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回答結果の単純集計とクロス集計によるまとめ

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第 5 章 原子力発電を含めた各種発電源の 外部性評価に関する調査研究外部性評価に関する調査研究

5.3 電源三法交付金制度に関するアンケート調査

5.3.3 回答結果の単純集計とクロス集計によるまとめ

5.3.3.1 属性

得られた回答の属性を性別、年齢、所属する自治体の府県名、所属する自治体の種 類(府県・市・町・村)、発電所の有無、行政区域内の発電所の種類、隣接市町村の発 電所の種類について、それぞれ表5.6〜5.12にまとめる。

表 5.6: 電源三法交付金制度に関するア ンケート調査結果(性別)

人数[人] 割合[%]

450 83.6 85 15.8

NA 3 0.6

合計 538 100.0

表 5.7: 電源三法交付金制度に関するア ンケート調査結果(年齢)

人数[] 割合[]

10歳代 1 0.2

20歳代 95 17.7

30歳代 146 27.1

40歳代 219 40.7

50歳代 74 13.8

60歳代以上 3 0.6

合計 538 100.0

表5.6より、性別は、「男性」が83.6%、「女性」が15.8%となっており、全体とし ては男性が大多数を占めた。

表5.7より、年齢は、「30歳代」が27.1%、「40歳代」が40.7%となっており、全体 としては30歳代、40歳代が中心となっている。

表 5.8: 所属する自治体の府県名に関す る回答結果

人数[人] 割合[%]

大阪府 45 8.4 京都府 57 10.6 滋賀県 80 14.9 奈良県 50 9.3 兵庫県 140 26.0 福井県 60 11.2 和歌山県 106 19.7

合計 538 100.0

表 5.9: 所属する自治体の種類(府県・

市・町・村)に関する回答結果

人数[人] 割合[%]

府県 8 1.5 132 24.5 357 66.4 41 7.6

合計 538 100.0

表5.8より、所属する自治体の府県は、「大阪府」が8.4%、「京都府」が10.6%、「滋 賀県」が14.9%、「奈良県」が9.3%、「兵庫県」が26.0%、「福井県」が11.2%、「和

歌山県」が19.7%となっており、全体としては、福井県、滋賀県の自治体職員が多い。

表5.9より、所属する自治体の種類(府県・市・町・村)は、「府県」が1.5%、「市」

が24.5%、「町」が66.4%、「村」が7.6%であり、町に属している自治体職員が半数 以上を占めた。

表 5.10: 発電所の有無に関する回答結果

人数[人] 割合[%]

行政区域内に発電所がある 128 23.8

行政区域内に発電所はないが、隣接する市町村に発電所がある 133 24.7 行政区域内、隣接する市町村に発電所はない 275 51.1

NA 2 0.4

合計 538 100.0

表5.10より、発電所の有無に関しては、「行政区域内、隣接する市町村に発電所はな い」とする人が51.1%であり、約半分を占める。

行政区域内に発電所があると回答した人の発電所の種類を、表5.11に示す。

表5.11より、「水力」が56.3%であり、水力発電所を所有する自治体職員が多い。

表 5.11: 行政区域内の発電所の種類に

関する回答結果

人数[人] 割合[%]

火力 15 11.7 水力 72 56.3 原子力 6 4.7 水力、火力 3 2.3

NA 32 25.0

合計 128 100.0

表 5.12: 隣接市町村の発電所の種類に

関する回答結果

人数[人] 割合[%]

火力 18 13.5 水力 11 8.3 原子力 6 4.5 火力、原子力 3 2.3 水力、原子力 2 1.5

NA 93 69.9

合計 133 100.0

行政区域内に発電所はないが、隣接する市町村に発電所があると回答した人の発電 所の種類を、表5.12に示す。

表5.12より、行政区域内に発電所はないが、隣接する市町村に発電所がある場合の 発電所の種類は、「火力」が13.5%、「水力」が8.3%、「原子力」が4.5%、「火力と原 子力」が2.3%、「水力と原子力」が1.5%になっている。また、隣接する市町村に発 電所はあるがその種類がわからないとする人が全体の69.9%となっている。

5.3.3.2 単純集計とクロス集計

電源三法交付金制度に関する合計7項目の質問事項への回答結果の単純集計を行っ た。その結果を述べる。

また、次の2つの方法による分類と、電源三法交付金制度の評価に関する合計7項 目の質問事項の回答結果のクロス集計を行った。その結果についても述べる。

(a) 発電所立地別クロス:( 行政区域内に発電所がある、 行政区域内に発電所はな いが、隣接する市町村に発電所がある、 行政区域内、隣接する市町村に発電所 はない)

(b) 原子力発電所立地別クロス:( 原子力立地県(福井県)、 隣接県(京都府、滋 賀県)、 非原子力立地県(大阪府、奈良県、兵庫県、和歌山県))

(1) 電源三法交付金制度の発電所立地への促進効果について 「あなたは、電源三法 交付金制度は発電所の立地促進に有効と思いますか?」の質問に対する回答結果を図 5.3に示す。図より、「そう思う」とする者が最も多く(36.8%)、次いで「ややそう思 う」(30.5%)となっている。

発電所立地別では、電源三法交付金制度は発電所の立地促進に有効との評価が高い 順に並べると、「行政区域内に発電所がある」、「行政区域内に発電所はないが隣接市町 村に発電所がある」、「行政区域内にも隣接市町村にも発電所はない」であった。それ に対し、「そう思わない」、「あまりそう思わない」の否定的な意見は近くに発電所がな い人ほど多い。

