民間企業との共同研究及び受託研究(以下、「共同研究等」という)の実績について
<共同研究等の受入れ実績>
【問1】
貴機関において、過去 5 年間(平成 22~26 年度)に共同研究等の受入れ実績はございますか。研究 相手別に実績があるもの全てに「〇」をつけて下さい。(複数回答)相手先機関 共同研究 受託研究
1 国内企業 95 87% 93 85%
2 外国企業 42 39% 25 23%
3 その他(国、自治体、大学、公益法人等) 89 82% 92 84%
4 共同研究、受託研究のいずれも実績はない 6 6% 6 6%
総数 109 100% 109 100%
※問 2 以降は、「いずれも実績なし」6 者を除く、103 者が対象
<特許出願に関して発明のもととなった研究内訳>
【問2】
貴機関における平成 26 年度の特許出願状況についてお聞きします。出願した特許に関して、発明の もととなった研究の内訳について、それぞれ件数をご回答下さい。(研究の実施時期は問いません)なお、平成 26 年度に特許出願実績がない場合は、「出願件数(貴機関全体)」に「0」と記入のうえ、
「発明のもととなった研究の内訳」のそれぞれについて、過去 5 年間で特許出願実績のあったもの全て に「〇」をつけて下さい。
国内出願分 外国出願分
平成 26 年度実績 全体(件)※ 全体(件)
うち共願 うち共願
出願件数(貴機関全体) 43.0 26.6 20.7 14.9 出
願に 関し て発 明 のも とと なっ た研 究 の内 訳
(1)共同研究 18.2 14.5 9.8 6.5 うち、民間企業 15.1 11.3 9.4 6.2 (2)受託研究 11.0 4.1 5.4 2.3 うち、民間企業 1.8 2.5 2.0 1.8 (3)補助金による研究 5.7 1.8 2.7 0.8 (4)寄付金による研究 1.1 0.6 0.9 0.8 (5)上記以外(運営交付金等)による研究 15.5 3.9 5.7 1.6
※件数は回答機関の平均値
企業との共同研究等の契約に係る状況について
【問3】
貴機関では、企業と共同研究等を行うにあたり、共同研究契約、共同出願契約、実施許諾契約、譲 渡契約などについての雛形(以下、「契約書雛形」という)を準備していますか。契約書雛形がある場 合は「〇」をつけ、その策定年(最終更新年)をご回答下さい。選択肢 回答欄 回答率
1 共同研究(日本語版) 96 93%
2 共同研究(英語版) 26 25%
3 受託研究(日本語版) 85 83%
4 受託研究(英語版) 15 15%
5 上記のいずれも雛形となるものは保有していない 4 4%
総数 103 100%
<契約書雛形における契約パターンの提示>
【問4】
貴機関の契約書雛形では、企業との研究成果の帰属や共有特許の取扱に関して、特許の実施権や 特許関連の費用負担などの契約条件等について、企業が取り得る契約パターンを提示(例示)してい ますか。最も近いものを一つ選んで「〇」をつけて下さい。選択肢 共同研究 受託研究
1 特許の実施権(独占的実施権か非独占的実施
権)の違いを提示している。 28 27% 25 24%
2
特許の実施権以外に、第三者への実施許諾や 特許関係費用負担等など、複数の条件を組み 合わせた契約パターンを提示している。
11 11% 5 5%
3 特に契約パターンを明確には提示していない 57 55% 58 56%
総数 103 100% 103 100%
■契約パターンの具体例
○ 共同研究契約内では、共同でなした発明について、共同で特許出願する場合には、別に共同出願契約を 結ぶこと、並びに共同出願した特許を実施する場合には、別に実施許諾を結ぶ旨記載されている。
○ 契約書ひな形では、契約パターンを提示していませんが、先方との交渉により、ひな型とは異なる契約条件 を提示することがあります。
○ 基本的に交渉によって様々な条件を決めている。固定したパターンを前提にすることは、双方にとっては有 益ではないと考えている。ただし、当方が第三者実施の自由を得られない場合は、企業に特許関連費用の 負担をしてもらうこととしている。
○ 質問内容については最初別途協議で提示し研究契約時に決めることを希望される場合、成果については 原則共有。共有特許の取扱については、企業側が出願前に上記の点を選択する方向の条文で調整。
○ 共同研究契約内では、共同でなした発明について、共同で特許出願する場合には、別に共同出願契約を 結ぶこと、並びに共同出願した特許を実施する場合には、別に実施許諾を結ぶ旨記載されている。
○ 主に不実施補償(独占実施補償)の支払いを条件に共有者に独占実施を認める独占パターンと、不実施 補償を請求しない代わりに当機構が第三者に実施許諾することに共有者の同意を要しない非独占パター ンの2つに分かれる。しかし、契約書ひな形にこれら2つのパターンを提示し、共有者企業が任意に選択で きるようなひな形にはしておらず、ひな形には独占実施パターンのみを提示している。
○ 共有特許で企業側が希望すれば 10 年間の独占実施権を付与。
○ 共同・受託研究ともに知財の共有・持ち分・費用負担の協議、不実施を入れている交渉により選択肢 1 と 2 のいずれにもなる。
○ 持分割合その他出願等の詳細は,別途協議としている。また,実施に関しては次のように最低限の条項の みとし,詳細は別途協議としている。
○ 大学は実施せず,当該企業又は第三者の実施許諾によるとしている。
○ 企業は,実施の場合,大学に実施料を支払うものとするとしている。
<契約パターン別実績>
