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受信時に使用する機能

ドキュメント内 IC-7200取扱説明書 (ページ 54-64)

D. その他のリニアアンプの接続

5. 受信時に使用する機能

■ AGC(自動利得制御)の使いかた

強力な信号を受信しても、強弱をできるだけ抑えて安定 した受信ができるようにします。

運用モードによる信号の強弱の変化に応じ、下表のよう にあらかじめ設定している標準値の時定数を切り替え、

運用モード別に使い分けます。

CWや RTTYモードなどを受信する場合と[DIAL]を速く 回して選局する場合は FASTにし、信号がなくなったと きの感度復帰を速くします。

SSBや AMモードを受信する場合は SLOW(スロー )にし、

信号を聞きやすくします。

D

AGCを切り替えて使用する

q. MODE

を短く、または長く(約1秒)押して、運用モー

ドを設定します。. (☞P35)

w

.

AGC

を短く押すごとに、AGC回路の時定数を FAST と SLOWに切り替えます。

FAST選択時は、

F.AGC表示が点灯します。

SLOW選択時は、何も点灯しません。

ご注意

弱い信号を受信しているときに、強力な信号が瞬間的 に入ると、AGCによる感度低下で、信号が受信できな くなることがあります。

このようなときに、

AGC

を長く(約1秒)押して、AGC 機能の時定数を OFFにすると解消できます。

MODE TUNER

TS FILTER

SPCH

V/M A/B SPLIT M-CL SCAN

SET P.AMPATT

COMP VOX

RIT MNF

1 2 3

4 5 6

7 8

500 28 18 14 10

21 24

=3.5 7

1.8

F-INP

M-CH/RIT BANDENT GENE

9

.

MW AGC

ANF METER NR NB

AGC(FAST)状態を表示

AGC.OFF状態を表示

5

受信時に使用する機能

5

■ デジタルTWIN PBT(ツイン・パスバンドチューニング)機能の使いかた

本機には、DSPのフィルタリングによるデジタルTWIN.

PBTを搭載しています。

デジタルTWIN.PBT機能は、IF段の通過帯域幅を帯域の上 側と下側から連続的に狭くし、混信を鋭くカットする機 能です。

➥.受 信 周 波 数 に近 接 する混 信 があるときは、

[TWIN PBT]の内側(PBT.1)と外側(PBT.2)を、それぞれ逆方 向に回して通過帯域幅を狭くすると、帯域の上側また は下側の混信を鋭くカットできます。

あまり回しすぎると、通過帯域幅が狭くなりすぎて 受信音が聞こえなくなることがありますのでご注意 ください。

➥.[TWIN PBT]の内側(PBT.1)と外側(PBT.2)を、同方

向に回すと、IFシフトとして動作します。

➥.通常[TWIN PBT]は、2段ともセンター位置で使用し

ます。

MODE TUNER

TS FILTER

SPCH

V/M A/B SPLIT M-CL SCAN

SET ATT P.AMP

COMP VOX

MNF RIT

1 2 3

4 5 6

7 8

500 28 18 14 10

21 24

=3.5 7

1.8

F-INP

M-CH/RIT ENT GENE BAND

9

.

MW AGC

METERANF NR NB

[TWIN PBT]

ご注意

デジタルTWIN. PBT操作時にノイズを発生することが ありますが、DSPにおいてフィルターを切り替えると きに、信号の不連続点が発生するためで、故障ではあ りません。

【操作例】

TWIN PBT TWIN PBT

TWIN PBT

標準状態

フィルターの低域部を 高く設定する

フィルターの低域部を高く 高域部を低く設定する

IF中心周波数 不要な信号 受信したい信号

通過帯域

不要な信号 受信したい信号 不要な信号 通過帯域

5 受信時に使用する機能

■ デジタルIFフィルターの切り替えかた

本機に搭載しているデジタルIFフィルターの通過帯域幅 を運用形態に応じ、「FILTERセットモード」で選択できま す。

普段は

FILTER

を短く押し、右表のようにあらかじめ設定

している標準値の通過帯域幅 (ワイド)/ (ミドル)/

(ナロー )を切り替えて使用します。

「FILTERセットモード」により、各運用モードごとに / / の通過帯域幅を設定でき、よりクリアな受信がで きます。

D

フィルターの切り替えかた

q

.