原子力発電所立地別では、「そう思う」、「ややそう思う」の肯定的な意見が多い順に、

原子力立地県、非原子力立地県、隣接県となり、それぞれ71.6%、66.8%、66.4%で あった。また、「思わない」、「あまりそう思わない」の否定的な意見が多い順に原子力 立地県、隣接県、非原子力立地県となり、それぞれ15.0%、14.5%、11.5%であった。

(2) 電源三法交付金制度の立地地域の振興について 「あなたは電源三法交付金制度 は立地地域の振興に役立っていると思いますか?」の質問に対する回答結果を、図5.4 に示す。図より、「そう思う」とする者が最も多く(34.8%)、次いで「ややそう思う」

(27.1%)、「どちらでもない」(21.0%)の順になっている。

発電所立地別では、電源三法交付金制度が立地地域の振興に役立っているとの評価 が高い順に並べると「行政区域内に発電所がある」、「行政区域内に発電所はないが隣 接市町村に発電所がある」、「行政区域内にも隣接市町村にも発電所はない」であった。

NA

0 20 40 60 80 100

図 5.3: 電源三法交付金制度の発電所立地への促進効果に関する回答結果

それに対し、「そう思わない」、「あまりそう思わない」の否定的な意見は、近くに発電 所がない人ほど多い。

原子力発電所立地別では、「そう思う」、「ややそう思う」の肯定的な意見が多い順に、

原子力立地県、非原子力立地県、隣接県となり、それぞれ76.7%、61.6%、56.2%で あった。また、「思わない」、「あまりそう思わない」の否定的な意見が多い順に隣接県、

非原子力立地県、原子力立地県となり、それぞれ14.6%、12.1%、6.6%であった。

(3) 電源三法交付金制度の使途について 「あなたは、電源三法交付金制度による交 付金の使途は立地地域の住民の意見を十分反映していると思いますか?」の質問に対 する回答結果を図5.5に示す。図より、「どちらでもない」とする者が最も多く(40.3

%)、次いで「ややそう思う」(19.1%)、「あまりそう思わない」(16.9%)の順となっ ている。この質問に関しては、発電所を所有していない回答者が多かったため、実際 に取り扱っていないのでわからないため、結果的にどちらでもないと回答する人が多 くなった。

(4) 発電所誘致について 「あなたは、発電所の誘致は発電所以外の産業誘致と比べ て、魅力的であると思いますか?」の質問に対する回答結果を、図5.6に示す。図よ

NA

0 20 40 60 80 100

図 5.4: 電源三法交付金制度の立地地域の振興に関する回答結果

NA

0 20 40 60 80 100

図 5.5: 電源三法交付金制度の使途に関する回答結果

り、「どちらでもない」とする者が最も多く(34.6%)、次いで「あまりそう思わない」

(22.1%)、「ややそう思う」(17.7%)の順になっている。この質問に関して、どちら でもないとする意見の理由として、「発電所の誘致に関して、他の産業誘致に比べ、交 付金や固定資産税等の関係から地方財政支援にたいへん有効であるが、一方で発電所 が持つ事故のリスク、安全性等の判断要素が多く存在するため、一概には言いがたい」

が多く得られた。

発電所立地別では、行政区域内に発電所を所有する人は「どちらでもない」とする意 見が最も多く(46.9%)、次いで、「そう思う」、「ややそう思う」の肯定的な意見(33.6

%)が多い。また、行政区域内に発電所はないが隣接市町村に発電所がある人は、「そ う思う」、「ややそう思う」の肯定的な意見(38.4%)の方が、「思わない」、「あまり思 わない」の否定的な意見(36.1%)に比べ多くなっている。一方、行政区域内にも隣接 市町村にも発電所がない人は、「思わない」、「あまり思わない」の否定的な意見(39.0

%)の方が、「そう思う」、「ややそう思う」の肯定的な意見(24.9%)に比べ多い。

原子力発電所立地別では、原子力立地県、隣接県、非原子力立地県全てにおいて、「ど ちらでもない」とする意見が最も多く、それぞれ33.3%、38.0%、34.6%であった。

また、「そう思う」、「ややそう思う」の肯定的な意見が多い順に原子力立地県、非原子 力立地県、隣接県となり、それぞれ38.4%、31.1%、24.8%であった。また、「思わな い」、「あまりそう思わない」の否定的な意見が多い順に、隣接県、非原子力立地県、原 子力立地県となり、それぞれ36.5%、32.9%、28.3%であった。

(5) 立地促進、地域振興および発電所誘致に関する回答結果の平均値と標準偏差 電源 三法交付金制度の立地促進と地域振興への効果と発電所の誘致に関して、「そう思う」

を5、「ややそう思う」を4、「どちらでもない」を3、「あまりそう思わない」を2、「思 わない」を1とした場合のそれぞれの結果の平均値と標準偏差を発電所立地別、原子 力発電所立地別に、それぞれ表5.13、5.14に示す。

(6) 今後の電源三法交付金制度について 「あなたは、今後の電源三法交付金制度につ いてどのように思いますか?」の質問に対する回答結果を、図5.7に示す。図より、「電 源三法交付金制度を現行のまま継続すべきである」とする者が59.7%と最も多く、「電 源三法交付金制度を継続すべきであるが一部改正すべきである」とする者が19.5%と なっている。改善すべきである点として、「現行の制度は交付金の使途が限られている ためもっと弾力性をもたせるべきである」、「発電所を所有している地域に隣接してい る市町村に対しても発電所の事故リスクに見合った交付金を支払う」の意見が多く得

ドキュメント内 shuron.dvi (ページ 82-100)