艮 ・の   が   にΣいてま オかなかそうした   ま

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ムの 自に ら る 偏ないといった状況・実態がある。しかし、考え方を変えてみると、

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ては、子どもに一番関わってやらないといけない働く保護者が、一番忙しい状況・実態に あると言える。子どもを見てやる時間がないというのが現状・実態である。だから、どう

しても 的力余 がオいこから   の の部分  みに てま列

騰と言ってもよい。家庭においては、保護者が、もう少しゆとりをもって、子ども に接するようにするべきである。そして、 謹  して   も 共に  垣のだ に積

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はないかと考える。そうした育成活動をいろいろと考え、実践していくことによって、そ れらが地域づくりにつながっていくものだと考える。

 これから教育委員会サイドで進めようとしているのは、各自治会単位の公民館活動をよ り活性化させるための支援である。そうしたいわゆる地域に密着した活動の中で、集落が まとまっていけば、自然に地域の人間的なつながり(関係)ができあがっていくと考えて いる。だから、そうした活動を社会教育の部分として捉え、行政サイドから重点的に支援

をしていくような取り組みを進めていこうと思っている。このように一

けではオ   ・の中か   が  になって た の  だ が  的にバックアップ

してい  い》  が A ま必 になって ると考える。この中山間地域においても、

都会と同じように人と人とが孤立してしまっているような状況・実態がある。地域が一体 化しているような状況・実態ではなく、むしろ孤立してしまってきている。そうした実態

を踏まえ、地域の活動の見直しをしていく必要があると考えている。地域での公民館活動 を盛り立てることができるようにしていくことが重要である。

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