MODE

を短く、または長く(約1秒)押して、運用モー

ドを設定します。. (☞P35)

w. FILTER

を短く押して、設定したい通過帯域幅 (ワイ

ド)/ (ミドル)/ (ナロー )を選択します。

選択したフィルターの表示が点灯します。

MODE TUNER

TS FILTER

SPCH

V/M A/B SPLIT M-CL SCAN

SET ATT P.AMP

COMP VOX

MNF RIT

1 2 3

4 5 6

7 8

500 28 18 14 10

21 24

=3.5 7

1.8

F-INP

M-CH/RIT ENT GENE BAND

9

.

MW AGC

METERANF NB NR

運用

モード FILTER標準値 設定範囲.( ステップ幅 ) SSB

(3000Hz)

50 ~ 500Hz.(50Hz)/

600 ~ 3600Hz.(100Hz)

(2400Hz)

(1800Hz)

SSBD CW

(1200Hz)

50 ~ 500Hz.(50Hz)/

600 ~ 3600Hz.(100Hz)

(500Hz)

(250Hz)

RTTY

(2400Hz)

50 ~ 500Hz.(50.Hz)/

600 ~ 2700Hz.(100Hz)

(500Hz)

(250Hz)

AM AMD

(8000Hz)

200 ~ 8000Hz(200Hz)

(6000Hz)

(3000Hz)

D

フィルターの通過帯域幅を変更するには

q. MODE

を短く、または長く(約1秒)押して、運用モー

ドを設定します。. (☞P35)

w

.

FILTER

を長く (約1秒)押して、FILTERセットモード にします。

e.

[M-CH]を回して、「FIL」を選択します。

r. FILTER

を短く押して、設定したい通過帯域幅 (ワイ

ド)/ (ミドル)/ (ナロー )を選択します。

選択したフィルターの表示が点灯します。

t

.[DIAL]を回して、通過帯域幅を選択します。

M-CL

を長く (約1秒)押すと、標準値に戻します。

y. FILTER

を長く(約1秒)押すと、周波数表示に戻ります。

MODE TUNER

TS FILTER

SPCH

V/M A/B SPLIT M-CL SCAN

SET P.AMPATT

COMP VOX

RIT MNF

1 2 3

4 5 6

7 8

500 28 18 14 10

21 24

=3.5 7

1.8

F-INP

M-CH/RIT BANDENT GENE

9

.

MW AGC

ANF METER NR NB

[DIAL] [M-CH]

ご注意

デジタルIFフィルターの通過帯域幅の設定によっては、

[TWIN PBT]にて帯域を最小にした場合に AF音が出 なくなることがありますが、故障ではありません。

選択した IFフィルター表示

選択した IFフィルター表示

選択した IFフィルターの通過帯域幅を表示

5

受信時に使用する機能

5

D

フィルター・タイプの切り替えかた

フィルター・タイプの切り替えは、SSB/CWモード運用 時に使用できます。

q. MODE

を短く、または長く(約1秒)押して、運用モー

ドを設定します。. (☞P35)

w. FILTER

を長く (約1秒)押して、FILTERセットモード にします。

e

.[M-CH]を回して、「SHAPE」を選択します。

r.

[DIAL]を回して、フィルター・タイプを選択します。

MODE TUNER

TS FILTER

SPCH

V/M A/B SPLIT M-CL SCAN

SET P.AMPATT

COMP VOX

MNF RIT

1 2 3

4 5 6

7 8

0 50

28 18 10 14

21 24

=3.5 7

1.8

F-INP

M-CH/RIT ENT GENE BAND

9

.