【問5】
平成 26 年度の共同研究等の契約についてお聞きします。企業とはどのような契約パターンが多いで すか。共同研究と受託研究それぞれで多い順に「1~9」の数字をご記入下さい。なお、平成 26 年度は実績がない場合には「0」を、貴機関の契約パターンとして存在し得ない場合は
「×」をご記入下さい。
選択肢 実績あり※1 最も多い※2 存在しえない
共同 受託 共同 受託 共同 受託
1 共同で出願し、企業が独占的実施権を得る
(特許関係費用は企業負担)
49 31 21 17 17 21 48% 30% 20% 17% 17% 20%
2 共同で出願し、企業が非独占的実施権を得る
(特許関係費用は企業負担)
43 21 13 7 12 23
42% 20% 13% 7% 12% 22%
3 共同で出願し、企業が非独占的実施権を得る
(特許関係費用は持分折半)
57 30 32 15 11 22 55% 29% 31% 15% 11% 21%
4
企業が単独で出願する
(貴機関から一時金のみで権利を買い取り、企業が利益を 得ても利益還元無し)
22 14 1 2 28 34
21% 14% 1% 2% 27% 33%
5
企業が単独で出願する
(貴機関から権利を買い取り、企業で利益が出れば利益を 貴機関に一部還元する)
8 4 0 0 34 36
8% 4% 0% 0% 33% 35%
6 貴機関が単独で出願し、企業が独占的実施権を得る
(特許関係費用は企業負担)
5 8 1 5 37 32
5% 8% 1% 5% 36% 31%
7 貴機関が単独で出願し、企業が非独占的実施権を得る
(特許関係費用は企業負担)
3 5 0 2 37 34
3% 5% 0% 2% 36% 33%
8 貴機関が単独で出願し、企業が非独占的実施権を得る
(特許関係費用は持分折半)
4 3 0 0 38 37
4% 3% 0% 0% 37% 36%
9 その他 24 23 18 19 17 15
23% 22% 17% 18% 17% 15%
総数 103 103 103 103 103 103
100% 100% 100% 100% 100% 100%
※1 :「実績あり」は、順位に関係なく回答のあったもの。
※2 :「最も多い」は、最も多い「1」と回答されたもの。なお、複数の選択肢を「1」とする回答があった場合でもそれぞれの選択肢 で集計している。
■その他の詳細
◯ 共同研究契約では、独占・非独占を定めず、出願ご選択できるようにしている。(共願独占>共願非独占
>単独独占>単独非独占の順)
◯ 共同出願し、独占、非独占かは出願時に企業が選択。
◯ 共同研究及び受託研究契約の段階では、出願や実施権について1~8程明確にしていない。基本的には 出願を検討する際に両者協議により決めている。
◯ 共同で出願し、企業が特許法に従った実施権を得る。(特許関係費用は、持分折半)
◯ 知的財産の権利者は、発明等の貢献に基づき持分を単独または共同で保有することを原則としている。ま た、特許等関係費用負担においては、独占的実施権及び優先的実施権を有する場合は、当該実施権を 有する当事者が特許等関係費用の負担をすることとしている。
◯ 当機構が共有者(企業)から持分譲渡を受けて単独で出願し、当該企業に対し、無償で非独占的実施権 を与える。(費用は当機構が全額負担)
◯ 特許費用関係は企業負担。実施権は別途協議
◯ 受託研究契約においては、原則大学単独出願とし、企業側から。希望があった時には持ち分の一部を有 償譲渡して企業負担により共同出願しているが、成果として結果がなかったため、具体的な選択は困難。
◯ 受託研究による知的財産権は大学に帰属することから,出願に関しての定めはなく,当該知的財産権の実 施に関しては相手方又は相手方の指定する者から申し出があった場合に,優先的に実施することができる 旨規定している。
◯ 受託研究は、受託機関(本学)に特許を受ける権利がある. 出願は受託機関(本学)となり、委託機関(企 業)は、非独占的実施権を得る.実施許諾契約により独占的実施権(実施範囲の限定あり)を与える場合が ある。
○ 共同研究に関しては、1、2、4 からいずれかを選択する形をとっている。
○ 上記1~8の事項は,ほとんど事例がないため,「0」にした。共同研究等の契約段階において,知財関連 条項を列記する企業(製薬関連企業,電気関連企業等)もあるが,多くのパターンは,特許関連事項は別 途協議としている。
<企業との共同研究等に係る交渉や協議について>
【問6】
共同研究等の契約において、貴機関と企業のどちらの契約雛形を利用されますか。研究形態別に国 内企業と外国企業のそれぞれで、当てはまるもの一つを選んで「〇」をつけて下さい。■共同研究
選択肢 国内企業 外国企業
1 自機関の雛形を基本とすることが多い 76 74% 13 13%
2 先方の雛形を基本とすることが多い 3 3% 20 19%
3 ケースバイケースであり、どちらともいえない 15 15% 19 18%
4 実績がない 5 5% 33 32%
回答なし 4 4% 18 17%
総数 103 100% 103 100%
■受託研究
選択肢 国内企業 外国企業
1 自機関の雛形を基本とすることが多い 63 61% 9 9%
2 先方の雛形を基本とすることが多い 11 11% 14 14%
3 ケースバイケースであり、どちらともいえない 18 17% 14 14%
4 実績がない 1 1% 46 45%
回答なし 10 10% 20 19%
総数 103 100% 103 100%