MW AGC

METERANF NR NB

[DIAL] [M-CH]

D

各デジタルIFフィルター・タイプについて SSB SHARP(シャープ)タイプ

従来のアナログフィルターでは実現できなかった理想的 なシェイプファクターと、帯域内フラットネスを実現し ます。

帯域外の信号を極限までカットし、帯域内の信号は音質 を劣化させることなく忠実に再現、受信音質を重視した タイプです。

SSB SOFT(ソフト)タイプ

フィルターの肩を丸め、アナログフィルターに近い受信 音を実現し、高域と低域のノイズを減少させ、目的信号 の S/Nをアップさせています。

50MHzバンドなどでノイズレベルぎりぎりの信号を ピックアップする状態で効果を発揮します。スカート特 性を維持しているため、フィルターの切れ味は抜群です。

CW SHARP(シャープ)タイプ

従来のアナログフィルターでは実現できなかった理想的 なシェイプファクターを実現します。

混信のすき間に潜む、微弱な局のピックアップに威力を 発揮します。抜群の切れ味を重視したタイプです。

CW SOFT(ソフト)タイプ

フィルターのスカート特性をブロードにすることで、

フィルターのセンターで受信していない信号も、従来の アナログフィルターに近い聞こえかたになりますので、

CWの DXペディション、CWコンテストなどにおすすめ のタイプです。

ご注意 フィルターの選択度は、フィルター・タイプをシャープにしたときの測定値です。(☞P99)

Sharp表示

Soft表示

5 受信時に使用する機能

■ NB(ノイズブランカー)機能の使いかた

受信時に、自動車のイグニッションノイズのような、パル ス性ノイズが多いときに使用します。

. NB

を短く押すごとに、ノイズブランカー機能が ON/

OFFします。

. ON時は 表示が点灯します。

. NB

を長く (約1秒)押すと、NBセットモードになりま す。

. 解除するときは短く押します。

ご注意

ノイズブランカー機能ON時、AMモードで強力な信 号を受信したとき、または混入しているノイズの種 類によっては、受信音がひずむことがあります。

このようなときは、ノイズブランカーのレベルをさ げるか、ノイズブランカー機能を OFFにしてくださ い。

MODE TUNER

TS FILTER

SPCH

V/M A/B SPLIT M-CL SCAN

SET ATT P.AMP

COMP VOX

MNF RIT

1 2 3

4 5 6

7 8

500 28 18 14 10

21 24

=3.5 7

1.8

F-INP

M-CH/RIT ENT GENE BAND

9

.

MW AGC

METERANF NB NR

D

NB(ノイズブランカー)レベル/ブランク時間の設定について

q

.

NB

を長く (約1秒)押して、NBセットモードにしま

す。

.ノイズブランカー機能が ONになり、

表示が点

灯します。

w.

[M-CH]を回して、設定項目を選択します。

.設定項目については、下記の一覧をご覧ください。

e.

[DIAL]を回して、設定内容を変更します。

M-CL

を長く (約1秒)押すと、初期設定に戻ります。

r

.

NB

を短く押すと、周波数表示に戻ります。

MODE TUNER

TS FILTER

SPCH

V/M A/B SPLIT M-CL SCAN

SET ATT P.AMP

COMP VOX

MNF RIT

1 2 3

4 5 6

7 8

500 28 18 14 10

21 24

=3.5 7

1.8

F-INP

M-CH/RIT ENT GENE BAND

9

.

MW AGC

METERANF NB NR

[DIAL] [M-CH]

NBレベル

ノイズブランカーのレベルを設定します。

0% ~ 100%の範囲(1%ステップ)で設定します。

NBブランク時間

ブランク時間の幅を設定します。

1%~ 100%の範囲(1%ステップ)で設定します。

ノイズブランカー機能.ON状態

50%.(初期設定)

50%.(初期設定)

5

受信時に使用する機能

5

■ NR(ノイズリダクション)機能の使いかた

受信したアナログ信号をデジタル処理し、ノイズ成分と信 号成分を分離して信号成分だけを取り出す機能です。

. NR

を短く押すごとに、ノイズリダクション機能が ON/OFFします。

. ON時は 表示が点灯します。

. NR

を長く (約1秒)押すと、NRセットモードになりま す。

. 解除するときは短く押します。

MODE TUNER

TS FILTER

SPCH

V/M A/B SPLIT M-CL SCAN

SET ATT P.AMP

COMP VOX

MNF RIT

1 2 3

4 5 6

7 8

500 28 18 14 10

21 24

=3.5 7

1.8

F-INP

M-CH/RIT ENT GENE BAND

9

.

MW AGC

METERANF NR NB

D

NR(ノイズリダクション)レベル調整について

q

.

NR

を長く (約1秒)押して、NRセットモードにしま

す。

ノイズリダクション機能が ONになり、 表示が 点灯します。

w.

[DIAL]を回して、ノイズリダクションレベルを調整 します。

M-CL

を長く (約1秒)押すと、初期設定に戻ります。

e. NR

を短く押すと、周波数表示に戻ります。

MODE TUNER

TS FILTER

SPCH

V/M A/B SPLIT M-CL SCAN

SET ATT P.AMP

COMP VOX

MNF RIT

1 2 3

4 5 6

7 8

500 28 18 14 10

21 24

=3.5 7

1.8

F-INP

M-CH/RIT ENT GENE BAND

9

.

MW AGC

METERANF NB NR

[DIAL]

NRレベル

ノイズ除去レベルを表示しているときに、[DIAL]を回し てノイズが最も減衰し、受信信号がひずまないレベルに 調整します。

0 ~ 15の範囲(1ステップ)で設定します。

ノイズリダクション機能.ON状態 ノイズリダクション機能OFF

NRレベル.0 ノイズ成分

ノイズリダクション機能ON NRレベル.4(初期設定)

目的信号.(CW)

レベル4.(初期設定)

5 受信時に使用する機能

■ ノッチフィルター機能の使いかた

チューニング電波やCW信号のような単信号の混信を除去 するのに効果を発揮します。

ノッチには、マニュアルノッチ機能とオートノッチ機能が あります。

.オートノッチ.

:SSB/AMモードで使用します。

.マニュアルノッチ.:.SSB/CW/RTTY/AMモードで使

用します。

※本機のマニュアルノッチ機能とオートノッチ機能は、

併用できません。

D

オートノッチについて 混信を自動判別して減衰します。

METER ANF

を短く押すごとに、オートノッチ機能が ON/

OFFします。

.ON時は

表示が点灯します。

MODE TUNER

TS FILTER

SPCH

V/M A/B SPLIT M-CL SCAN

SET P.AMPATT

COMP VOX

MNF RIT

1 2 3

4 5 6

7 8

0 50

28 18 14 10

21 24

=3.5 7

1.8

F-INP

M-CH/RIT ENT GENE BAND

9

.

MW AGC

ANFMETER NR NB

D

マニュアルノッチについて

混信をマニュアル調整して減衰します。

q. MNF

を短く押して、マニュアルノッチ機能を ONにし ます。

.ON時は

表示が点灯します。

w.

[MNF]をゆっくり回して、受信している帯域内の混 信が減少するように調整します。

..ノッチフィルターは非常に鋭い特性を持っていま

すので、調整するときはゆっくり回してください。

..MNFセットモードで、帯域幅(WIDE/MID/NAR)

を切り替えることができます。. (☞P58)

MODE TUNER

TS FILTER

SPCH

V/M A/B SPLIT M-CL SCAN

SET ATT P.AMP

COMP VOX

MNF RIT

1 2 3

4 5 6

7 8

500 28 18 14 10

21 24

=3.5 7

1.8

F-INP

M-CH/RIT ENT GENE BAND

9

.

MW AGC

METERANF NR NB

[MNF]

オートノッチ機能.OFF オートノッチ機能.ON

目的信号 (AF)

目的信号 (AF)

混信 混信減衰

オートノッチ機能.ON状態

マニュアルノッチ機能.ON状態 周波数が

低くなる

周波数が 高くなる

5

受信時に使用する機能

5

ドキュメント内 IC-7200取扱説明書 (ページ 54-64)